保土ヶ谷モックセンター のブログ

携帯電話スマートフォンのモックアップを販売している保土ヶ谷モックセンターの中の人のブログです。最低週に1度は更新したいと思います。弊社の業務に関するお問合わせは弊社ホームページのお問い合わせフォームや電話窓口にお寄せ下さい。

サバサバとした接客対応を心掛けています

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 弊社が特に高い優先順位をつけて取り組んでいるポイントが2つあります。「品揃えを徹底的に増やす」「なるべく早くお届けする」の2点です。


 品揃えを増やす為には予算が必要ですので、極力無駄を省いて運転資金を捻出する努力をしたり、スポンサーになって下さる方を探したりしています。


 なるべく早くお届けする為には、当日発送の締め切り時刻をギリギリまで遅く設定し、なおかつ早く届けてくれる運送会社を利用する事で、ご注文からお届けまでのリードタイムを短縮する事に努めています。

 梱包作業短縮の為に商品をあらかじめ半梱包状態で保管し、宅急便などの伝票発行、領収書などの帳票類の発行も自動化しています。相談用電話の受付時間を午後3時までとさせていただいているのも、当日発送の締め切り時刻終了から実際に出荷するまでのごく短い時間に一気に梱包作業を行うにあたり、電話を受ける事は後回しにせざるを得ないからです。
 弊社では当日発送の締め切り時刻を15時までとしていますが、実際には時刻を少々オーバーしてしまったご注文も極力当日発送で拾えるようにスタンバイしています。そうすることで、お客様の元になるべく早くお届けするという目標に取り組んでいるのです。


 また、この2つのポイントに当てはまらない要素については、言葉は悪いと思いますが、優先順位を下げて後回しにしています。


 例えば、お電話やホームページにお寄せ頂くお問い合わせの対応が後回しになったりする事もありますし、ホームページをご覧頂ければ済むお問い合わせについてはあらかじめ用意してある定型文をそのままお返事として送信する場合もあります。
 「○○の在庫はありますか?」という電話のお問合わせには「ホームページに実際の数量が表示されているのでそちらをご参照下さい」とお伝えしますし、お見積りのご希望は例外なく全てお断りしております。そのせいで「サービスが悪い」とお叱りを受けることも稀にありますが、やむを得ないと割り切って考えています。


 ただし気をつけなければならないのは、業務でモックを必要としているお客様が、必ずしもスマートフォンの知識を持っているとは限りませんので、あまり知識がなくて困っておられるお客様のアテンドについては、出来る限りご対応しております。
 例えば何らかの業務で必要になり「エクスペリアのモックはありますか?」と、私からすると非常に抽象的で答えづらいお問い合わせをして下さるお客様もおられます。「エクスペリア」と言えば2010年にソニーエリクソンが発売したSO-01Bそのものを指すわけですが、しかし知識がほとんどないお客様にとってそれは、もしかするとXZであったりX PerformanceだったりZ5だったりする場合もあるわけでして、そこで取り付く島もなく「ホームページを御覧ください」でシャットアウトしてしまうのは、さすがにまずいと感じますので、なるべく丁寧にヒアリングをさせて頂き、お答えするようにはしております。


 丁寧に対応するのか、それともサバサバとお応えするのか、その線引きは、お客様ご自身のご努力ではどうにもならない状況かどうか?を1つの基準にしています。


 よくあるお問合わせには「今日注文したらいつ発送されるのか?」や「今日注文したらいつ届くのか?」という内容が圧倒的に多いものですから、そういったご疑問を持つ方のためにホームページの左上になるべく目立つように自家製のバナーを作って配置しました。
 しかしながら、それすらも見て頂けずにお電話をしてこられるお客様もおられますので、まずは本筋を答える前にバナーのご説明をし、なるべくクドくならないよう注意しながら、まずはホームページをご参照いただけるようにお願いしております。

 これが弊社流のサバサバとした対応です。



 弊社の売上がもっともっと増えて余裕ができたならば、その節は必ずや営業日や時間の拡大、およびお客様対応の丁寧化も行っていきたいと思いますので、図々しいお願いとはなりますが、引き続きご愛顧賜れますよう宜しくお願い申し上げます。

モックのパーツは流用できるのでしょうか

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 ヤフオクeBayを通して弊社に寄せられるお問合わせのうち、およそ95%は部品の流用可否を問うものです。モックの裏蓋や端子カバー、液晶パネルを本物の携帯電話に流用できるのか教えて欲しい、という趣旨のお問い合わせです。


 その件について、私は2つの問題が有ると考えており、その問題を理由として流用に関するお問い合わせは全てお答えできない旨、ご返答させて頂いています。

 ヤフオクの商品説明にも冒頭でお答えできないと書かせていただいているのですが、読んで頂けていない方が相当多いようで、毎日のようにこの種のお問い合わせを頂戴しています。そしてその都度、予め用意しておいた定型文でお返事を申し上げています。


 さて、では何が問題なのかという2つの理由ですが、1つは法令上の懸念が有る為です。部品の交換等が電気通信事業法や電波法に抵触する恐れがあるからです。
 実際、近年急増しているiPhoneの修理サービス業の皆様方もそのあたりを危惧しておられ、業界団体を設立して技術研修を行ったり関係省庁と綿密に連絡を取ったり認証マーク等の発行をしたりされていると言いますので、そういった対策を取りようが無い弊社は、自重しておいた方が良さそうだと考えています。

 もう1つの理由はとても単純で、その都度本物の携帯電話を取り寄せて、モックから部品を取り外して部品の流用ができるのかどうか機種ごとに検証作業をする余裕がないからです。莫大な予算と時間が必要になりますから、弊社のような貧しい零細企業ではお受け出来ません。

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 十数年前の携帯電話はモックから部品の流用ができるものが少なくありませんでした。私の経験では、auのC407Hという機種の液晶パネルが割れてしまったので、モックから移植した経験があります。液晶画面の手前側に強化プラスチックのパネルがありまして、そこの部分が幸い本物もモックも全く同じものでしたので、流用で済ませて何事もなく平和を取り戻せたという経験です。

