モックセンター のブログ

携帯電話スマートフォンのモックアップを販売しているモックセンターの中の人のブログです。中の人はTVチャンピオンケータイ通選手権の出場者でもあります。最低週に1度は更新したいと思います。弊社の業務に関するお問合わせは弊社ホームページのお問い合わせフォームや電話窓口にお寄せ下さい。

携帯電話が普及するようになって20年ほど経つのに、どうして知識が深まらないままなのか

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 国民生活センター格安SIMに関する注意喚起を行いました。


トラブル急増で国民生活センターが注意喚起、「格安スマホを契約してはいけない人」は一体どんなタイプなのか | BUZZAP!(バザップ!)


 バザップさんの記事によれば、国民生活センターに相談を寄せた人の中で最も多い年代は40歳代なのだそうです。20歳代と比較すると3倍近くにのぼるという事になります。

 相談内容はごくごく初歩的なものが多く、国民生活センターのリリースも、どちらかと言えば消費者の側に「もっとしっかりやれ」と自助努力を促しているかのようであります。


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 さて、私は現在39歳ですが、早生まれですので、誠に残念なことに今年度中に40歳を迎えてしまいます。

したがって、この40歳代の方々とほぼ同年代だと言って良いかと思いますが、この40歳代とは、ちょうど1990年代後半の携帯電話が普及するようになった頃を20歳代として過ごした、いわば携帯電話文化の先頭を切って走ってきた世代なのではないでしょうか。
 それこそ通話しか出来なかった時代から、電話番号の桁数が10桁から11桁に変わるので携帯電話の内蔵メモリーを11桁に自動変換するサービスに長蛇の列をなした時代から、ショートメールから、i-modeから、写メールから、ありとあらゆる技術革新を順を追って学んできた、そういう世代であります。
 知識を一気に習得するのは難しいですが、私達の世代は時間をかけて順を追って学んでいるからこそ、ある意味義務教育課程を受けたかのような基礎的な素養が身についていておかしくないのではないでしょうか。

 歴史を肌で感じてきた世代だからこそ、あまり技術に詳しくない人でも好むと好まざるとを得ず勝手に知識をインプットしてきた筈ではなかったでしょうか。

 それがどうして、こういう初歩的な所で躓いて国民生活センターに苦情を申し入れるようにならなければならないのでしょうか。

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 格安SIMキャリアの肩を持つつもりはありませんが、やはり事業者としては1人でも多くのユーザーを獲得するために、ある程度の甘言を使うことは有るだろうと思います。「安い」とか「カンタン」という言葉を使って耳目を集める事があるだろうと思います。
 そして、消費者としてはその一つ一つのセールストークを鵜呑みにするのではなく、ある程度の知識を備えて、その上で自身で取捨選択をするのが、普通の消費行動だろうと、私は考えます。


 しかしながら、最近は消費者保護が実に幅広く整備された事もあって、消費者がある程度の知識を備えて取捨選択をするプロセスが軽んじられている状況にあろうかと思います。

 そしてその結果、様々な商品の説明書が分厚くなり、様々な契約ごとの説明時間が長くなるという、ある種の弊害が生じるようになりました。


 また、この状況が続けば続くほど、普通の消費者がそのしわ寄せを受ける事にも繋がりかねないのではないでしょうか。
 具体的に今後想定される格安SIM業界の流れとしては、契約に関しての説明が増えて所要時間が伸びてしまったり、説明や苦情に応対する電話窓口の増設を迫られて、それが理由でコストが増えて料金が高くなるという事にもなるかもしれません。そういう負の連鎖が繰り返され、結局MNOもMVNOも料金がさほど変わらなくなるというバッドエンディングもありえない話ではありません。

 それでは困ると、私は考えます。


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 きちんと自己責任といえる範囲の自助努力ができる人はその成果を得られ、そうではない人はその対価を余分に払う、そういう棲み分けが必要なのではないでしょうか。

