モックセンター のブログ

携帯電話スマートフォンのモックアップを販売しているモックセンターの中の人のブログです。中の人はTVチャンピオンケータイ通選手権の出場者でもあります。最低週に1度は更新したいと思います。弊社の業務に関するお問合わせは弊社ホームページのお問い合わせフォームや電話窓口にお寄せ下さい。

私のケータイ遍歴 その5


 我ながら、本当に色んな携帯電話を小刻みに買い替えてきたものです。


 2008年に各社が分割払いシステムを取り入れる前は、端末の購入は購入時の一括払いで値段は0円から、高くても1万円台後半くらいで買えましたし、だいたいどの会社も1つの端末を10ヶ月以上使用すれば新たに機種変更出来るという受付条件を設けておりました。ですから、基本的に2台持ちしていた私は多い年で4台買い替えていたと思いますし、それ以外にも会社から支給された携帯電話を持っていた時もありましたので、それら全てを思い出すだけでも大変です。
 今のシステムと比べれば、非常に恵まれた時期だったと思います。今はほとんど分割払いで、支払総額は安くても3万から4万、高いもので10万を超えるものもありますので、機種変更の値段が1万円を超えたくらいで高いと文句をつけていたあの頃の私自身が、なんだか気恥ずかしくもあります。

2002年~2005年


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 深い考えもなければ、これといった理由もなく、ただ漠然と購入したのがこの機種です。なにが良くて選んだのか今になって振り返ると、丸いのがよく見えたとか、そんな程度でしか無かったと思います。たくさんパケット通信を使うために購入したWIN機ですが、たしか数ヶ月で使うのを止めてしまったような、本当に薄い記憶しか残っていません。



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 ソニー製の初のWIN機でしたが、これが非常に良い、非の打ち所のない名機でした。今でもガラケーには十字キーが備わっているのが普通ですが、この機種は十字キーの上下がジョグダイヤルとなっていて、左右にはボタンが配置されて十字キーとしての機能が備わっております。これでメールなどの文字入力をする時に漢字変換で候補から選ぶ際、ジョグダイヤルをコロコロ回せば極めてスムーズに文字入力が出来るという優れものでした。処理能力も当時のau機の中では特筆すべき速さで、当時「モッサリ」というのが携帯マニアの間でよく使われた処理能力の劣る機種の呼び方だったわけですけど、この機種はモッサリとは無縁でありました。
 これより少し前のソニー製モデルは、特にドコモ向けモデルで不具合がたびたび起きていてソニーのブランドイメージが失墜しかかっていたわけですが、このあたりのモデルで完全に失地回復を果たしてきたと記憶しています。



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 主に通話とメールを使う目的で所有していたのがこの機種です。この頃のモデルは携帯業界全般的に比較的厚みのあるものが多かったのですが、この機種は当時としてはスリムで、それでいて液晶画面が精彩でキレイだと感じたのを覚えています。ここまでハッキリと「青!」という青のボディカラーも珍しく、ベイスターズファンとしては当然青を選ぶ以外にありませんでした。
 メール入力などで重要になる漢字変換の能力は、当時カシオ製に搭載されていたATOKソニーPOboxが評判の良いグループで、逆にこの機種を始めとした三洋の漢字変換は少々お馬鹿さんだったかな、と記憶しています。



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 auが満を持して市場に投下した「WIN」の記念すべき第一号モデルです。WINというのは、当時としては極めて速い2.4Mbpsでパケット通信を行えるシステムです。当時のドコモのFOMAが0.384Mbpsだったはずですから、どれくらい飛び抜けていたかがわかると思います。さらに速いだけでなく、「パケ死」が社会問題になったのが記憶に新しいこの時期、パケット通信料金の定額制が実現したのもエポックメイキングでありました。

 私は子供の頃からあまりアニメに縁がなかったのでガンダムのこともほとんど存じないのですが、この機種の赤いカラーバリエーションは発表直後から「シャア専用」という風にマニアの間で呼ばれておりました。私はシャア専用とは何なのかもよくわからないのに、それでも赤を選びました。
 この機種は非常に珍しい、大小の容量別に2種類の電池パックがプリセットされておりまして、大容量の電池パックを装着すると、それはそれはこんもりとした、いびつな形状の携帯電話になりましたし、大き過ぎて女性の手では収まりきらなかったのでは?という感じもありました。
 
 WINは通信速度が速いんだと盛んに宣伝されていましたので、それはそれは絶大な期待を持ってこの機種でパケット通信に励みましたが、端末の処理能力がそれほどでも無かったらしく、その画期的な通信速度を肌感覚でそこまで味わえたか?と言えば、正直な所そこまでではありませんでした。京浜東北線東海道線になった、くらいの感覚といえばわかってもらえるでしょうか。