 私は経験がありませんが、第2世代携帯(PDC)の機種にあった伸縮型のホイップアンテナを誤って折ってしまった方が、モックのアンテナを取り付けて済ませるという話もよく聞いたものです。リアカバーも、流用できる場合が確かに少なくなかったかもしれません。


 最近のスマートフォンはタッチパネル式ですので、モックの液晶部品は全てダミーになっています。どの機種もだいぶ安い素材が使われているようで、傷がつきやすいものや割れやすいものも少なくありません。ドコモのSO-02Gのモックは液晶部分がとにかく割れやすく、そのせいで発売から2年以上が経った今もなお、在庫数が手薄なままになっています。液晶部分が割れているものはお客様にお出しできませんから、したがって販売可能分が普通の機種と比べて少なくなってしまうのです。

 リアカバーにしても、元々開閉が出来ない構造の機種も少なくありませんし、電池パックの脱着が出来るタイプの機種であっても、モックは筐体全てが一体構造になっていて見るからに取り外しが出来そうもないというのがもっぱらです。



 弊社で販売している一部の商品の中に、普通の機種と比べて妙にコンスタントに売れ続けるモックがありまして、これはもしかしたら部品の流用が可能で「流用が目当てで購入されているのかもしれない」と想像しているようなものもあります。auのURBANOのスマホ一例)などがそうです。もちろん、あくまで私がそのように想像しているだけで、実際に部品の流用ができるのかどうかは存じません。



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 そういった情報のニーズが有るのは重々承知しておりますので、そのニーズにお応えしたい気持ちも、多少持っています。法令上問題が無い範囲でお客様から情報をお寄せいただいて、それを弊社サイトの個々の商品ページに掲載する事で情報をストックしていく事は可能です。


 弊社サイトにはレビュー機能というものが全ての商品ページにありますので、そこに皆様に情報をお寄せいただけるようにしたらどうか、とも考えています。

 
 何の見返りも無しにただで情報を載せて下さいとお願いするのもムシがいい話で、私としてはそれでは申し訳ないという気持ちもありますので、おちゃのこネットさんのこの機能を実装させても良いかな?と考えています。


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 部品流用の可否をレビュー機能でお知らせくださったお客様にポイントを進呈させて頂き、そのポイントを貯めていただくと弊社サイトのお買い物にご利用頂ける、という流れで考えています。



 ただし、ここまで前のめりにやってしまうと法令上問題ないのか?という心配もありますので、そういった点も含め、ご意見などがございましたらお寄せいただけますと幸いです。



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 本来ならキャリアショップやメーカーで公式の手順で部品の調達をするのが望ましいのですが、最近はどのキャリアも部品の保持期間が短くなっていてすぐ手に入らなくなってしまうとか、また修理代が高額になってしまうという事情が、弊社に毎日のようにこのようなお問い合わせが集まってくる、そもそもの理由なのだろうと思います。

 格安スマホMVNO)ならともかく、ドコモauソフトバンクといった普通のMNOキャリアに関してはそれ相応の料金を取っているのですから、もうちょっとこのあたりの顧客ニーズを汲み取ってサービスに活かして欲しいものだと、結論づけたいと思いますね。




ブラック労働問題

 今日は弊社の業務と直接関係のないブラック労働問題について書かせていただきたいと思います。


 と言いますのも、どうにもこの件が頭に引っかかって取れないのです。


www.daily.co.jp


 私は個人的にブラック労働問題について深い関心を持ってきました。


 私は若い頃にホワイト企業から国内有数のブラック企業に転職をし、そこで2年ほど勤めた経験があります。
 ほとんど残業させてくれず、有給休暇を消化しないと人事部から注意を受け、セクハラ・パワハラにも非常に厳しいホワイト企業から、成績が悪いと深夜まで働かされ、休みは取れず、公衆の面前で大声で目標を絶叫させられたりするブラック企業へ、本当に海外移籍したのかというくらい極端な違いを肌で感じてきました。


 私は幸い成績や取引先からの覚えがめでたかったのもあって酷い目には遭わずに済みましたが、気の毒な上司や同僚たちを何十人と目の当たりにしてきました。電話越しに罵声を浴びせられるのは日常茶飯事でして、酷い場合は普段の業務を終えた後に本社に呼び出されて、そこでも罵声を浴びせられ、そして深夜の繁華街で明日の目標達成に向けた意気込みを絶叫させられたり、他にも色々あったようです。

 それで、お給料がそこそこ高かったのですけど、明日は我が身だと心配になりまして、2年で退職をしたわけです。


 それから後は主に外野から世間のブラック労働問題を眺めてきたわけですが、事態は改善するどころか悪化の一途を辿り、前途ある若者が自ら命を絶つニュースなどもひっきりなしに流れてくる時代になってしまいました。
 不幸中の幸いで私の周りで自ら命を絶つ人は現れておりませんが、見ず知らずの人であってもブラック労働が原因で命を絶つニュースというのは心が重くなるものでして、そういった人たちに対して何一つ役に立てない自分をもどかしく感じていました。

 
 私は私で自分の勤め先の労働環境を改善させる位の事はできるのです。労働環境を改善したほうが、それより前よりはるかに業務効率が向上して成績が上向くという現実もわかっているのです。
 しかしながら、その考えが世の中ではいまいち広まっていかない、もどかしい気持ちがありました。


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 ブラック労働が原因で鬱を患った人から、鬱とはどういうものか実際にお話を伺った事もありました。

 毎朝の通勤で駅のホームに立つ時、何度電車に飛び込もうと思ったか数え切れないほどだと伺いました。正常な精神状態であれば、電車に飛び込んで命を落とせばご家族が悲しむ等の負の側面を冷静に考えられるけれども、鬱を患った人間はそういった前後左右が一切見えなくなって、電車に飛び込むことしか考えられなくなると言います。
 症状は人それぞれで違うのかもしれませんが、いずれにせよそういう状態に陥ってしまった人は、まずどういう状況であれ休ませる事が何より重要だと、深く認識しました。