 具体的な方法としましては、追加料金を払えば比較的繋がりやすいコールセンターに電話をかける権利が与えられるとか、スマホが故障した時に代替え機を借りられるようにする等といった仕組みが必要です。
 私が個人的に契約しているケーブルテレビの会社では別料金を払えば比較的繋がりやすいコールセンターにかけられるコースが用意されており、私自身は特段必要ではないものの、あえて加入してその仕組みを体験してみたりもしました。電話に出る方は皆さんとても説明がお上手で、そして電話が自動音声ガイダンスではなくいきなりオペレーターさんに繋がりますので、なるほどこういう仕組みはアリだなと感じてまいりました。
 スマホが壊れた時の保障についても既にいくつかのキャリアが用意していますので、そういったものに加入せずに後で文句を言うような人については、そこまで深刻に受け止める必要も無いだろうと思います。

 あとは、はなっから玄人専用の格安SIMキャリアがあってもおかしくありません。既に100を超える格安SIMキャリアが有ると言いますので、そういう差別化があっても良いはずです。まかり間違って苦情の電話を入れようものなら「ググレ」と言い返されてしまうようなサディステックな所があっても良いのではないでしょうか。


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 「どうしてこんな詐欺に騙される人がいるんだろう」みたいな話が延々と続いているのもありますので、ごく一部に、少し警戒心が不足している人がいるのは否めません。

 そういった方々に、どうすれば目を覚まして頂けるのか。そういう事を考えることが今の時代に求められているのかもしれませんね。



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【メルマガ】2017年04月13日配信分

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弊社サービスご利用の皆様

 こんにちは、保土ヶ谷モックセンターです。本日の
変更情報をお知らせいたします。


■初入荷(午前11時から販売開始)

なし


■入荷(午前11時から販売開始)

なし


■値下げ(午前11時から価格変更)

NTTドコモ F-04J らくらくスマートフォン4 モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2487

NTTドコモ N-01J Wi-Fi STATION モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2529

NTTドコモ SO-02J Xperia X Compact モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2413

NTTドコモ SO-04H Xperia X Performance モックアップ 4色セット
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2382

au SHV37 AQUOS U モックアップ 4色セット
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2452

au KYF33 TORQUE X01 モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2514

ソフトバンク 603SH AQUOS Xx3 mini モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2516

ソフトバンク 506SH AQUOS Xx3 モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2392

ソフトバンク 601SO Xperia XZ モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2416

ソフトバンク 601SI みまもりケータイ4 モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2530


■バラ売り対応再開(午前11時から価格変更)

au CAY01 G’zONE TYPEーX モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/502

au iida X-RAY モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/202

au iida lotta モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/199

au iida G9 モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/196

au iida PRISMOID モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/195

au design project MEDIASKIN W52K モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/204

au design project PENCK W31H モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/205

au design project W11K モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/956

※ 今後まとまった数の入荷が見込めないため、セット売りを止めてバラ売り対応を再開致します。





 以上、宜しくお願い致します。



※ このメールは送信専用アカウントでございます。弊社にご連絡いただく場合はお問い合わせフォームをご利用下さい。

お問い合わせフォーム
https://hodogaya-mock.ocnk.net/contact

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[ 保土ヶ谷モックセンター ]

平間通信株式会社 横浜事業所

ADDRESS: 神奈川県横浜市保土ヶ谷区西谷町901-3

URL : http://hodogaya-mock.ocnk.net/

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【メルマガ】2017年04月11日配信分

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弊社サービスご利用の皆様

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■初入荷(午前11時から販売開始)

ソフトバンク 601HW Pocket WiFi モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2567

Y!mobile Android one S2 モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2569

Y!mobile Android one S1 モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2568


■入荷(午前11時から販売開始)

ASUS ZenFone3 ZE520KL モックアップ 2色セット
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2453

LG LG X SCREEN モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2455

ZTE BLADE V770 モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2517

NTTドコモ F-07E Disney Mobile on docomo モックアップ 3色セット
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/1465

NTTドコモ N-01J Wi-Fi STATION モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2529

NTTドコモ DM-01J Disney Mobile on docomo モックアップ 2色セット
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2468

NTTドコモ SH-04H AQUOSPhone ZETA モックアップ 3色セット
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2381

NTTドコモ SO-03H Xperia Z5 Premium モックアップ 2色セット
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2207

