モックセンター のブログ

携帯電話スマートフォンのモックアップを販売しているモックセンターの中の人のブログです。中の人はTVチャンピオンケータイ通選手権の出場者でもあります。最低週に1度は更新したいと思います。弊社の業務に関するお問合わせは弊社ホームページのお問い合わせフォームや電話窓口にお寄せ下さい。

実は本物の携帯電話も販売しています

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 何の前触れもなくメールマガジンのバックナンバーを掲載することにしてしまいまして、そのせいでいきなり記事数が増えたり読みにくくなってしまったりしているかもしれません。切り分けられるようにカテゴリーを作りましたが、いずれにせよご不便をおかけし申し訳ありません。


 さて、弊社は携帯電話のモックアップを専門に販売するネットショップであるという触れ込みで営業しているわけですが、実はモックアップではない、本物の携帯電話もごく一部販売をしております。「看板に偽りあり」ではないかとお叱りを受けてしまうかもしれません。
 ただし、よくある白ロム販売的な立ち位置としては考えておらず、あくまで映像作品の小道具やコレクションの一環として見て頂けるような、通信機能を使うことを踏まえない製品に限っております。

 今回の記事ではそれらについてご紹介申し上げたいと思います。



hodogaya-mock.ocnk.net


 最近になってノキアが昔人気を博したガラケーを復刻させるというニュースがにわかに話題になりました。

forbesjapan.com


 その復刻のベースである「NOKIA 3310」を弊社でも販売致しております。販売と申しましても、動作確認が出来ませんので、ほとんどモック同然のものとして見てもらいたい一品です。ノキアが今度発売する3310はカラー液晶かつ随分とポップなデザインになっているのに対し、初代3310はモノクロ液晶でオーソドックスなカラーリングをしています。
 これが復刻なのか。復刻という触れ込みの全く新しい商品ではないか、という感じがしないでもありません。そのあたりを弊社ホームページの写真と見比べていただければと思いますし、あわよくばご購入いただければ幸いです。


hodogaya-mock.ocnk.net

 ドラえホン、です。

 20年以上に渡って携帯販売を営んでいた都内の某社が携帯販売をおやめになった際、社長さんから「こんなのもあるんだけど、いるかい?」と言われまして、こんなありがたい話はありませんので喜んで頂戴いたしました。経緯が経緯なので販売するのも躊躇われますし、私の手元に置いておきたいですし、されとてホームページにも掲載したいものですから、非売品としてホームページに掲載いたしました。
 過去に一度だけ「売って欲しい」というご要望を頂いたのですが、非常にありがたいお話ですけれども、お断り申し上げました。

 この時期の携帯電話を見ていると、本当にチャレンジングな時代だったなぁと感心することしきりです。これまで実に様々なコラボレーションモデルが発売されていますが、ドラえホンのような筐体から専用に作り上げた製品は殆どありません。IDOや初期のauがハローキティのコラボレーションモデルで筐体にキティちゃんのエンブレムのようなものを載せたものはありますが、筐体まるまる全てドラえもんで作る豪胆さは、今の製造メーカーには見られないものです。

 

hodogaya-mock.ocnk.net
 

 20年近く前のウィンドウズのPDAを、新品未開封でご用意しております。PDAにも色々ありますが、この商品はノートパソコンのような折りたたみ式となっています。外見はゼロハリバートンでしょうか。なにせ新品なので袋ごしにしか見ておりません。直に触るのはもったいないと思いますので、動作テストも致しておりません。

 一時期は日本でも色んなPDAが発売されていました。ザウルスやクリエなどが思い浮かばれますが、それがどうしてBlackBerryiPhoneのような方向へ進化させることができなかったのかと思わないでもありません。ウィルコムW-ZERO3FOMASH2101Vのようなデカイものはありましたけれども。



hodogaya-mock.ocnk.net


 「シモシモ~?」の平野ノラさんが持っていそうな、まさにバブル時代の自動車電話です。恐らくこの時代はモックアップを作っていなかっただろうと思いますので、実機を展示しています。売るつもりがあるのか疑われかねない価格設定をしておりますが、私としては売れなくても良いくらいの感覚で設定いたしました。

 弊社の店頭にある10円販売コーナーでは割と頻繁に近所の子供たちが遊びに来てくれ、5年や10年くらい前の携帯電話(モック)を手にとって「何これ古い!」と笑い合っていたりするのですが、そういう彼ら彼女らに、いつか本当の意味で古い携帯電話とはこういうものなんだと手に触れさせたいと思っております。今は場所が無いのでそこまで手が回りませんが、この商品の他にも1990年前後くらいに発売されたような実機を隠し持っておりますので、博物館と呼ぶほど大仰なものではありませんが、携帯電話の歴史を目の当たりにできるような展示コーナーを設けたいと、そんな事を考えたりもしています。




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 auさんが昔の携帯電話の写真や情報を網羅したページを用意してくれて、とても嬉しく思っております。ドコモ東北がこっそり公開している情報サイトも、もっとPRして皆さんにも見ていただきたいと思います。


 携帯電話の形や機能は刻一刻と変化していきますので、弊社の使命として、それらをなるべく漏らさぬようにしっかりと網羅、確保をしていこうと考えております。