 ちなみにこの機種は名目上は京セラ製となっていますが、実際には日立のOEMとなっております。この頃はOEM供給される携帯電話が結構色々ありましたね。




ケータイWatch ケータイ新製品SHOW CASE

Mobile:さようなら、フル機能のFOMA「D2101V」


 弊社が今の今まで、ただの一度もモックを入荷できていない、幻のモデル「FOMA D2101V」を買いました。今のところ私にとって最後のドコモ端末でもあります。どうも聞く所によれば、市場で普通に売れた台数が500台とか、それくらいとことん売れなかったらしい、この機種です。私はたまたま勤務先とは無関係の某ドコモショップで1円で投げ売りされているのを見かけて、つい出来心で買ってしまいました。

 この機種は、とにかくでかいです。何かと比べられればわかりやすいと思いますが、少なくとも21世紀に入って以降、こんなに大きなガラケーなど見たことがありませんので、携帯電話と比較するのは難しいです。だいたい600mmリットルのペットボトルくらいの大きさ、かもしれません。
 バッテリーの待ち受け時間はカタログスペックで1日程度ですが、実際には8時間くらいしか持たなかったと記憶しています。この機種はテレビ電話にも対応しており、なぜかFOMAを購入した、ギャル風の同僚とテレビ電話をしたのを覚えています。いくらテレビ電話の機能を持っていても、テレビ電話搭載の携帯電話を持っている人が身近にいなければ使いようがないという、当たり前過ぎる大きな壁を感じました。

 発売された頃はとにかく重いでかいと馬鹿にされたこの機種ですが、今振り返ってみれば、現代のスマートフォンもこれ(160グラム)と同じくらいの重さがあるわけでして、評価基準というのは時代によって色々あるものですね。




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 厳密に言いますと、私が持っていたのはこの機種のベースとなったA5303Hという機種です。形状は全く同じで、カラーバリエーションが異なります。私が持っていたのはシルバーとレッドのツートンカラーでして、当時は「ウルトラマン携帯」などと呼ばれておりました。
 日立が携帯電話を作って売っていたなどとは今の人は全く見当もつかないかもしれませんが、当時の日立はauにだけcdmaOneの端末をちょこちょこ作って販売しており、確か北米向けにも輸出をしていたように記憶しています。日立のグループで日立国際電気という会社も携帯を作っていて、こちらは主にドコモ向けに作っておりました。


 この機種の特徴は、カメラがヒンジ部についていて、外側にも内側にも向けることが出来るというギミックが搭載されていたことです。今のスマートフォンはインカメラとアウトカメラがついているのが当たり前ですが、当時はアウトカメラだけしかついておりませんので、いわゆる「自撮り」をするのは結構大変な作業でありました。それが手軽にできるようになったという機構です。
 その他、日立の携帯電話には「気配りスイッチ」なるものがありまして、本体側面にマナーモードにするためのスライドスイッチがあり、電話を鳴らしてはいけない場所でうっかり鳴らしてしまった時に、わざわざポケットから出さずにすぐにマナーモードに出来るという、簡単なようで案外そうでもない、かゆいところに手が届く素晴らしい機種でした。


 余談ですが、私の地元である川崎市の平間という街で、元モー娘。後藤真希さんが主演の映画のロケが行われまして、後藤真希さんや武田鉄矢さん等のビッグネームが平間にお越しになったのですが、そのロケで後藤真希さんが小道具として使っていたのが、このA5303Hで、カラーバリエーションも私と同じウルトラマンでした。
 もう10年以上も経つのに、すごく嬉しかったので鮮明に記憶しております。







以降は後日に続きます

私のケータイ遍歴 その4


 再びケータイ遍歴の続きを書きたいと思います。プライベートが充実していないので、おかげでブログ更新が実によく捗ります。


2005年~2008年


 この頃の私は代理店の中の人になっておりまして、現場に立つことは殆どありませんでしたし、ちょっと違う仕事に関与したりしていました。
 不思議なもので、現場を離れてしまうと、携帯電話の新しい知識があまり頭に入ってこないようになってしまいました。それまでは仕事で特に必要ではない領域まで勝手に調べて、学んで、知識を積み上げてきたのですが、そのルーティンが崩れつつあった、そういう時期を過ごしていました。


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 私は時々古い機種をわざわざ用意して使い始める事があるとケータイ遍歴シリーズの最初の記事の中で書きましたが、このC452CAを買った時こそがまさにそれでした。
 購入したのは2006年頃だったと思いますが、当時の携帯業界はどのメーカーも折りたたみ式ばかりリリースしており、私もその時流に流されて折りたたみ式の機種を使っていたのですが、ある時ふと「このままでいいのか」と思い立ちまして、あえてこの機種を人づてにご用意いただき、使い始める事に致しました。