NTTドコモ SC-02H GALAXY S7 edge モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2469

au SOV34 Xperia XZ モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2415

au SOV33 Xperia X Performance モックアップ 4色セット
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2324

au SCV33 GALAXY S7 Edge モックアップ 4色セット
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2320

au HWD35 Speed Wi-Fi NEXT W04 モックアップ グリーン
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2515

ソフトバンク 601SH AQUOSケータイモックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2417

ソフトバンク 509SH シンプルスマホモックアップ 3色セット
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2391

ソフトバンク 002SH モックアップ 4色セット
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/253

ソフトバンク 601SO Xperia XZ モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2416

ソフトバンク 502SO Xperia X Performance モックアップ 4色セット
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2390

ソフトバンク Nexus6P モックアップ 4色セット
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2262

ソフトバンク 601SI みまもりケータイ4 モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2530

Y!mobile 503KC DIGNO E モックアップ 3色セット
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2323

Y!mobile 507SH Android one モックアップ 3色セット
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2388

UQ WiMAX Speed Wi-Fi HOME L01 モックアップ 【ネコポス非対応商品】
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2519

UQ WiMAX HWD35 Speed Wi-Fi NEXT W04 モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2518


■値下げ(午前11時から価格変更)

UQ-Mobile DIGNO W モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2532

UQ-Mobile DIGNO PHONE モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2531



 以上、宜しくお願い致します。



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ネットショップの支払い方法はどうあるべきか

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 弊社では商品代金の支払い方法として、銀行振込(JNB/住信SBI/ゆうちょ)とクレジットカード(PayPal)、それに商品代引払いと請求書払い(NP後払い)の4系統6種類を用意しております。

 弊社のような零細企業にとっては多少手広過ぎるようにも思いますが、お客様の不安、心配するお気持ちを少しでも和らげる為には、ある程度の種類を設ける必要があると考え、ここまで増やしました。世の中にはびこる詐欺サイトの傾向として支払い方法が銀行振込しか無い場合が多いとの事ですので、ではその逆に支払い方法を増やすことが、決して詐欺などではない事の1つの証拠として示せるのでは?という理屈です。


 お客様に利用される頻度はまちまちです。何故なのか原因が掴めていないのですが、極端に偏る傾向があります。ここ2週間くらいは請求書払い(NP後払い)の利用頻度が極端に伸びており、件数ベースで言えば全体の3割に上ります。それよりも前の2週間くらいの間はむしろ逆で、請求書払いの利用頻度は全体の1割にも満たず、その代わりに商品代引払いの利用頻度が3割程度にまで伸びておりました。この商品代引払いと請求書払いで合わせて全体の4割くらいが平均的です。


 最近というよりかはここ半年くらいに渡り一番利用頻度が高いのがクレジットカード払いで、全体の4割程度です。弊社でご用意しているお支払い方法の中で唯一クレジットカード払いだけが、お客様に決済手数料のご負担を頂かずに済む支払い方法となります。そしてなにより、手元にクレジットカードやデビットカードさえあればすぐに手続きが済みますので、お急ぎでらっしゃるお客様のニーズにも合致しているのだろうと見ています。

 
 銀行振込については3行ご用意しています。以前は横浜信用金庫ジャパンネット銀行とゆうちょ銀行で3行でしたが、横浜信用金庫の利用頻度が極端に低かった事から新たに住信SBIネット銀行と入れ替えました。ジャパンネット銀行は国際送金の業務を行っていない為、ジャパンネット銀行とゆうちょ銀行の2行に絞るという選択肢は取れませんでした。
 この3行ではジャパンネット銀行の利用頻度が圧倒的で、3行の中で占める割合は9割近くになります。以前はゆうちょ銀行の割合が4割近くまで達したこともありましたが、ゆうちょ銀行の手数料体系が改定されてから激減してしまいました。
 この3行は同一銀行間のお金のやり取りを原則24時間行っておりますので、例えば夜間や早朝などにご利用されたいお客様でも、きっちりと問題なく動かせるのが便利ですね。