 さて、今回の清水富美加さんは何らかの心の病を患ってしまったのだと、宗教団体側からの発表がありました。念のためセカンドオピニオンも受けて診断書を2通取ってあるというのが団体側の説明ですが、他方で、くだんの芸能事務所側は症状や診断書の存在を疑問視するコメントを残しているようです。


 これが、私は芸能事務所側の認識が甘いのではないかと思えてならないのです。


 日本のお医者さんは結構色々なレギュレーションがしっかり定められていますので、そんなに的外れな答えは出してこないのでは?と考えられますし、それをましてや医療の専門家でもない芸能事務所や弁護士が疑問視をするというのは、清水富美加さんをモノとしか考えていないように見えてしまいます。
 まずは心の病を心配し、状況に気付いてあげられなかった事を真摯に詫びるならともかく、本当に心の病なのかを疑って、それよりも契約の不履行を咎める姿勢を取るというのは、心の病が死に直結するという危機感を欠いていると、私は感じるのです。


 それこそ、電通の過剰労働が原因でお亡くなりになった若い女性の後を追いかねない、大変危機的状況であるという認識を持つべきだと私は思います。


 今回矢面に立っている宗教団体は一方であまり芳しくない噂があるのも存じておりますが、こと今回の件に限って言えば、ファインプレーだったと感じてしまいます。

 テレビ界や芸能事務所のような屈強な組織と真っ向から対峙するともなれば、それこそ公共の電波を使った様々なネガティブキャンペーンを張られかねない大変リスキーな事ですが、今回宗教団体は身体を張って救い出したと表現する事も出来るわけでして、今まで表に出てきている情報を総合して言えば、あくまで今回の件に限ってと注釈をつけますが、私は宗教団体側に軍配を上げたいと考えています。




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 今回の件はテレビでも盛んに取り上げていますが、傾向としては芸能事務所の肩を持つ論調が目立ちます。それは業界内の論理として自然なのかもしれませんが、しかしながら、公共の電波に乗せて何百万何千万もの人々に誤ったメッセージを広めかねない、危険な傾向だと私は思います。


 例えば、冒頭で触れたデイリーの記事では実父が自己破産したという極めてセンシティブな個人情報を広めていますが、これが一体何の関係があるのか、ややもすれば嫌がらせとも取られかねませんし、ブラック労働を強いる経営者が労働者の家族をも巻き込む手法と相通ずるのではと感じてしまいます。


 やはりデイリーの記事で、月収5万の時期もあったが今では年収1千万超だとありますが、「月収50万円以上も可能!」という餌で人を集める、将来の高待遇を餌に違法な低賃金労働を強いるパターンも世の中に蔓延っているわけでして、これらの行為があたかも合法であるかのような誤ったメッセージを世間に広めかねない、とも危惧しています。


 今回の騒動は清水富美加さんという若者に人気の高い芸能人にまつわるものですから、テレビや新聞が誤った知識を広めることが、無知な若者がブラック企業の言いなりとなり、破滅の道にはまり込む一助になりかねない、大変危険なものだと言わざるを得ません。



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 ブラック企業ブラック労働で思い悩んでいる皆様方に伝えたいのは、まずは一旦その場を離れて、そして数日間は休んで冷静さを取り戻しましょうという事です。清水富美加さんと同じように「無責任だ!」「他人に迷惑をかけるな!」と言われることもあるかもしれませんが、一旦耳栓をして周囲の声をシャットアウトして冷静になり、少し落ち着いたら法テラスにでも行って、きちんと法律の専門家に相談をすれば良いと思います。


 近年「他人に迷惑をかけるな!」という声があちこちに飛び交っていることが、私は気がかりでなりません。赤ちゃんを乗せたベビーカーしかり、インフルエンザしかり、とにかく二言目には「他人に迷惑をかけるな!」という声が飛び交っていますが、その声に押されて最後に命を落とすような事があっては本末転倒ではないでしょうか。

 
 とにかく、全国のブラック労働に苦しむ皆様方に、一刻も早く平穏な日々が訪れることを願ってやみません。



 携帯電話とも業務とも関係のないことを長々と書いてしまい、大変失礼いたしました。

最近の保土ヶ谷モックセンター


 一日一日で寒暖の差が大きく風邪を引きやすい時期になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は先週になってものの見事に風邪を引きまして、今週に入ってようやく本調子を取り戻しつつあるという近頃です。
 年齢も年齢ですし、元々体が強い方でもありませんので、食生活に気を遣って過ごしてはいるものの、それでも避けられませんでした。皆様もお気をつけ下さいませ。


 さて、まずは皆様にお願いしておりますフリーマーケットのアンケートについて、2月8日時点の途中経過をご報告申し上げます。


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 1位は予想していた通り東京23区内となっております。残念ながら千葉県内を希望される方はおられないようです。

 まだしばらくアンケートを続けるつもりではおりますが、やはり東京23区内で行うのが良さそうだという感じでしょうか。秋葉原や明治公園や新宿などで集客力のある大規模なフリーマーケットも行われるようですので、そのあたりを中心に検討していこうと思います。

 フリーマーケットを行う上で1つ気掛かりな事としては、もしも大量のモックをお買上げになる方がおられるとしたら、その方に一体どのように持ち帰って頂けば良いか?という課題があります。
 スマートフォンが1個でだいたい150グラムくらいありますので、単純計算で100個で15キロになります。かなり重いです。弊社店頭でも実際にたくさんお買上げになったお客様がお持ち帰りにかなり苦労される様子を目の当たりにしてきておりますが、しかしフリーマーケット会場では宅急便発送をご用意するわけにもいきませんので、せめて段ボールとガムテープくらいはご用意しておいた方が良いだろうか?などと、細かい事を考え始めております。