 さて、この機種の通信方式はcdmaoneと言います。1990年代末期に日本移動通信とDDIセルラーグループが供用し始めたもので、その後この2社が経営統合し、やがて「CDMA2000」や「WIN」と名称が付けられたかなり大幅にアップグレードされた通信システムが次々と供用されるようになりましたので、私がこの機種を使い始めた時期は、既に旬を遠い昔に終えた旧世代方式という位置付けでありました。
 そういうものをわざわざ選ぶからには色々とデメリットもあり、当時私が使っていたauのメールアドレス(@ezweb.ne.jp)を新しいものに変更しなくてはならなくなりました。


 日頃から新しい携帯電話に慣れ親しんでいた私にとって、ある意味斬新と言えるほど液晶画面がチープでありました。昔の機種を使っているのですから当然ですが、最新機種と比べて解像度が万倍くらい違う液晶画面とはこういうものなのか、という感動がそこにありました。


 正直言いまして私は今でも通話用携帯はストレート型の方が良いと思っている位ですので、チープな液晶にさえ慣れてしまえば、あとはすこぶる気分良く、しばらくの間この機種を使い続けたのですが、デコメールを使わなければならない事情があり、2007年か2008年くらいに選手交代と相成りました。


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 当時のauはオレンジのカラーバリエーションをいろんな機種に配置しておりました。業界トップのドコモの機種が比較的オーソドックスなカラーバリエーションに抑えられていましたので、少し冒険してみた感じを演出したのかもしれません。というわけでW41CAのオレンジを買いました。
 
 パケット通信をガリガリ使い込む為に持っているセカンド機という位置付けでしたが、機能面で特に目覚ましいと感じるような要素は見当たらず、あえて言えば個性の中途半端な機種だったかもしれません。1年使い続けたかどうか、あんまりこれといった印象が思い出せませんね。


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 日本で最初にワンセグTVを搭載させたW33SAも買いました。当時のauには「ダブル定額」という名前のパケット通信定額サービスがありまして、このサービスを受けるためにはauの中でも「WIN」方式の携帯電話を使う必要があったものですから、したがってこの機種はダブル定額のために持つセカンド機という位置付けでありました。
 テレビについては思ったようには映りませんでした。当時の勤め先が都内にありまして、そこから川崎市内の自宅へ帰る電車の中で見られたら良いなと言う思惑もあったのですが、あいにくほとんど見られませんでした。当時の東急東横線は全線で地上を走っていましたので電波が届いてもおかしくない筈なのになぁと思いましたが、やむを得ず、ダブル定額でめいっぱいパケット通信をして通勤時間を過ごすことになりました。
 という事情もあり、それほど長い期間は使い続けられなかったように思います。




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 私は当時、カシオ愛に満ち満ちた人間でありました。2001年で打ち止めになったG'zONEシリーズの復活を心から願い、携帯電話関係者に会う度にこの事を言い続けておりました。auの新製品発表会では直接メーカーのご担当者にお話を聞く機会がありますので、その都度復活の要望を告げましたし、auの営業の方にも言いました。確かTVチャンピオンの収録の時にもそのような話を誰かれ構わず言っていたように記憶しています。
 そして2005年、念願かなってついに復活の運びとなった新しいG'zONEですから、発売日に即買いしたのは言うまでもありません。当時の私は中の人でしたので、有無を言わせずに私の分の在庫を確保させました。

 感動のご対面となった新しいG'zONEは、以前とは違い折りたたみ式になった事が若干不満ではあったものの、100点満点で150点くらい与えたくなるような、素晴らしい一台でした。
 お時間の有る方はモックの写真をご覧いただきたいのですが、モックについているバンパーが全て違う形状をしているのがわかると思います。これは購入時のパッケージに3種類とも同梱されており、ユーザーが好きなものを選んで装着出来るようになっている、心憎い演出がなされていたのです。ですから私は、とにかくウキウキしながら、勤務時間中にもかかわらず仕事そっちのけでバンパーを取り付けた事をよく覚えています。


 この機種は主に通話とメールで使用していましたので特に新商品が出ても買い換える動機にはならなかったのですが、色々と思う所があり、1年位使った所でC452CAに選手交代と相成りました。




 
以降は後日に続きます

#ヤフオク の商品名ルールが変わることに対する感想

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付属物(箱、説明書等)や模型(モック)、パンフレット等の出品について -お知らせ - ヤフオク!



 ケータイ遍歴を一旦中断して、先日発表されたヤフオクのルール改定について私なりに思ったことなどを書かせて頂きたいと思います。



 まず、ざっと読んでみた感想としては、いかようにも解釈できる、あいまいで、そして危ういルールだと思いました。


 これはヤフオクだけではありませんが、大手ネットサービスの運営側には大勢のスタッフの方が関わっているのが一般的で、なかにはスタッフの方によって対応にバラツキが見られる場合も少なくありません。
 私は以前「続・モックを本物の携帯電話と思われて注文されてしまう件 (追記 2016/11/09 13:57) - 保土ヶ谷モックセンター のブログ」という記事の中でアマゾンの対応について書きましたが、アマゾンも対応する担当者によってかなり違います。カスタマーサポートとアカウントスペシャリストという2つの部署で見解が正反対に割れて私がそこに巻き込まれたり、新規出品者を勧誘する部署のスタッフとカスタマーサポートとで言い分が異なったりという事例がザラにありました。
 ヤフオクを管理運営するセクションが運営にどの程度均一性を持っているのか私はわかりませんが、この文面を読んだ限り、果たしてどの程度機能するのか、対応するスタッフによってゴールポストがあちこち動き回る事態にならないか、非常に心配する所です。


