モックセンター のブログ

携帯電話スマートフォンのモックアップを販売しているモックセンターの中の人のブログです。中の人はTVチャンピオンケータイ通選手権の出場者でもあります。最低週に1度は更新したいと思います。弊社の業務に関するお問合わせは弊社ホームページのお問い合わせフォームや電話窓口にお寄せ下さい。

私のケータイ遍歴 その4


 再びケータイ遍歴の続きを書きたいと思います。プライベートが充実していないので、おかげでブログ更新が実によく捗ります。


2005年~2008年


 この頃の私は代理店の中の人になっておりまして、現場に立つことは殆どありませんでしたし、ちょっと違う仕事に関与したりしていました。
 不思議なもので、現場を離れてしまうと、携帯電話の新しい知識があまり頭に入ってこないようになってしまいました。それまでは仕事で特に必要ではない領域まで勝手に調べて、学んで、知識を積み上げてきたのですが、そのルーティンが崩れつつあった、そういう時期を過ごしていました。


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 私は時々古い機種をわざわざ用意して使い始める事があるとケータイ遍歴シリーズの最初の記事の中で書きましたが、このC452CAを買った時こそがまさにそれでした。
 購入したのは2006年頃だったと思いますが、当時の携帯業界はどのメーカーも折りたたみ式ばかりリリースしており、私もその時流に流されて折りたたみ式の機種を使っていたのですが、ある時ふと「このままでいいのか」と思い立ちまして、あえてこの機種を人づてにご用意いただき、使い始める事に致しました。

 さて、この機種の通信方式はcdmaoneと言います。1990年代末期に日本移動通信とDDIセルラーグループが供用し始めたもので、その後この2社が経営統合し、やがて「CDMA2000」や「WIN」と名称が付けられたかなり大幅にアップグレードされた通信システムが次々と供用されるようになりましたので、私がこの機種を使い始めた時期は、既に旬を遠い昔に終えた旧世代方式という位置付けでありました。
 そういうものをわざわざ選ぶからには色々とデメリットもあり、当時私が使っていたauのメールアドレス(@ezweb.ne.jp)を新しいものに変更しなくてはならなくなりました。


 日頃から新しい携帯電話に慣れ親しんでいた私にとって、ある意味斬新と言えるほど液晶画面がチープでありました。昔の機種を使っているのですから当然ですが、最新機種と比べて解像度が万倍くらい違う液晶画面とはこういうものなのか、という感動がそこにありました。


 正直言いまして私は今でも通話用携帯はストレート型の方が良いと思っている位ですので、チープな液晶にさえ慣れてしまえば、あとはすこぶる気分良く、しばらくの間この機種を使い続けたのですが、デコメールを使わなければならない事情があり、2007年か2008年くらいに選手交代と相成りました。


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 当時のauはオレンジのカラーバリエーションをいろんな機種に配置しておりました。業界トップのドコモの機種が比較的オーソドックスなカラーバリエーションに抑えられていましたので、少し冒険してみた感じを演出したのかもしれません。というわけでW41CAのオレンジを買いました。
 
 パケット通信をガリガリ使い込む為に持っているセカンド機という位置付けでしたが、機能面で特に目覚ましいと感じるような要素は見当たらず、あえて言えば個性の中途半端な機種だったかもしれません。1年使い続けたかどうか、あんまりこれといった印象が思い出せませんね。


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 日本で最初にワンセグTVを搭載させたW33SAも買いました。当時のauには「ダブル定額」という名前のパケット通信定額サービスがありまして、このサービスを受けるためにはauの中でも「WIN」方式の携帯電話を使う必要があったものですから、したがってこの機種はダブル定額のために持つセカンド機という位置付けでありました。
 テレビについては思ったようには映りませんでした。当時の勤め先が都内にありまして、そこから川崎市内の自宅へ帰る電車の中で見られたら良いなと言う思惑もあったのですが、あいにくほとんど見られませんでした。当時の東急東横線は全線で地上を走っていましたので電波が届いてもおかしくない筈なのになぁと思いましたが、やむを得ず、ダブル定額でめいっぱいパケット通信をして通勤時間を過ごすことになりました。
 という事情もあり、それほど長い期間は使い続けられなかったように思います。




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 私は当時、カシオ愛に満ち満ちた人間でありました。2001年で打ち止めになったG'zONEシリーズの復活を心から願い、携帯電話関係者に会う度にこの事を言い続けておりました。auの新製品発表会では直接メーカーのご担当者にお話を聞く機会がありますので、その都度復活の要望を告げましたし、auの営業の方にも言いました。確かTVチャンピオンの収録の時にもそのような話を誰かれ構わず言っていたように記憶しています。
 そして2005年、念願かなってついに復活の運びとなった新しいG'zONEですから、発売日に即買いしたのは言うまでもありません。当時の私は中の人でしたので、有無を言わせずに私の分の在庫を確保させました。

 感動のご対面となった新しいG'zONEは、以前とは違い折りたたみ式になった事が若干不満ではあったものの、100点満点で150点くらい与えたくなるような、素晴らしい一台でした。
 お時間の有る方はモックの写真をご覧いただきたいのですが、モックについているバンパーが全て違う形状をしているのがわかると思います。これは購入時のパッケージに3種類とも同梱されており、ユーザーが好きなものを選んで装着出来るようになっている、心憎い演出がなされていたのです。ですから私は、とにかくウキウキしながら、勤務時間中にもかかわらず仕事そっちのけでバンパーを取り付けた事をよく覚えています。


 この機種は主に通話とメールで使用していましたので特に新商品が出ても買い換える動機にはならなかったのですが、色々と思う所があり、1年位使った所でC452CAに選手交代と相成りました。




 
以降は後日に続きます