桜の花が満開の季節となりました。
せっかく美しい桜の花が咲き乱れているのに、今年もコロナ禍のせいでお花見が出来ないと寂しく思われる方も多いのではないでしょうか。
他方で、こちら山梨県甲州市では名産の桃のお花が満開を迎え、地域のいたる所でピンクの絨毯が敷き詰められているかのような、とても美しい景色が広がっております。
桜の木は遊歩道などの道路沿いに「線」で植えられることが多いのに対し、桃はあくまで果実栽培を目的に植えられますので、「面」で植えられます。
ですから、桃のお花はピンクの絨毯のように、本当に当たり一面が桜よりも少し強めのピンクの花を咲かせて、圧巻の風景になるのであります。
私は山梨に来るようになって4年近くになりますが、毎年この時期になると、この息を呑むような圧倒的な桃のお花の美しさに心を奪われ、しばらくその場を離れたくなくなる、という気持ちになっております。
去年も今年もコロナ禍のせいで大手を振って「見に来てください!」とは呼びかけづらいのが残念ですが、きっと来年の今頃はコロナ禍も収束して、様々な地域から観光客に来て頂いて、この桃のお花の美しさに心を奪われてくれるのではないかと、そのように願っている所であります。
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