 ですから、個々の事例についてもっと具体的に細かく定義付けを行うべきだと私は思います。
 例えばモックアップであれば「商品タイトルの先頭に「モック」とつけなければならない」、説明書なら「商品タイトルの先頭に「説明書」とつけなければならない」くらいギチギチに縛る必要を感じます。
 このヤフオクのリリース文を読んだ限り、色々と逃げ道が作ってあって、なんとでもなってしまうと、私は思います。

 
 もっとも、それ以前の問題として、ヤフオクではカテゴリー違いのルールを無視した出品物が平気でまかり通っていたりします。モックのカテゴリーに液晶保護フィルムや白ロムがそのまま出品されているのを日頃から目にしておりますので、果たしてどの程度マネジメント出来ているのか、という点も気がかりです。




 このルール改定がどのような問題意識を発端として実現に至ったのか、私は内部事情を知る立場にないのでわかりません。問題意識を持って頂けることには感謝を申し上げますが、しかしながら、誰を守ろうとしているのか、いまいちよくわからないという、複雑な気持ちで受け止めています。


 ヤフオクのリリースを読む限り、説明書や付属品、模型、モックなどについて、商品タイトルに注意喚起を入れる事が求められているわけですが、それはすなわち、商品説明を読まずに取引を行うことをヤフオク自ら是認するのかのような
印象が拭えません。
 出品者自ら商品説明すらその点に触れずに出品しているなら問題が有るでしょうが、多くの場合商品説明には何かしらの説明書きをしていますから、まずは必ず商品説明を読ませる事を第一に考えるべきではないでしょうか。例えば入札ボタンを商品説明の一番最後に設置して、一度ディスプレイに商品説明を表示させてからでなければ入札ボタンを押せない仕組みにする等、やりようはいくらでもあるのではないでしょうか。


 私が「誰を守ろうとしているのか」と疑義を呈しているのもまさにそこで、商品説明に書いて有ることを読まずに入札したがために生じたトラブルを問題視して、その改善策として出してきたルールが今回のものだとするのであれば、それでは落札者を守ることも出来ませんし、出品者を守ることにも繋がらないと、私は思うわけです。




 最近は様々な事業者が「わずらわしさを極力排除する」事でしのぎを削っておられるわけですが、しかしそれによって必要事項の確認まで排除してしまってはトラブルを増やすだけであり、消費者の側もその点に留意すべきであります。


 携帯電話の契約や購入手続きも、昔は複写式の申込書に住所氏名電話番号を書いて免許証のコピーを取る程度で済むような、非常に簡便であっさりとしたものでしたが、それでトラブルが年々増えてしまったせいで、今日のような煩雑な手続きを必要としなければならなくなったわけです。最近では「レ点チェック」も消費者自らで行わなければならないと言われるようになりました。
 煩雑な手続きがあるのは、その背景に少なくないトラブルが生じていたからであって、消費者の側にも重々ご理解いただきたい所です。


 また、ヤフオクのような業界のガリバーは、消費者に向けた意識の啓蒙活動を行うべき立場にもあろうかと思います。「啓蒙する義務がある」とまで書くと言葉が強過ぎますが、それに近い立場なのではないかと思います。


 メルカリや楽天系のようなライバルが勢いをつけてきて競争が大変なのは確かでしょうが、しかし、だからといってヤフオクまでやすきに流れてしまうようでは、消費者としていよいよ困ってしまいます。
 メルカリのように「ネットフリマ界の西○」と揶揄されるような所と同じ土俵に乗られては、もはやネットオークションやネットフリマにクオリティを期待することが不可能になりますので、ヤフオクにはそこで踏み止まっていただきたいと私は願っています。




 弊社では元々商品タイトルの冒頭に「●モック●」とつけて出品しておりますから今回のルール改定には何もせずとも合致出来ている状態と言えますが、過去から今日まで一定数の間違え入札が後を絶たず、かれこれ7年に渡って追加のアプローチについて試行錯誤を続けてきました。


 先日書いた記事へのコメントの中でも「モックだけではわからない人も多いのでは?」といったご意見を多数頂戴しており、私も全くの同意見であります。そして、だからこそ今回のヤフオクのルール改正の実効性がいかほどのものなのか、心配しているのです。