 そのあたりも含め、もうちょっと考えを煮詰めておかなければなりません。



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 現在弊社で最も時間を割いているのが、ヤフオクの出品数を増やす事です。現在は600種類を上回る程度ですが、これを1000種類くらいまで増やしたいと考えています。ヤフオクのモックカテゴリーは、以前は弊社も別の出品者様も含めた全ての出品数が常時3000件くらいありましたが、現在は1000件を切るくらいにまで落ち込んでおりまして、このままいけば弊社がカテゴリー全体の7割くらいを占めてしまう事になります。ヤフオクのカテゴリーをまるで自分の庭のようにしてしまっており、ちょっと申し訳ない気持ちもあります。

 それと、最近はフリマアプリが流行っているというご時世ですので、ヤフオクeBayに次ぐ販路としてメルカリにも出品してみようかと考えております。

 メルカリにはモックの専用カテゴリーが無いようですが、ざっと検索してみると多少はモックの販売が行われているようではありますので、まずは試してみようと思います。弊社では以前楽天オークションに出品していたこともありますし、昨秋まで3年くらいAmazonにも出品しておりましたので、また新しい場所で新しい作業を覚えるという事ですが、それもそれで楽しみでもあります。


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 最近少し、個人情報の取り扱いについて思う所があります。

 携帯電話業界は昔から他産業に先駆けて様々な個人情報保護対策を打ってきており、私もずっとその中におりますので、少々面倒くさいくらい、しっかりと対策を重ねてまいりました。

 しかし、個人情報の保護対策というのは得てしてお客様の利便性を損ねる側面も併せ持っておりまして、それによって心苦しく思う場面がここ数日続きました。

 例えば、弊社サイトのご注文時にオーダーフォームにご入力頂いたメールアドレスを間違えてしまわれたお客様から後になって正しいメールアドレスにメールを送り直すよう依頼されたとしますと、誠に残念ながらそれは出来ませんと、お断りをする事になります。お手数ですが、ご注文を一からやり直し、その際に今度こそ正しいメールアドレスをご入力して、そのご注文を活かして下さいとお願いしております。
 これにはもちろん理由がありまして、ご注文をされた方と、違うメールアドレスにメールを送ってほしいとご依頼された方とが本当に同一人物なのか確かめる術が弊社にはございませんので、万が一別人だったら取り返しがつきませんので、ですからお断り申し上げているのです。

 私がお客様の立場なら、なんとも面倒くさい、利便性の悪い店だと怒ってしまうかもしれませんが、大切なお客様情報を万に1つの確率でも第三者に流出させないようにするには、ここまでやる必要がある。というのが弊社の考えなのです。


 
 私は健康上の理由で定期的に病院に通っているのですが、私がお世話になっているその病院でも患者さんの取り違え防止や個人情報保護など様々な理由から、患者一人一人に対してかなり事細かに確認作業を行っておりまして、その事に苛立ちを隠しきれない患者さんというのも、結構な頻度で見かけるようになりました。

 お客様や患者さんの立場になって考えればお怒りになるのも無理もないのですが、どうかひとつそこはご理解頂ければありがたいなと、頭を悩ませている近頃です。



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平間通信株式会社横浜事業所のご案内 - 保土ヶ谷モックセンター

 弊社の店頭はこのような形で、ちょっと前までなら1日に1人来られるかどうかという来客数だったのですが、ここ最近は毎日数名のお客様に起こし頂けるようになり、とても嬉しく思っております。

 平日の昼間しか営業しておりませんので来られる方は相当限られますが、その中で保育園帰りの親子連れのお客様や、わざわざ電車に乗ってまでご来店頂けるお客様まで、なかなかバラエティに富んでおります。

 出来れば営業日や営業時間を伸ばしたいのがヤマヤマなのですが、これは今後弊社の売上が伸びて、従業員を雇ったりお店を増やせたりするような事があればという事になりそうです。



 これからも保土ヶ谷モックセンターを宜しくお願い致します。

フリーマーケットでモックを売ってみたらどうかと考えたりアンケートを取ったりしています

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フリマのアンケートをやっています - 保土ヶ谷モックセンター



 どこかの人が大勢集まるフリーマーケットにてモックを売ってみてはどうかと思い立ちまして、まずは数日前からアンケートのお願いをしております。


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 選択肢はこのようになっておりまして、1月30日の午後10時の時点で有効回答数は5件、これまでの状況は以下の通りでございます。


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フリーマーケット参加の目的


 まずどうしてフリーマーケットなのかという点ですが、理由は2つあります。ネット上で知名度を高めるのにも限界があると考えたからが1つ、私自らでやってみて成功例を作り、後は色んな方におまかせしたいと考えているのがもう1つの理由です。

 
 モックの潜在的なニーズはまだまだ少なくないようで、今でも初めてご利用下さるお客様から「もっと早く知りたかった」と非常にありがたいお言葉を頂ける事がしばしばありますので、そこでもう少し知名度を高める工夫が必要だと考えています。
 モックの販売方法ももう少し工夫が必要だと考えています。一から十まで全て弊社で手掛けるよりは、これまでの業務を続けつつも、卸のような形で弊社とは別に販売して下さる人や会社を探したいと思っています。その為に、こういう風にすればそこそこ売れますよと、私自らで示したいと考えたのです。

アルバイトを募る理由


 なぜアルバイトを募ろうとしているのかと言いますと、証人になってもらいたい、という考えが念頭にあります。
 私一人でやっていては、実際はサッパリ売れなかったのに嘘をついて「すごく売れました!」と粉飾まがいの事をするかもしれません。いや、もちろんそんな事はしませんけれども、アルバイトさんという証人がいれば、仮に私が粉飾まがいの事をやったとしてもツイッターなどで内部告発されて私の嘘が白日のもとに晒される仕掛けとしたいのです。つまり外部監査役みたいな位置付けです。
 