 最近少し気になる所は、銀行振込でご注文いただいたお客様による、支払期限を過ぎてもお支払がいただけずにキャンセルとなる傾向が増え始めている事です。以前にも希少商品の在庫確保を目的としてとりあえず銀行振込で注文を入れておくというお客様の問題が少なくなかった事から取引期限という少々堅苦しい仕組みを設けさせて頂いたのですが、最近は在庫確保が目的なのか、それとも忘れられてしまったのか理由はよくわかりませんが、この問題が増え始めていて少し悩ましく思っています。

 ネット通販をご利用になるお客様ですので物理的にはネット銀行を利用する事は可能ではないかと思います。ただし、ネット銀行を利用するには既存口座の場合も新規の場合も手続きをしなくてはなりませんので、そのあたりの手間もあって、今でも銀行やコンビニのATMでお振込になるという方がおられるのかもしれません。そして、その時間がなかなか取れずに、期限を迎えてしまったという場合もあるかもしれません。


 実のところを言えば、弊社にとって一番ありがたいお支払い方法は銀行振込です。弊社は一切の手数料を取られずに済むからです。クレジットカードや請求書払いは決済会社に数%のチャージを抜かれますので、渋いと言えば渋いです。ただし、銀行振込を全面に打ち出せば、まるで弊社がてるみくらぶのような状況にあるのではないかと不安を持たれるかもしれませんし、お支払いいただけずにキャンセルになる割合が増えてしまうかもしれませんので、ですので大人しく、どのお支払い方法でも完全にお客様の自由意志のもとでお決めいただくようにしております。


 あとは、弊社の商品は業務で使用される事が多いため領収書の発行を希望されるお客様も多いわけですが、商品代引払いについてはヤマトフィナンシャルさんから、請求書払いについてはネットプロテクションズさんから、それぞれ「お宅では領収書の発行をしないように」と釘を差されておりますので、弊社では領収書の発行が出来ない旨、注文フォームの中で注意喚起しております。
 なぜ出来ないのかと言いますと、まず1つには領収書の二重発行を防ぐ意味合いがあります。領収書というのは一義的には税務署に対して経費計上を認めてもらうための文書ですので、これを2枚も3枚も発行しては、経費の水増し請求が可能になって、非常にマズイのです。ですから、誰が発行するのか先に協定を組んでいるのです。
 あとは、商品代引払いと請求書払いの場合、代金の収受者は弊社では無くなるから、という意味もありそうです。

 
 少々自虐的ですが、弊社は無名の零細企業ですので、弊社を利用されたことがないお客様から見れば、全く得体の知れない無名の怪しい会社と思われているに違いありません。それを予め念頭に置き、その上でどうすれば少しでも信頼して貰えるようになるかを、私なりに考えております。
 その答えは1つや2つではありませんで、そのうちの1つのアプローチとして、やたらめったら支払い方法を増やしたという事であります。あの巨大企業アマゾンと唯一肩を並べられるのが、この支払い方法の豊富さである等と言いますと、ちょっとおこがましいですが、そういう努力をしております。


 というわけですので、銀行振込でもクレジットカード払いでも代引きでも請求書払いでも、どうぞお好きなものをご利用いただけますよう、宜しくお願い申し上げます。




 

どうして携帯電話の名前は覚えにくいのか

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 私が携帯ショップの店員として働いていた頃、最も苦手としていた通信キャリアはDDIポケットでした。

 理由は非常に単純で、機種名が覚えづらく、お客様に説明するのが難しかったからです。


DDIポケットのモック - 保土ヶ谷モックセンター


 こちらに弊社ホームページのDDIポケットのコーナーを載せました。詳しくは中をご覧いただきたいですが、「KX-PH21F」とか「AH-K3001V」とか「PS-C1」とか「DL-B01」とか、一体どういう規則性があってどういう時期に発売されたどういうメーカーのどういう性能の商品なのか、最後の最後までさっぱりわかりませんでした。
 販売員の感覚として、自分の知識に不安のあるキャリアや商品をお客様に勧めづらくなるのは当然のことでして、ですから私は生涯でDDIポケットの商品を販売した経験が、本当にごく僅かしか無かったように思います。
 最盛期のユーザー数はDDIポケットツーカーもさほど変わりませんが、私が販売した件数で言えばゆうに10倍は違っただろうと記憶しております。

 DDIポケットのサービスそのものは非常に優れていたと思うのですが、それが消費者に受け入れられなかった最大の理由は、この著しいわかりにくさだと言っても過言ではなかったと、私は今でも思っています。