 こういったトラブルは無いに越したことはありませんので、ヤフオクさんにはもうちょっと踏み込んだ対応をとってもらえたら良いのになと、そんな風に結論づけたい所です。











私のケータイ遍歴 その3

 今日も性懲り無く続けてみようと思います。世はiPhoneの国内販売が始まったかどうか、くらいの年代になります。


2008年~2011年


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 久しぶりにau以外の端末がおでましです。当時のウィルコムは他社に先駆けて、ウィルコム同士の通話を無料とする定額プランを設けておりまして、若い人たちの間で普段使いする携帯電話とは別に、もう1台ウィルコムを持つというスタイルが広がりつつありました。
 当時の私は既に三十路に突入していて、決して「若い人」を自称できる年齢ではありませんでしたが、プライベートで何かと通話を、特に長電話をする事が多かったものですから、「ウィルコム」名義になってからでは初めて(DDIポケット時代の購入経験有り)、当時弊社で経営していた携帯ショップでウィルコムの端末を購入しました。
 ウィルコムは後にソフトバンクグループの傘下に入り、そしてイーモバイルと経営統合してワイモバイルへと生まれ変わっていったわけですが、この定額プランが若い人の間で評価されていた時期について言えば、ウィルコム単独でそのままやっていけるのではないかというムードもあったように記憶しています。この頃のウィルコムは時代の先をゆくスマートフォンW-ZERO3」をリリースしたりと、なかなかチャレンジングなキャリアだったなぁと懐かしく思っています。


 この時期はWX320Tの他にエアエッジも1台契約し、ノートパソコンに挿して利用しておりました。玄人好みのする良いキャリアだったと思い起こされます。



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 仕事用の携帯電話として1年位利用いたしました。機能が色々と備わっている割には薄型でズボンのポケットに入れても違和感がなく、音楽機能も当時としては質量ともに上質で、良い機種だったと思います。ほぼ通話専用機でしたのでezwebの使い勝手云々は把握できていません。




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 携帯業界にありがちな、とある数合わせ的な理由で手に入れたのが816SHです。今のところ、一番最後に入手したソフトバンク端末になろうかと思います。当時のソフトバンクは、いわゆるプラチナバンドを手に入れる前でしたので、普段使っているauと比べると通信の安定性に関しては少し劣るところがありました。
 ただし端末としては非常にコンパクトで機能性にも優れていましたので、決して悪いものではありませんでした。この先シャープはスライド型のモデルを定期的にリリースするようになりますが、これがその出発点という事になるでしょうか。スライド型を中心にリリースしていた三菱電機が携帯電話の製造から撤退してしまった時期と重なりますね。




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 この機種は当時のauの中では珍しいGSMのデュアル機でして、海外旅行に行った時に便利だなぁと、海外に行く予定も無いのに購入しました。ちょうどその数か月前に中国に行きまして、KDDIのレンタルで日本語対応をしていないノキアGSM機を現地で使用したものの、いまいち釈然としないまま帰国の途についたという経験が、私をそういう行動に走らせたのかもしれません。
 GSMが乗っかっている以外はこれといった特徴のないモデルでして、したがってあまり印象が強く残っていませんね。



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 そんなに強い魅力を覚えて購入したわけではなく、当時流行っていた「デコメ」に対応しなければいけない事情があり、それで手っ取り早く購入したのがこの機種です。ほんの数ヶ月待てば大好きなG'zONEを購入出来たのに、惜しいことをした、とも思いました。
 耐衝撃性はありませんが、防水には対応していましたので、そこはカシオらしさをキープしていて良かったと思うのですが、今まで使ってきた機種の中で比べれば少しバグが多かったような気もします。いきなり電波が圏外になって復帰しなくなるとか、電源が落ちるとかの記憶があります。ヒンジ周りが弱かったのかもしれません。あとは液晶画面内部にホコリが入り込むような事もありましたね。そんなに長い期間は使いませんでしたが、ちょっとカシオの評価を下げてしまった1台でした。



以降は後日に続きます

私のケータイ遍歴 その2

 昨日に引き続き、全くの自己満足で私のケータイ遍歴を書き連ねていきたいと思います。

2011年~2013年


 この時期は皆様もよくご存知の東日本大震災がありまして、弊社の経営にも甚大な影響が出てとても苦しい思いをしておりました。幸い旧知の社長さんや取引先の携帯ショップ様から手厚い保護をしていただき経営破綻を免れる事ができましたが、そういう財政事情なのもあり、あまりたくさんの携帯電話を買い換える事はできませんでした。


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 仕事用携帯として、ほとんど通話用としてこのスマートフォンを手に入れて使用しておりました。それまではauのガラケーを仕事用携帯として使っていたのですが、IS11LGであればわざわざauショップに持ち込んでSIMロックの手続きをする必要なく、ガラケーSIMカードをそのまま差し替えて使えるというのが理由でした。ドコモやソフトバンクのように同じキャリアのSIMカードなら自由に差し替えて使用できるシステムであればわざわざ選ばなかったであろう選択肢、と言えます。
 ほとんどスマートフォンとして使用しておりませんので処理能力等の感想は特段ありませんが、いつの間にか電源が落ちている的なトラブルは見られず、その他の不満もありませんでした。