 あとは、私にはファッションセンスのようなものが全く無いとよく言われておりますので、売り場の美的センスを他人に任せたいのと、贅沢を言えば、フリーライターさんだったりブロガーさんだったりがネタ作りの一環として、いわば踏み台にされたい、とも考えていますし、もしくはこの件でアルバイトを経験された方が暖簾分けみたいな形で御自身でモックを売られるようになっても、それはそれで面白いとも考えています。
 会場の手続きをしたり釣り銭の用意をしたり、モックを現場まで運び込んだりというのは当然私がやるわけでして、アルバイトさんには売り場でお店番をしてもらったりポップを書いてもらったり、マッタリ過ごして頂ければと考えています。そもそも私自身もそこまであくせく働く方でもありません。


 こういった形でまずは私が事例を作って、関東近郊はもとより、私が行くことが出来ない北海道や東北や西日本についても、現地の方々の中で「自分もやってみたい」と手を上げてくれる人が現れるようになったら良いな、と考えています。

その後の理想的な展開


 もしも仮に今後どなたかにこういった形で販売をお任せするとしたら、その時の細々としたレギュレーションはともかく、商品代金についてはタダでも良いと思っています。だいたいモックを2000台から3000台くらいヤマト便でお送りしますので、あとは御自身のアイデアで売ってみて下さい(ただしネット以外の場で)、という流れで考えています。
 で、そのモックを売っている場所の片隅に弊社サイトの掲示板とチラシを置かせてもらって、「売り場に欲しいものが無い時は保土ヶ谷モックセンターも見てね」という形で宣伝することが出来れば、タダにした商品代金の元が取れるという計算です。



 弊社の店頭でも似たような形で販売を行っております。平日の午前11時から午後5時まで、この時間帯だとどちらかといえばご高齢のお客様が多い商店街という立地ですが、毎日のように誰かしらがご来店下さる程度のニーズが有るようですから、それが週末でもっと大勢の人が集まる交通事情の良いところであれば、なおさらニーズが有るのではと目論んでいます。


 いずれにせよ暖かくなる頃合いを見計らって実施をしようと考えていますので、冒頭のアンケートにご協力頂けますようお願い申し上げます。

私のケータイ遍歴 最終回


 約2週間に渡って続けてきたケータイ遍歴のシリーズも今回で最後となります。

 この2週間の間にも1台買ったものがありまして、今更かもしれませんがBlackBerryBold9900です。

 仕事用の電話とテザリングで使えれば良いと思い試してみたのですが、「3Gってこんなに遅かったっけ?」という位通信状況が悪く、早速選手交代の時期を考え始めています。ガラケーだと思って通話用に使い続ける事も考えているのですが、テザリングの親機としては非常に苦しいです。さすがに今時LTEにも対応していないのは辛いですね。身に沁みました。

1995年~2000年

hodogaya-mock.ocnk.net


 それまで使っていたNTTパーソナルのPHSを落っことして壊してしまった為、買い替えるつもりで訪れたドコモショップで店員さんに相談をして決めたのがドッチーモでした。そろそろ携帯電話も使用したいが、かといってPHSの電話番号をいきなり打ち切ってしまえばそれまでの人間関係が全部清算されてしまいかねないものですから、二兎を追う戦術に出たわけです。

 まずドッチーモとは一体何者なのか簡単にご説明しますと、ドコモの携帯電話とPHSが両方搭載されたハイブリッド携帯電話です。電話番号もそれぞれ090と070で設定され、こちらから発信する時も、携帯電話とPHSのどちらからでも発信することが可能です。それからしばらくしてドコモが「2in1」というサービスを始めましたが、それに近いものがあったかもしれません。
 また、初期のドッチーモは携帯電話とPHSの契約がそれぞれ別に動いており、したがって毎月の請求書や引き落としも別々に行われるという、なんとも無駄の多い仕組みになっていました。私は当初それに気付かなかったため、携帯電話の料金だけを支払い、PHSだけが料金未払いで止められてしまったという事もありました。
 
 この携帯電話を作っていたのはNECですが、当時はまだ折りたたみブームが訪れる前でしたので、そこまで人気のあるメーカーという事でもなかったように記憶しています。それよりは軽量コンパクトのパナソニックか、フリップ型の三菱の方が人気が高かったような気がしますね。
 物としてはごく普通で可もなく不可もなかったと思いますが、当時はモノクロの液晶画面に漢字が表示出来るだけで大喜びしていた時代ですから、この液晶画面が誇らしかったような気もします。



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 人生二度目のPHSは、確かこの機種だったと記憶しています。初代はバイブレーター機能がありませんでしたので、イヤホンで音楽を聞いていると電話の着信に全く気付けないという難点がありましたが、ついに宿願のバイブレーターを手に入れて問題解決となりました。

 購入したのは渋谷のビックカメラだったように記憶しています。初代を買ったのと同じお店に行きました。当時私は18歳か19歳で既に親元を離れて生活しており、今なら親権者の同意を確かめるための書類を色々と用意しなければならず大変ですが、当時はチェックなど無いも同然でして、店員さんに親元を離れて生活しているので証明できるものが何もなく、保険証も自分専用のものなのでその手の証明ができないことを伝えると、それでとりあえず問題なく契約させて頂けました。

 機種そのものの感想はそこまで記憶していませんが、PHSの通話エリアが日に日に拡大してとても嬉しかったように思います。

 NTTパーソナルはドコモと違ってNTT東西の下につく会社だったため、NTT東日本の窓口に行けば諸手続きが出来た事も覚えています。NTT東日本の有人窓口は今では殆ど残っていませんが、この頃は各市町村に1箇所づつくらいは必ずありましたので、そういった点での利便性は他社より秀でていたと思いました。




■ 初代 不明


 1995年の夏から秋にかけての時期に購入した、記念すべき初代のPHSは、ネット上で色々と情報収集をしているものの、見つけることが出来ませんでした。当時は写真をデジカメで撮ってネット上にアップロードするなんて事は本当に難しくて珍しい行為でしたし、NTTパーソナルが現存しないのも、情報を探す難しさに拍車をかけています。