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 では他のキャリアはどうだったかと言えば、DDIポケットほどではないにしても、決してユーザーライクなネーミングをしていたとは言えなかったと思いますが、その中ではドコモが一番マシな部類でした。


hodogaya-mock.ocnk.net

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 ムーバ時代のドコモには「50Xシリーズ」と「20Xシリーズ」の2系統がありまして、お客様からこの2系統の何が違うのかよく聞かれたのですが、これは非常に単純で「50X」が高機能で「20X」が低機能であるという伝え方が出来ました。
 その割にカメラ付き携帯を「20X」から出し始めたりと一部矛盾する時期もありましたが、大枠としてはそれで充分伝わりました。この棲み分け方はFOMA時代になっても「90Xシリーズ」と「70Xシリーズ」という形で受け継がれました。
 ドコモが延々と高いシェアを守り通せた理由の一端も、こういう部分にあったのではないでしょうか。


 その点、auは酷かったという記憶があります。

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 IDOとDDIセルラーが合併する前後くらいの機種は「C401T」のような若干ドコモを意識したような機種名でいったかと思うと、数年後には「A3012CA」とか「C5001T」とか、普通の消費者にはいまいち違いのわかりにくい、DDIポケットっぽさが顔を覗かせ始めます。そしてこの4桁数字の型番を使い始めた頃、ついに市場シェア2位の座をJ-PHONEに譲り渡すこととなりました。
 このわかりにくい機種名はDDIの遺伝子が勝手にそうさせてしまうのか?と疑ってしまうような、そんな感じもします。


 ただし、これには一部例外が生まれました。おなじみ「INFOBAR」です。初代INFOBARの正式な型番は「A5307ST」というのですが、この型番をしっかり覚えている人などもはや数百人くらいしかいないのではないでしょうか。しかしながら、INFOBARという名前は立派なブランドとなって、今でもたまに新シリーズが発売されたりもしております。
 その後auが二匹目のドジョウを狙ったような形で世に送り出した「talby」もなかなか秀逸な商品でしたが、こちらは新シリーズが発売されたという話は聞かれずじまいです。ただし、モックの人気はいまだに健在で、海外からの引き合いもINFOBARと同様に結構高いものがあります。

 
 auと市場シェア2位の座を争っていたJ-PHONEはどうだったかと言いますと、素直にドコモの型番ルールを見習ったのでしょう。「J-SH51」と「J-SH08」のような、50番代と00番代の2系統という方向性を打ち出しました。

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 この2系統の他にレアキャラの30番代が数機種リリースされましたが、これは「シンプルフォンシリーズ」という、率直に言って普通のガラケーとあまり使い勝手が変わらないけれども、液晶に表示される文字が大きいとか、そういう理由でご年配のお客様にお勧めするべき商品が登場しています。

 あくまで中の人の感覚としてはドコモに近い型番ルールなのでわかりやすい方だと認識していましたが、それが消費者に好意的に受け止められていたかどうかは微妙な所でしょう。


 東名阪地域以外に居住されている方にはいまいち聞き覚えがないかもしれませんが、「ツーカーセルラー」「ツーカーホン」という携帯キャリアもありました。

ツーカーセルラー - 保土ヶ谷モックセンター (Page 1)


 このキャリアの型番ルールは、機能の高低によるクラス分けが存在せず、発売された順番にひたすら並んでいくという仕組みです。ですので、ツーカーでおなじみの京セラ端末は「TK01」「TK11」「TK21」という具合に、年毎に十の桁が増えていくという風になります。

 機能の高低によるクラス分けがありませんのでお客様から違いを聞かれたら1機種ごとに説明しなければなりませんが、そもそもそこまで関心を持たれるような人気のあるキャリアではありませんでしたので、説明で骨を折った記憶はありません。


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 あの頃と比べると、今の携帯電話は本当に覚えやすい名前になりました。

 お客様からの問い合わせ電話でも具体的な機種名を仰って頂けるようになりました。「iPhoneはありますか?」「Xperiaの新しいモデルはありますか?」という風に、特に詳しいわけでもない方からでも具体的な商品名を言って頂けるようになったのは大変画期的なことです。