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 後で触れることになるNexus7でタブレット端末の良さを身をもって体感した私は、2013年頃になってOSのアップデートで急激に動きが悪くなったNexus7の後継機として、Nexus7と同じ台湾ASUSのMeMO_Padを購入しました。
 私の中ではAndroidタブレットとはNexus7の処理能力が基準になってしまっていたせいで、このMeMO_Padには多少物足らなさを感じてしまいました。後で考えれば1万数千円レベルのAndroidタブレットでこれだけ動いてくれれば御の字だったとわかるわけですが、とにかくNexus7は偉大だったと、あらためて感じました。
 ただMeMO_Padそのものも処理能力は及第点を与えられるレベルでしたし、タッチパネルの感度もまずまず納得のいくものではありました。




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 2012年に人生初のタブレット端末としてNexus7の初号機を、日本国内販売が開始されたのとほとんど同時に近いタイミングで購入してみました。人気の商品なので家電量販店の一般販売分ではなく、BIGLOBEモバイルルーターMVNO契約とセットという形での購入となりましたが、MVNOにしてもNexus7にしても、大変満足度が高い買い物になりました。
 確か価格は18.000円もしなかったと思いますが、それでも処理能力が高く、バッテリーの持ちも非常に良く、これが18.000円のAndroidタブレットという認識の元になりました。これがキッカケとなって同じくらいの価格帯のタブレットを買い替え続けて今日に至るわけですが、どういう事か、満足度がどんどん下がっていく気がします。それくらいNexus7は凄かったと、今でも感心する所です。



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 2011年に初めての台湾スマホであるISW11HTを購入しました。当時の私は仕事で外出するときにはノートパソコンを持ち歩き、必要に応じてカタカタとやっておりましたので、ISW11HTのテザリングはとても魅力的だったのです。
 当時のスマートフォンは能力的にそこまで仕事で使い倒せるほどではありませんでしたので、あくまで電話ができるモバイルルーターのようなものとして重宝いたしました。アプリに関してはグーグルのナビと、アメリカのネットラジオのアプリ(AccuRadio)くらいしか使っておりませんでしたが、これといった不満は無かったと記憶しています。



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 私が初めて使用したスマートフォンがこちらです。今ではすっかり見かけなくなった折りたたみ式&キーボード式でして、OSのアップデートをやるとかやらないとかでユーザー界隈をざわつかせたことでも知られる迷機です。
 この機種の一番のセールスポイントは、私はワンセグTVにあったのではないかと思っております。電波の受信感度も良好でしたし、端末の形状的にも見やすかったと記憶しています。私はこの機種を車のダッシュボードに乗せて簡易テレビのようにして扱っていましたが、きちんとカーアンテナを設置した車載テレビと比べれば多少劣るものの、これだけ楽に扱えるのを考えればこれで充分だと、結構長いことを使い続けてきました。
 今は手帳型のスマホカバーを装着している方が非常に多いわけですが、そういう状況を見るに、このIS01のような折りたたみ式のスマートフォンが今ならそれなりに評価される土壌になってきたのでは?などと考えている所です。



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 昨日auから「6年ぶりにタフネスガラケーが発売!」というニュースが飛び込んできたわけですが、まさにその6年前に登場したタフネスガラケーを発売から間もなく大喜びで購入して、2016年の秋にGRATINA4Gに買い換えるまで6年もの長きに渡って使い続けてまいりました。

 この時期の私は最新商品に勢い良く飛びつくような若々しさが完全に失われておりまして、ほとんどは発売から少し経ってから購入するとか、もしくはお取引先から頂戴したとかいうあんまりガジェット好きらしくない落ち着き払ったモバイル購入スタイルを取っていたのですが、このカシオのG-SHOCKケータイに関しては完全に特別枠、ある意味携帯電話のAO入試ともいうべき特別な扱いでもって、光の速さでただちに購入しました。保土ヶ谷区内の某auショップで、どういう店員さんに担当してもらったかまで、当時の状況を克明に記憶しているくらい、それほどまでに私にとって特別な携帯電話、でした。
 購入してから、ezwebは「Wi-Fi WIN」などという、自分の家のWi-Fiルーターと自分の携帯電話で通信するのになぜかauに毎月500円払わなければならない不思議なサービスを無条件降伏で受け入れて、auのezwebをドコモ回線のMVNOを通して接続させるという画期的な使い方をしたりもしたものの、2014年に「Wi-Fi WIN」が短い生涯を終えることとなり、あとは純粋に通話とEメールだけの通信機器として活躍を続けてまいりました。

 本日発表されたタフネスガラケーことTORQUE_X01の外見は、まさにこのCAY01の焼き直し、もとい後継機として威風堂々たるものですので、私も遠からず買うことになるだろうと思います。京セラがカシオの魂を受け継いでくれた事を、素直に感謝したいと思います。