 形状としてはいわゆるストレート型で、バイブレーター機能がなく、1995年の夏の時点で既に販売されていたものとなります。初期費用は手数料や端末代金で合計5万円くらいかかりました。当時の私は高校生でしたが、同級生と比べてアルバイトの稼ぎが良かったものですから、割とアッサリと手に入れてしまいました。


 当初はPHSではなく携帯電話の購入も考えました。当時は800メガと1500メガの周波数帯で端末と料金がハッキリと区別されていて、1500メガだと東京23区内でも厳しい所が多く、800メガなら埼玉の浦和くらいまでカバーされていると渋谷のビックカメラの店員さんから丁寧に教わりました。しかしながら、諸々のランニングコストなども冷静に考えて、NTTパーソナルのPHSを選ぶことにしました。
 当時の私は250CCのオートバイに乗っておりましたので、自宅から買い物先の渋谷への行き来もオートバイです。買ったばかりのPHSを持って自宅に帰る途中、このままどこにも電話をかけずにまっすぐ家に帰るのもつまらないと感じ、バイクを停めた後、自宅のすぐ近くから、自宅に向けて初めてPHSの通話を試みました。すると、川崎市中原区の私の自宅周辺は運良く既にPHSのエリアに入っており、自宅にかけた電話に出たのは私の父親で、そのまま喜色満面で固定電話の受話器を握る父親の前に現れて、この文明の利器の素晴らしさを見せつけたり致しました。


 当時はポケットベルの全盛期です。通っていた高校では休み時間になる度に校内の公衆電話に長蛇の列が出来、皆さんが競い合うようにしてベル打ちをなさっておりましたが、私はポケットベルを使わずにいきなりPHSを使い始めましたので、友人を呼ぶ時も自分のPHSから友人のポケットベルに直接通信出来ました。公衆電話に並ばずに済む優越感は素晴らしいものがありましたが、私の周囲の大人も同年代の人達もみな、PHSや携帯電話が社会に広く普及する筈がないと断言しておりました。私の父親も「そんなものが流行るわけがない」と言い切っておりましたが、それが今では私用と仕事用で2台も持ち歩く暮らしを送っているのですからわからないものです。少なくともこの点において私には先見の明があったと、数少ない私の自慢話になっております。(ちなみにもう一つの自慢話は幼稚園の頃から一人で電車に乗って出かけていた事です)

 川崎の私の自宅は購入したばかりの頃から電波状態がいわゆる「バリ3」で何不自由なく暮らしていましたが、その後高校を出て一人暮らしを始めた東京都の池袋近くでは自宅の窓際でギリギリ電波が入るかどうかという状況に苦しめられました。池袋のほうが実家よりはるかに都会なので電波で困るとは思っても見ませんでしたが、その後「ホームアンテナ」なるものを見つけ出して、それによって電波問題も克服しました。

 高校を出たくらいの頃になるとさすがに世間の皆様方も携帯電話の有用性に少しづつ気付かれるようになり、持ち始める人も増えてきました。私も布教活動まがいのことをしたりもしていました。

 その後私が携帯電話関連の仕事を長きに渡って続けることになるとは、当時は全く想像もしていませんでしたが、あの頃からの新しいもの好きの気質がこの仕事に向かわせたのだなと、今になって振り返っている所です。




 長々続けてまいりましたが、私のケータイ遍歴はこれにて終了です。これから先も色んな携帯電話を手に取り続けると思いますが、良い思い出に出来るようにしたいものですね。

私のケータイ遍歴 その6

 私が携帯電話業界に足を踏み入れたのは2000年になってすぐの事です。世の中は「携帯電話を持ち始める」というフェーズから「折りたたみに買い換える」や「メールやi-modeを使う」というフェーズに移りつつある状況でした。ドコモの502iシリーズが爆発的に売れ、特にNECN502iN502itの人気は凄まじいものがありました。
 いきなり余談ですが、最近お客様からのお問い合わせ電話で「i-modeって何ですか?」と聞かれまして、果てしないカルチャーショックを受けました。ジェネレーションギャップと呼ぶほうが適切かもしれません。あの世間を大いに賑わせたi-modeを知らない世代が、既に社会に出て働いておられるという事が、大変な驚きでした。もうそんな昔の話になってしまったと、自分自身の年齢と相まって、色々と考えさせれました。


2000年~2002年

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 仕事用で会社から支給されて使っていたのがカシオのこの機種です。この機種がauとしては初めてとなるカメラ付き携帯でして、他にも通信速度が速くなる「CDMA2000 1X」に対応したとかナビ(固定画面の地図が見られるだけですが)に対応したといった様々なトピックも重なった事で、auのモデルでここまで売れたのは記憶にないというくらい、非常によく売れました。当時はドコモの市場シェアが6割近くあった時期でしたが、この機種目当てにauに移ってくる人も結構おりました。
 私としては、この機種には大変満足していた反面、カシオが普通の携帯メーカーになってしまったというもどかしい気持ちもありました。それまで数年間はG'zONEのごっつい携帯電話ばかりリリースしていましたので、せめてこの機種で儲けてもらって、儲けたお金で新しいG'zONEを開発してくれれば良いのだと自分を慰めていたような、そんな記憶もあります。



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 使用したのはそれほど長い期間ではありませんでしたが、ソニーのきせかえケータイを買いました。

 この前の年にC406Sという、ソニーでは初めてとなるきせかえパネル対応モデルが発売されまして、この機種が良い面と悪い面で賛否を二分する所があったわけですが、そのうち悪い面が改善されて登場したのが、このC1002Sだったと記憶しています。
 悪い面はジョグダイヤルの耐久性が脆い、ヒンジが脆い、液晶とボタンが接触して液晶に擦り傷がつくといった割と初歩的な問題だった事もあり、この機種はそれらの問題がほぼ改善されて、実に良い機種になりました。メールの打ちやすい機種でしたね。当時は結構個性的な機種が色々と出ていたものですから、それと比べると少しパンチに欠ける感じはありましたが。


