モックセンター のブログ

携帯電話スマートフォンのモックアップを販売しているモックセンターの中の人のブログです。中の人はTVチャンピオンケータイ通選手権の出場者でもあります。最低週に1度は更新したいと思います。弊社の業務に関するお問合わせは弊社ホームページのお問い合わせフォームや電話窓口にお寄せ下さい。

画面が真っ黒なスマホモックを作ろう

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 テレビコマーシャルを制作される会社の方から、液晶画面が真っ暗なスマホモックを求める声を頂くようになりました。
 以前から多少のご要望はありましたが、ここ最近はかなりの頻度で寄せられるようになり、何もせずにはいられないと考えるようになりました。


 もっとも、普段弊社が販売している日本国内の携帯キャリアが供給しているモックアップはごく一部の例外を除いて、必ず何かしらの表示をさせています。正確に言えば、液晶画面の中に何かしらの写真や絵の描かれたシートを差し込んでいます。
 携帯電話の販売店で展示するためのものですから、液晶画面に何かしら表示させることでお客様にアピールをする狙いがあるからです。


 一方、海外では画面が真っ黒で、一見すると本物のスマートフォンに見えてしまうようなモックアップも供給されているようで、弊社も2年前まではチョコチョコと輸入して、そして販売をいたしておりました。なぜ止めてしまったかといいますと、中国の税関に本物の携帯電話を違法に輸出していると判断され、数十万円分のモックをまるまる没収されるトラブルがあったからです。


 というわけで、手っ取り早く何とかなりそうな方法は無いものかと考えまして、ひとまず、弊社自らで国内のスマホモックを真っ黒画面に改造してみよう、という事を思い立ちました。


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 それで出来上がったのがこの写真にあるGALAXYなのですが、やはり手先が不器用な私のやる事ですから、かなりの個数のモックをバリバリと割ったり折ったりしながら、指先を血だらけにしながら、ようやくこれが出来上がったというわけです。

 ひとまず手先が不器用な私でもここまで出来るということがわかりましたので、あとはこれをお客様に実際に販売してみて需要を探りながら、なおかつ真っ黒さ加減を高めるための適切な材料を探したり、手先が器用できちんとこのような作業をこなせる人を探して外注する事を、今後は目指していこうと思います。

 また、今回はGALAXYの1機種のみですが、この種類も増やしていきたいと思います。

 これが量産化出来れば海外から輸入してくるよりも格段にコストを下げられ、お客様への販売価格も下げられるだろうと思います。


 小学生の頃、誰かから貰ったガンプラが全く組み立てられず、遊びに来た従兄弟に全て丸投げをしていたような人間が私です。小学4年生まで蝶々結びすら出来なかった私です。そんな私が細かい作業を延々とこなすことは、合理的ではありませんし、あまり血を流したくもありませんので、手先が器用で内職がしたい、出来れば近所の方に作業をお願いして、この弊社オリジナルシステムを作り上げていければ、そんな所で目論んでおります。


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