以降は後日に続きます

私のケータイ遍歴 その1

 昔の携帯電話について調べようとインターネットサイトをあちこち検索しておりますと、一昔以上前の人達が作っていたとおぼしき、管理人自身のケータイ遍歴を披露するウェブサイトがちょこちょことヒットしてまいります。


 「私が初めて契約したDDIポケットの端末は○○で、次は○○で、その次はPHSからデジタルツーカーの○○に買い換えて」といったような携帯遍歴を事細かに書いてらっしゃるサイトが今でも数多く残されておりまして、そういったものを拝見しながら昔の携帯電話端末の発売年や型番など、私が知らない情報を整理する手がかりとさせて頂いています。

 
 そしてそういったサイトを拝見しながら、単なる自己満足に過ぎませんが、私の携帯電話端末の使用遍歴みたいなものを書き残しておきたくなりました。要するに真似をしてみたくなったのです。


 というわけで、全く自己満足に過ぎませんが、これより先、最も新しいものから過去に遡る形で私のケータイ遍歴を開陳してみようと思います。


現在~


www.freetel.jp


 まず最初にお断り申し上げますが、このリンクはアフィリエイトではありませんのでご安心下さい。

 2016年も暮れの押し迫った時期にふと思い立って、フリーテルのMUSASHIを購入してみました。
 購入以来、仕事用の携帯電話兼テザリング係としての任務を果たしているわけですが、ポケモンGOレベルの処理能力でもやや力不足の感が否めず、早くも選手交代の時期を探っている所です。値段が値段(ヨドバシ横浜で15000円程度)ですから、ちょっと無理な希望を抱き過ぎたかな?と反省しております。





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 プライベートではガラケーのGRATINA4Gを使用しています。購入時期は昨年の秋頃だったと思います。液晶画面がタッチパネル式だったら良かったな?と思う程度で、あまり深い感慨も感動もありません。私はメインの携帯はガラケーという方針を持っておりまして、それでこの選択になったわけですが、近頃のガラケー界はあんまり品選びでワクワク出来ないなと、そんな風に思っております。


2015年~2016年


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 2016年の仕事納めまで仕事用の携帯電話兼テザリング係を務めておりました。HTCはソツがないスマホメーカーとして高く評価している所ですが、やはりこのモデルについても不満に感じる点がほとんどありませんでした。音楽を聞く時の音質も良かったと思いますし、ポケモンGOをプレイするのに全くストレスを感じさせない処理能力の高さも高評価です。特に嫌な点があってお役御免になったわけではないため、現在でもWi-Fi運用で時々何らかの形で使用することがあります。



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 この時期はタブレットで試行錯誤しました。それまで使用していたASUSのMemoPADに電池の消耗が見られたため、ケーブルテレビの加入時に事実上のプレゼントとして受け取ったJcomタブレット(LG製)を使用するも、処理能力やJcomの独自UIにいまいち満足できず、次にHuaweiの、たぶんMediaPADだったと思いますが、特に深い考えもなく購入してみました。しかしながらタッチパネルの反応にストレスを覚え、ただちに選手交代を決意。紆余曲折を経て購入したのがこのタブレットでした。

 ガラケータブレットの合わせ持ちをしております。タブレットは7インチから8インチ程度で、エントリーモデルのようなもので良いという理由で選びました。期せずして京セラガラケータブレットの組み合わせになりましたが、特に京セラが好きなメーカーというわけではありません。
 使い道はウェブとメールとナビで8割くらいですからスペックとしてはこの程度で充分です、と当初考えていたものの、その後登場したポケモンGOをプレイするようになり、充電しながらポケモンGOをプレイしようとすると発熱過多で充電が止まってしまうから、やっぱりもうちょっとスペックが高かったほうが良かったかも、等とワガママな思いが脳裏をよぎり始めております。こちらもそろそろ選手交代の時期を探っています。



2013年~2015年

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 2013年頃、仕事用の携帯電話はコンパクトなガラケーが良い!と急に思い立ち、ヤフオクで用立ててみました。電話、しかも99%受信でしか使うつもりがありませんでしたので、手に入り次第ただちにauショップに持ち込み、あえてプリペイド登録で1万円で1年間使えるプランで使用し始めました。
 今では絶滅危惧種になりつつあるネックストラップで首から下げていても全く苦にならない軽量ボディで、なおかつブルートゥースにも対応しておりますので車を運転する時はハンズフリーに出来ましたし、全く問題がありませんでした。ただし、ちょうどプリペイドの期限が近づいてきた位になってアラームの不具合が出始めたのを機に選手交代といたしました。
 この後にもちょこちょこ出てまいりますが、私は時々、あえて古い機種を用立てて使用し始める事があります。