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 私の記憶が確かなら、この機種を2001年に、九州で働いている時に買いました。DDIポケットとしては最初で最後の1台で、LEDが虹色に光る限定モデルを買いました。DDIポケットの九州方面のお偉方さんと商談をした時に、ものすごい熱意でDDIポケットの素晴らしさをプレゼンされまして、これは使わない訳にはいかないと思ってしまったのです。

 ご記憶されている方もおられると思いますが、PHSというのはそもそも移動中の通信に弱いところがありまして、基地局基地局との間で通信のバトンタッチをする事をハンドオーバーと言いますが、このハンドオーバーがダメで通話が切れてしまうのが、当時のPHSの状況でした。DDIポケットはそれを技術革新で切れないようにし、さらに通信エリアも携帯電話と遜色ないくらいまで広げたのだと先述のDDIポケットのお偉方さんが仰っていたのですが、確かにPHSとは思えないくらい、しっかり繋がりました。日豊本線の宮崎と都城の間あたりの山深い地域を特急列車に乗って通過中も、たまたまかかってきた電話が切れずに十数分間喋り続けることが出来たりして、PHSに対する固定観念が完全に覆されました。
 
 当時はカラー液晶やメールの打ちやすいモデルが続々と出てきていた頃でもあり、ハードの面での魅力が少し劣るところはありましたが、おおむね良い記憶として残っています。



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 私はこの頃九州の職場で働いておりまして、確か関西と四国と九州だけこのモデルのオレンジのカラーバリエーションが発売されるというので、最初で最後のJ-PHONEの機種を買いました。メーカーはノキアという事になっていますが、実際には三洋が作ったOEM商品です。私にとってノキア製品はこれで2台目ですが、OEMなので機能的な面でノキアらしさを感じることは一切ありませんでした。

 この頃のJ-PHONEと言えば、言わずもがなで写メールが大フィーバーしておりました。東海エリアを除き藤原紀香さんが広告塔となり、旋風を巻き起こしていました。さらにシャープの一部製品には液晶画面に3Dポリゴンを表示させることが出来るようになり、当時としては画期的に美しい液晶画面と相まってJ-PHONEのすごさを引き立たせていたわけですが、私が特に記憶しているのはそのあたりとは異なり、位置情報を使った「ステーション」という機能に大変心を引きつけられておりました。
 位置情報といってもまだGPSは実装されておりませんで、基地局を使った簡易測定ですが、その位置情報で自分のいる場所の天気予報を表示させたり、ニュースを流したりする事ができました。あとは位置情報を使ったすごろくゲーム「くりっくとりっぷ」がありまして、これにハマりました。私は出張が非常に多かったものですから、電車や高速バスでは移動中にポチポチと位置情報をクリックしまくり、飛行機では降り立ってただちにクリックして移動距離を圧倒的に稼いだりと、楽しみつつ、パケット通信料をモリモリ浪費させておりました。

 位置情報を使った携帯ゲームは後に「まちつく」や「コロニーな生活」等が出てきて人気を博していましたので、人の心をつかむ何かがあったのだろうと思いますが、その先駆け的な存在であったと書き残しておきたいと思います。



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 この次に書きますC409CAに不慮の出来事が起きまして、急遽九州セルラー管轄で購入したのがこの機種です。この前に日立がリリースした機種を使っていた事もあり、使い勝手は非常に手に馴染みました。

 この機種はパッと見は地味で何の変哲もないストレート型の携帯電話なのですが、スピーカー性能が突出しており、着信音をかなり大音量で鳴らせることが出来るという特徴がありました。それまで私が使っていた機種はいずれも着信音が小さめで、商業施設のような多少賑やかな場所にいると電話の着信に気付け無いこともありましたので、それは非常に喜ばしいことでした。
 緊急用に購入したので利用期間はそれほど長くはありませんでしたが、まずまず良い印象を持っています。



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 カシオのC409CAです。この機種が発売された頃も九州におりまして、au(旧IDO管轄)のコールセンターに電話をして取り寄せる形で機種変更しました。まだSIMカードもOTAも実装されていない時代に、よくもそんな事ができたものだと、今になって思い出しました。
 細かいことを言いますと、センターがC409CAに契約情報のロムを書き込んだ状態で発送し、コールセンターに端末が届いたことを知らせると、そこで契約を切り替える、という事をやったのだそうです。一時期携帯電話のコピーだったかフェイクだったかで他人に携帯電話を乗っ取られるかのような都市伝説が流れた事がありましたが、原理としてはほぼ同じです。

 この機種には苦い思い出がありまして、喜び勇んで手に入れたものの、どうも重大な初期不良をはらんだものを掴んでしまったようで、修理や交換が必要になりました。しかし、当時のauは表面上は「au」という1つのブランドにはなっていたものの、実務上は旧IDO(日本移動通信)と旧DDIセルラーのありとあらゆるシステムがバラバラに動いており、したがって旧IDO契約の私のC409CAを九州のauショップで修理して貰うことが出来ませんでした。では仕方なく当初と同じ形でコールセンターに電話して超短期間で機種変更をしようにも、確か最低30日くらいは使っていないと機種変更も受け付けられないと断られて、結局、関東に出張するまでの約半月くらい、壊れて動かないC409CAをお蔵入りさせ、急遽購入した別の携帯に電話してもらえるよう関係各位の皆さんのご協力を仰がなければならない事態になってしまいました。

 それから半年くらいが経ったでしょうか。auブランド各社のシステム統合はまだ道半ばながら、各県に1店舗だけ管轄外契約でも修理できる拠点が設けられまして、auの営業さんがドヤ顔で「出来るようになりますよ!」と教えてくれまして、「いまさら遅いわ」と、少しイラッとさせれたりも致しました。

 というわけで、運が悪かっただけですが、あまり良い印象が持てなかったこの機種でした。



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 携帯電話マニアと呼ばれる人たちからもスルーされがちな、とかく不人気だったツーカーセルラーも使ったことがありました。それがこの機種です。