 ですが、私からすると、相変わらず意識が古いままだと否定的な印象が拭い去れないメーカーが2つあります。それは富士通さんとシャープさんです。

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 「ZETA」と「EVER」をそのまま使いまわす神経がわかりません。ソニーサムスンのように「ZETA 1」「ZETA 2」と数字を振るなどして違いを際立たせる事もしないとは、怠慢にも思えます。富士通さんもこれと同じことをやっています。


 なんとなく、理系人間の傲慢さがにじみ出ているように思われてなりません。「良いものを作ればわかってもらえる」とでも言いたげです。

 ですが、それが世の中に浸透していないのは、この2社の市場シェアを見れば明らかです。


 富士通さんとシャープさんに対し、私は声を大にして言いたいのです。きちんとした名前をつけて下さい。マーケティングにきちんと本腰を入れて下さい。これでは外国メーカーに食われて終わってしまいます。



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 iPhoneが日本で飛び抜けて市場シェアが高い理由は、これまで過剰なまでにキャッシュバック競争を繰り広げてきた効果も少なくないでしょうが、それ以上に、ある意味文系人間的なイメージ戦略が功を奏しているように思われてなりません。

 消費者にモノやコトをイメージさせる事において圧倒的に他社をリードしてきたからこそ、今日の市場シェアがあるように思われてなりません。

 わかりにくい商品名ではイメージさせる所ではありませんので、関係各位におかれましては、人に覚えてもらう努力を、より一層深掘りしていただきたいと、そのように申し上げたいと思います。





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【メルマガ】2017年04月04日配信分

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弊社オリジナルカスタム 画面真っ黒版モックアップ お試しランダム6個セット
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弊社オリジナルカスタム NTTドコモ SH-02H AQUOS Compact 画面真っ黒版 モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2563

弊社オリジナルカスタム NTTドコモ SH-01H AQUOS ZETA 画面真っ黒版 モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2562

弊社オリジナルカスタム au SHV31 AQUOS SERIE mini 画面真っ黒版 モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2564

弊社オリジナルカスタム Y!mobile 402LG Spray 画面真っ黒版 モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2565

弊社オリジナルカスタム NTTドコモ SH-03F スマートフォンforジュニア3 画面真っ黒版 モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2561


■入荷(午前11時から販売開始)

NTTドコモ SO-01B Xperia モックアップ 2色セット
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/183


■値下げ(午前11時から価格変更)

NTTドコモ F-03J キッズケータイ モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2512

NTTドコモ DM-01J Disney Mobile on docomo モックアップ 2色セット
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2468

NTTドコモ MO-01J MONO モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2414

au SHV38 AQUOS SERIE mini モックアップ 3色セット
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2488

au KYV39 miraie f モックアップ 3色セット
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2505

au HWD35 Speed Wi-Fi NEXT W04 モックアップ グリーン
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2515

ソフトバンク 603SH AQUOS Xx3 mini モックアップ
http://hodogaya-mock.ocnk.net/product/2516





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メルカリの謎

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 メルカリに出品を始めたのが3月の上旬ですので、もうそろそろ1ヶ月が経ちます。


 これまで11件注文され、そのうち9件の取引が完了しております。他の販売チャネルと比べると金額も個数も非常に少ないですが、メルカリにはモックの専用カテゴリーが存在しないことを考えますと、始めはこの程度かなと見ています。
 以前に販売していたアマゾンにおいてもモックの専用カテゴリーが無い似たような環境下で、最初期の頃はこれくらいの売上でしたので、これからもう少し出品個数を増やしたり実績を積んでいくことで、ある程度は伸ばせるのではないだろうかと期待しています。


 さて、生まれて初めてメルカリを利用するようになりまして、やはり初めてという事ですから、目新しく思える事や、多少戸惑う気持ちも少なからず出てきましたので、その点についていくつか触れてみたいと思います。


イイネ!