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 確か2013年頃に使い始めたのがHTL21です。その前にもHTCのスマートフォンを使用した経験があるため、今回も全幅の信頼を置くことが出来ました。プリセットされていたBeatsの音響システムが良かったのか、音楽の音質もこれまで使用したどのスマートフォンよりも良く感じました。SoundCloudというアプリで音楽を聞く時の親和性がこの上なく良かったという風に記憶しています。GPSの精度も格段に良く、方向音痴の私を何度となく助けてくれました。中途半端な精度のGPSがかえって私を窮地に追い込むことがしばしばありましたので、HTCは神メーカーという認識を持つに至りました。
 今でも私の車でWi-Fi運用のナビ専用機として活躍しています。これさえあれば据え置き型のカーナビなどを購入する必要性を全く感じませんね。



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 HTL21よりも少し前に仕事用の携帯電話兼テザリング係として購入したのがKYL21です。auLTE対応初号機が複数メーカーから出ていて、その中で安く購入出来るものならなんでも良いといういい加減な理由で選びました。使ってみた感想としては、時々異常発熱したり電源が落ちたりと不安定な所があり、仕事用の携帯電話なのに気付いたら電源が落ちていて電話に出られない事態等が起きたことに業を煮やして、あっさりと選手交代になりました。タブレットの時もそうですが、「安物買いの銭失い」を地で行く私です。





以降は後日に続きます

あけましておめでとうございます


 あけましておめでとうございます。


 弊社は今日から仕事始めをさせて頂きます。昨年の12月になってカレンダーを眺めながらようやく決めた年末年始の休業期間でしたが、今になってみて、ちょっと失敗したかな、もう少し早く仕事始めをすれば良かったかな?と後悔をにじませながら、今年最初のブログ記事を書いています。
 たまたま4日の朝電車に乗る機会があったのですが、そこにはいつもと変わらぬ通勤ラッシュが起こっておりまして、世間の皆々様がこんなに早く仕事始めしているとはと初めて気づきまして、それで少し後悔したわけです。


 この休業期間中、私個人的には身内によろしくない出来事があったため遠くへ出掛けることはせずに、近場をうろちょろしたりしながら過ごしました。
 いつもなら青春18きっぷを使って趣味の乗り鉄に出掛けるタイミングでしたが、毎年同じようなことを繰り返していて、そろそろ乗り鉄で行きたくなるような場所も少なくなってきたのもありましたので、今回、遠出を諦める覚悟は難しいものではありませんでした。
 もっとも、年末は黒いスーツに黒いネクタイで過ごしていましたので、覚悟も何も諦める以外の選択肢は残されていませんでしたしね。


 それで、黒いスーツを着て久しぶりに家族一同で顔を合わせることになったのですが、そこでは、2人いる妹のうち上の方がZenFoneを持ち、下の方がフリーテルのMUSASHIを持っているという、なんだか実に私の妹らしいチョイスを目の当たりにしてしまいました。
 2人とも携帯電話とは全く関係のない仕事をし、携帯電話が趣味というわけでもないのに、どうしてこういう渋いチョイスをしているのでしょうか。

 そして、あろうことか、私自身もつい最近フリーテルのMUSASHIを買って大喜びしていたばかりだったものですから、まさかのMUSASHI被りに驚きを禁じえませんでした。iPhoneXperiaのようなメジャーなモデルで被るのは不思議ではないですが、MUSASHIで被るとは、まさかのまさかでした。

 おかげで小学生の甥っ子たちの方が私より巧みにMUSASHIを使いこなすという、携帯業界18年目の私にとってあるまじき事態になってしまいました。一応私も携帯業界の隅っこの方でプロの意地を持って働いてきたつもりでしたが、MUSASHIを巧みに使いこなす小学4年生を目の当たりにして、敗北感のようなものを感じずにはいられませんでした。



 また、以前にも少しこのブログの中で触れましたが、この年末年始にお店をお辞めになった携帯ショップ様が数軒、弊社のお取引先の中からも出てしまっておりましたので、僅かではありますがお手伝いさせて頂きました。

 弊社で販売しているモックアップは本来携帯ショップの展示に用いるためにこの世に生を受けた存在ですけれども、どういうわけか、まだ携帯ショップの店頭に飾られてあるべき新しいモデルのモックアップがどうして弊社で取り扱われているのかと言いますと、こういうお店をお辞めになった携帯ショップ様から供給頂いているから、なのであります。お店を閉めて必要がなくなったから、新しいモデルのモックアップであっても弊社に回ってくるという事情なのでありまして、ですから新しいモデルがザクザク揃ってしまう状況を手放しでは喜べない、そういう胸の内もあります。



 本日からまた心を新たに、少しでもお客様のお役に立てるよう、工夫と努力を重ねてまいりたいと思います。まだまだ至らない点も多々ございますが、至らない点をしらみつぶしに解決し、より良いサービスを作り上げていきたいと考えておりますので、本年も保土ヶ谷モックセンターを宜しくお願い申し上げます。