 当時の私は仕事柄ツーカーの中の人ともそれなりにやりとりさせてもらっていましたが、この会社の社風はとにかく体育会系でして、お客様に魅力に感じてもらえる商品やサービスを考えるよりも、まずは「気合で売ってこい!」みたいな考えが非常に強く、なんだか感心できない会社だなと、当時の私は思っていました。

 当時のツーカーは通信エリアが他社に比べて劣っており、ただでさえ1.5ギガ帯の不利な周波数帯を使っている上に基地局の配備も充分とはいえず、さらに端末のバリエーションも他社にだいぶ見劣りがするものですから、どう転んでも売れっこ無いと、諦めておりました。
 いくつかの販売代理店はスーパーマーケットの店頭でくじ引きを行い、わけもわからずとりあえずくじ引きをしてみた通行人に「当選しました!」と言ってツーカーの携帯電話を契約させたりして、なんとか数を稼ぐという事をやっておりました。今では絶対に認められない、とんでもない営業手法です。

 ここまで酷い感想を持ちながらもあえて契約したのは興味本位以外の何者でもありません。あれだけエリアが酷いという評判を聞くと、つい試してみたくなってしまったのです。で、試してみて、なるほどなと思いました。

 それから数年して、松本人志さんを広告塔として「シンプルでええやん」と言い始めた頃にはようやくエリアや通信品質の改善に動き始めたようですが、時既に遅しという事で、結局auに吸収される運命となりました。



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 au初のカラー液晶のモデルが他社に遅れること数ヶ月、ようやく日立から発売されました。液晶がカラーになり、さらに「au」のロゴがプリントされました。これより前に発売された機種はいずれも「IDO」として発売され、途中から「au」のロゴになったものもありましたが、最初からauの機種として発売されたのは、確かこの機種と京セラのC307K、パナソニックのC308Pあたりだったように記憶しています。

 この時期の携帯電話には待ち受け画面にアニメのようなキャラクターが設定されているものが多々ありまして、デンソーがマメゾウ、三菱がアニメっちゃ等といったオリジナルのキャラクターを搭載させていたわけですが、日立はそこにハムスターを搭載させてまいりました。
 ちょうどその頃日本全国では「とっとこハム太郎」というアニメが大変な人気を博しておりまして、お店に来る小さな子供たちは皆異口同音に日立のキャラクターを「ハム太郎だ!」と嬌声を上げておりました。日立さんはきっと、わかっててやったんだろうなと、当時の私は大人社会の裏の部分を垣間見たような、そんな気がしたりもしておりましたね。




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 この頃の日本の携帯業界では、モトローラがC100Mという実にシンプルなモデルをau向けに出したり、エリクソンノキアがドコモ向けに出したりと、欧米の強豪メーカーが日本になんとか売り込みたいという意欲を見せつつある状況にありました。そんな中で発売されたNM502iを買いました。

 日本でしか使われていないPDCという通信方式に、日本でしか使われていないi-modeという謎のブラウジングシステムが搭載されたこの機種を、よくぞノキアが作ろうと決意したものです。普通ならOEMでお茶を濁そうとしてもおかしくない所ですが、これはノキアがちゃんと作ったモデルです。で、これで散々だったのが、ノキアFOMAのスタートまで一時撤退する要因になったのは間違いありません。
 i-modeにも着メロのダウンロードにも対応していた機種ですが、画面があまりにも小さ過ぎたりといろいろ問題があって、ほぼ通話とメールの専用機になっておりました。当時は同一キャリア間でなければ絵文字付きのメールを送り合うことが出来ませんでしたので、そういった用途で1年位は使ったように記憶しています。



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 記念すべきG'zONEの第一号機であり、それまでNTTグループしか契約したことがなかった私が初めてNCCキャリア(当時の携帯業界ではNTT以外のキャリアをNCCと呼んでいた)と契約した、その瞬間でありました。

 購入した理由は会社の上司に薦められたからですが、一瞬にしてcdmaoneの虜になりました。このケータイ遍歴シリーズがau機ばかりなのも、元はと言えばここでcdmaoneに深い感銘を覚えたのがその理由なのです。

 何が良かったかと言いますと、通話品質です。当時のドコモは携帯電話の利用者数が爆発的に増えて回線が逼迫状態にありました。さらに私は横浜の繁華街で働いておりましたので、回線逼迫の影響を非常に強く受けていたのです。通話はすぐに途切れますし、音質も酷いものがありました。仕事とプライベートで毎日何十回も電話をするのに、これでは辛いと思っていたところでしたので、cdmaoneの通話品質が誠に画期的でした。IDOの広告塔だった織田裕二さんがコマーシャルの中でドコモの通話品質をディスる場面がありましたが、本当にその通りだと思いました。

 防水も非常に便利でした。お風呂に入りながら通話をしようとするとマイクとスピーカーが水滴に塞がれてうまく声が届かなくなる問題はあったものの、水に濡れて壊れる心配がなくなるのはとても助かりました。当時は水濡れで携帯を壊してしまったり、さらには端末内の電話帳データやメールの履歴が消えてなくなって嘆き悲しんでいる人を大勢見てきましたので、このアドバンテージは大変なものがありました。この機種が出てから他社が追随するまで10年(日本無線除く)もかかったのが本当に不思議でなりません。

 ただ欠点もありました。これは端末ではなくIDOのシステムの問題ですが、メールを受信するのにわざわざセンターに確認しなければならないシステムでして、ドコモは端末に勝手に送り届けてくれるシステムでしたから、これは非常に不便でした。確認を忘れる=メール放置ですから、とても危険だったのです。
 ブラウジングについても、当時のIDOが提供していた「EZaccess」はWAPベースで構築されており、ただ文字が羅列されているだけというビジュアルでしたので、もうインターネットを使い初めて5年近く経っていた当時の私にとって面白くもなんともありませんでした。

 
 当時のムーブメントとは真逆を行くアウトローなモデルでしたが、私を携帯マニアにさせたとても印象深い1台だったと、今でも感謝の念を持ち合わせています。




以降は後日に続きます