モックセンター のブログ

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ソニーは今こそPreminiを作るべきです

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 6月に購入しましたニッチフォン4Gを手放す事としました。

futuremodel.co.jp


 私はこれまで何種類かのコンパクトなガラケーを使用してまいりましたが、それらの中で比べてニッチフォン4Gの満足度は下から数えた方が早い、と結論づけました。ですからたった2ヶ月で戦力外通告を行ったのです。

 かれこれ10年くらい前に使用していたソニーX-MINI(W65S)の方が電池の保ちや画面の見やすさ、通話品質など、ありとあらゆる面で勝っていると感じました。


 いくら低価格化と小型化を徹底したとはいえ、10年前のモデルと比べてここまで不満が残るというのは、色々と考えさせられる買い物となりました。



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 そして、今から15年も前にこんな立派な製品を生み出したソニーという会社の偉大さを、改めて感心しました。

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 この写真の一番左にあるのが2004年に発売されたソニー・エリクソン製の「Premini(SO213i)」で、その右が2011年発売のS51SE、そして現行機種であるXperia AceとXperia 1とを並べてみました。

 これでPreminiがいかに偉大か、なんとなくおわかりいただけるのではないかと思います。


 Preminiはとにかく小さいという事で世間から注目を集め、ソニーの社会的名声を高めました。敬意を集めたと言っても大袈裟では無いでしょう。
 この1個69グラムの筐体にカラーのディスプレイを収め、もちろん当時既に定番となっていたiモード(要するにウェブブラウザ)とEメールに対応させたのです。

 これで公称の連続待受時間が310時間で、実使用でも1週間は充電せずとも持ち歩けるくらいのバッテリー能力を有していたのですから、これは相当なものです。テザリングブルートゥースも通話も何も使わずに2日で電池が切れるニッチフォン4Gとは大違いです。

 2004年に発売されたPreminiや、私が10年前に使用していたX-MINI(W65S)を発売した2008年頃のソニーは、これらの製品や、これらより少々サイズが大きくなるもののジョグダイヤルを備えた各製品などで各方面の携帯電話ユーザーから高い評価を集め、まばゆいばかりに輝きを放っていた携帯電話メーカーでありました。



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smhn.info

 
 私が勉強のためによく拝見させて頂いているこちらのサイトにて、このような記事を見かけました。

 ソニーの存在感が失われ、ここまで落ちぶれてしまったのかと、まさに息を呑む記事でありました。

 それこそソニーウォークマンをカッコイイと持て囃し、ソニーの携帯を革新的だと手放しで褒め称えていた世代のど真ん中にいる現在41歳の私にとって、それは非常に衝撃的であり、かつてない事だと思いました。



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 ソニーは必ずや復活しなければならない、重要なメーカーだと私は考えております。

 現在我が国で、純粋な日本メーカーと呼べる端末メーカーは京セラとソニー、それにギリギリ富士通がそこに含まれるかなという所ですが、その中において、我が国のエレクトロニクス産業をリードできる存在なのは、恐らくソニーを置いて他にないと考えます。

 ですからソニーに復活してもらわなければなりませんし、その第一歩としてやるべきなのが、Preminiをもう一度作る事なのではないでしょうか。


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 「Xperia」というブランドにどれほどの価値があるのか、正直言って私には理解できません。ですからそれはそれで続けたければ続ければ良いですが、それとは別に「Premini」という、小ささにこだわったシリーズを作り、そこにガラケースマホの両方を投入していくのが良いのではないでしょうか。


 先に載せた写真にS51SEを含めた意図がそこにありまして、ソニーにはコンパクトなスマートフォンを製造するノウハウが有るのを我々もよく理解しておりますので、そういった部分の長所をしっかりと伸ばしていく努力をするべきなのではないでしょうか。


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 スティーブ・ジョブズの意思を継ぐのは、アップルではなくて、むしろソニーなのではないだろうかと私は考えております。


 スティーブ・ジョブズ亡き後のアップルの製品は軒並み大型化し、コンパクトでいかにも往時のアップルらしさの詰まったiPhone SEの後継機を望むファンの声に応える気配も見られません。これはスティーブ・ジョブズの意思とは全く異なるものだと言って良いでしょう。


 そして、スティーブ・ジョブズiPodiPhoneを考案するにあたり非常に重要な契機となったのがソニーウォークマンであり、ソニーという存在であったという経緯から考えても、スティーブ・ジョブズの意思を継ぐべき存在として最もふさわしいのがソニーであったとしても何ら不思議な事ではない、と私は思うのです。


 要するに、スティーブ・ジョブズのDNAを持つiPhone SEの信奉者を、ソニーが根こそぎ掻っ攫うべきである。そう言いたいわけです。

 そしてそれこそがコンパクトな世界の始祖とも言うべきPreminiではないだろうか。私はそう提唱したいのです。



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 ソニーは小さくなったと思います。

 やることなすこと現実染みて、世帯染みて、未来感が失われました。小さな、小役人と渾名したい存在になりました。そんなメーカーの製品に誰が高いお金を払うでしょうか。


 端末を小さくする事は良いのです。しかし存在が小さくなってはなりません。


 小さな端末で、大きな存在感を生み出す。そんなソニーの復活を願わずにはいられません。



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