 弊社がメルカリに出品している商品に「イイネ!」をつけてくださる方が結構おられまして、これは一体どう受け止めるべきだろうかと考えあぐねています。
 ヤフオクのウォッチリストのように追いかけたい商品にチェックを入れる機能であるならばともかく、SNSによくあるような「イイネ!」と同じ意味だとすれば、私も何か見返りのような心持ちで相手方の出品物に「イイネ!」をつけて差し上げたほうが良いのかもしれませんし、単なる気分的なものに過ぎないのであれば、ああそうですかありがとうございます、と心の中でお礼を言えば済むかなとも思いますし、正直な所、意図するものが掴めておりません。


「購入したいです」と宣言する人々


 あまりよくわからないのが、各商品のコメント欄に「購入したいです」や「欲しいです」と購入の意志を表明してくださる方々です。

f:id:hodogayamockcenter:20170402230839j:plain

f:id:hodogayamockcenter:20170402230848j:plain


 このスクリーンショットは1つの商品(SH-02G)のコメント欄のものです。この中で2名の方が欲しいと表明して下さったわけですが、最初の方(12日前)はご返答後に音沙汰がなく、2番目の方(3日前)に同じような質問をされたため全く同じ回答をした所、繰り返し「購入させて頂きます」との宣言が行われ、どうお返事をすれば良いものか考えあぐねておりますと、今度は「購入宜しいでしょうか?」と聞かれてしまいました。
 私としては出品しているわけですので「購入したい」とわざわざ丁寧にお知らせ下さらずともポチって頂きたいのですが、何やら入念な事前確認を必要とされる方が結構な割合でおられるらしく、もしかしたらメルカリにはそのような明文化されていない暗黙のローカルルールでも存在しているのだろうか?と、ヤキモキ致しております。


 なんとなく、ユーザーが独自に作り出してしまう独特な空気感みたいなものを感じ始めております。


 もう10年くらい前になろうかと思いますが、当時人気を博していたSNSミクシィにおいて、ユーザーが独自に作り上げたローカルルールが幅を利かせたことがありました。
 その代表的なものが「踏み逃げ禁止」です。ミクシィの「足あと」機能で足跡を残しておきながら、コメントやメッセージなどで断り文句を残さない事を禁止すると表明しているユーザーが、結構おりました。ミクシィ本体がルールとして求めているわけでは決して無く、あくまでそのユーザー自身の心情としてそういった行為が許せないとか、気持ちが悪いという所からなんとなく始まったローカルルールですが、メルカリにおける「購入します」宣言も、そのようなものの流れにあるのかな?と、そんな風に捉えております。


 ただ、そもそもメルカリというのは従来のネットオークションの機能をとことん簡素化して、手軽で簡単に利用できるようにしたCtoCのオンラインサービスだった筈でして、そこにわざわざ「購入します」宣言のような手間のかかるやり取りを付け加えてしまうようでは、せっかくの簡略化が帳消しになってしまうのでは?元の木阿弥では?そんな風に思わないでもありません。


 私としては、願わくば自動販売機で売買するくらいサバサバとした合理的な取引を望んでいるのですが、なかには人と人の結びつきを大切にしたウェットな取引を望まれる方もおられるようで、そのあたりの人間の機微みたいなものを、難しく感じている所です。


味わい深い注意書き


 メルカリのコメント欄にはこのような注意書きがしてあります。

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 こういう事まで注意しなくてはならないのかという所と、最初からペナルティをちらつかせなければ注意の実効性を担保できないという所に、ある種の味わい深さを覚えています。


 ウェブサービスにはユーザーの属性に合わせて色々な注意書きが成されるものですが、この注意書きの書きぶりで、だいだいどういった属性のユーザーが多いのか推測出来るようになっていると私は考えています。
 「メルカリとは違いコメントの入力フォームに注意書きが何も無いはてなブログのユーザーはそれだけリテラシーが高い」みたいな事は考えておりませんが、なんとなく、メルカリユーザーに若年層が多い事は想像しております。


 そして、メルカリのユーザー属性がだいたいどのようなものであるか、こういった注意書きを読んで推測できている上において、私はメルカリに出品する事を考えております。
 ガジェットに強い人々に対する訴求はこれまでも行ってきましたが、そうではない層に対する訴求は現状では不十分で、そういった層に対する訴求をやる上において、メルカリは期待が持てる販売チャネルである、という見立てです。


 非常に険しい道程だろうと思いますが、頑張ってメルカリの道を極めていきたいと思っている所です。



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