モックセンター のブログ

携帯電話スマートフォンのモックアップを販売しているモックセンターの中の人のブログです。中の人はTVチャンピオンケータイ通選手権の出場者でもあります。最低週に1度は更新したいと思います。弊社の業務に関するお問合わせは弊社ホームページのお問い合わせフォームや電話窓口にお寄せ下さい。

保土ヶ谷モックセンターの今後の経営計画について

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 弊社の売上のおおよそ1/3くらいを占めるのが各キャリアの最新商品の売上でございます。
 というわけで弊社は過去から今日に至るまでなんとかして最新機種の供給量を増やすべくあれこれ工夫を重ねてきまして、2017~2018年の秋冬モデル、つまり現在の最新モデルの供給量はかつてないほど多く集めることが出来ました。
 そして私は、この秋冬モデルで得た収益によってiPhone8やiPhoneXなどのアップル製品のモックを輸入する資金としようと目論んでいたのですが、あろうことか、今回の秋冬モデルの売上が芳しくなく、お客様単価の著しい低下が起きてしまいました。
 よって当初もくろんでいた例のモックの輸入計画は白紙にせざるを得ず、今後の経営方針にも大きな変更を加えなければならなくなりました。


 この、最新機種の売上が全体の1/3を占めるようになったのはスマートフォンの普及が進んだ過去5~6年前くらいからの傾向でして、その売上のほとんどはスマートフォンケース等を製造販売している企業様によってもたらされておりました。そのあたりの業況が、この度のような変化として現れてきているのではなかろうかと、今のところ私は分析しております。


 ひとまず、この状況の変化を敏感に感じ取って、新たに今後の経営計画のようなものを考え始めました。


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 この最新モデルの売上不振はかなり大きなものでしたが、その反面、ちょうど昨年の今頃から手がけ始めた画面が真っ黒のスマホモックの売上が堅調に推移し、最新モデルの売上不振を多少穴埋めしてくれる存在となりつつあります。
 ですから、ここをもうちょっと伸ばせるように、商品ラインナップの拡充と商品クオリティの底上げを進めていきたいと考えています。


 その方法としては、やはり製造作成を外注化していくのが最も良いのではないかと考えています。内職のような形で製造を請け負ってくれる方を見つけて、お願いをしていこうと考えています。これ一本で生計を成り立たせるような収入をお約束する事はできませんので、外に働きに出るのが難しい子育て中の方や定年退職をして年金生活をされている方で、手先の器用な人にお願いできればと考えています。

 
 率直に言って、まだ外注さんにコンスタントに仕事を発注するには不安がないわけではありませんので、頃合いを見計らって慎重に進めていきたいと思います。


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 売上の規模としてはそれほど大きくはないものの、非常に人気があって、販売を開始するとものの数十分で売り切れてしまうキラー的な商品があります。それはホットモックです。初心者の方に間違って買われると色々厄介なので弊社サイトでも目立たないようにこっそり扱っているのですが、今後はこちらの仕入れを最重要課題と位置づけて、数量を増やしていきたいと考えています。


 それをするにあたって目下の課題は予算となります。秋冬モデルが思ったほどの売上とならなかった事で弊社の運転資金は枯渇寸前となっています。モックセンターの運転資金は秋冬モデルの売上で捻出できると踏んで、それまでストックしていたものの殆どを山梨の畑に注ぎ込んでおりましたので、本当に余裕がありません。
 山梨の畑が収益を生むようになるのは早くても来秋以降と見込んでいます。それまでの山梨資金を得るべく現在はクラウドファンディングの支援を大募集しております。1万円ご支援頂きますと、ホームセンターで1万円以上で販売されるもみの木を1本プレゼントさせていただきますので、なにとぞご支援、情報のご拡散に協力いただきたくお願い申し上げる次第です。


 なお、余談ですが、山梨の畑が本格的に大掛かりに収益を生み始めるのは3年後くらいの予定と見ているのですが、栽培生育が順調に進みますと、保土ヶ谷モックセンターの4倍くらいの売上を叩き出す見込みとなっています。
 そうなると俄然保土ヶ谷モックセンターの予算にも余裕が出て、海外モデルもホットモックもガンガン拡充出来るであろうと思いますので、それまでの間、ぜひ低コスト運営で低空飛行を続ける私共のご支援をよろしくお願い申し上げます。


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 だいぶ話が脱線してしまった為、一旦区切って本題に戻しますが、やはり喫緊の課題は運転資金不足という事になります。その為、これからはなりふり構わず、資金獲得に邁進していこうと考えております。


 モックアップの販売というのは普通の方々にとっては全く理解の及ぶ範囲を超えているようで、メインバンクの某信金さんでさえも、モックなど売れるはずもなく、私がアルバイトなどで糊口をしのいでいるんだろうという趣旨の事を仰る始末です。ですから、普通の企業が取るような資金獲得策というのは非常に難しいものがありましたし、一昨年実行したクラウドファンディングにおいても目標額に遠く及ばない失敗に終わってしまいました。ですから、モックの価値を理解して下さっている弊社ホームページをご参照の皆様に対して幾つかのプランをご用意してお願いをしたり、スポンサーを募集したりする方向で考えております。


 そういったあたりにつきましては、できれば来週中にも内容を確定させてホームページと当ブログ上で発表させていただければと考えております。


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 全く話が変わりますが、弊社にはすぐに出荷できる状態のモックが数万台と、まだクレンリネス前の状態のモックが数十万台という規模で在庫を保有しております。そのうちクレンリネス前の数十万台のモックを抱えておく為に弊社の売り場面積の3/4を使っていたのですが、そろそろ見切りをつけるべきだと考え、この数十万台を大幅に縮減しております。すでに約半分の処理を終え、ゴールデンウィークの前には全て終わるだろうと見ています。もちろん見境なしに全て廃棄処分しているわけではなく、売れる見込みのあるものと無いものとで分ける作業をコツコツ続けております。そのために少し時間を掛けて事に当たっております。


 そして、ゴールデンウィーク期間を一つの目処として在庫保管に当てていたバックヤードをカラにして、その分を売り場の拡大に当てたいと考えています。弊社の無人コーナーに足を運んで下さった経験のある方はご存知かもしれませんが、大人1人でも窮屈感に追い込まれる残念な空間でしたので、これを一気に広げて、特に弊社に用事はないけど商店街で買い物をしていて歩き疲れたご高齢者ですら休息できるような、そういう空間にしたいと、今から想像を巡らせております。
 そういう場所を設けることで弊社の収益に何か結びつくかというと殆ど何もないと思いますが、これから少しづつ西谷商店街のお役に立つことも考えていきたいと思いまして、まずは与えるより与えよ、という所で考えております。


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 平間通信株式会社は私の会社ですので、法律や社会道徳に背かない限り、色々と私の思うようにやる自由があります。
 その自由を最大限行使して、全く新しい価値観の創造に取り組んでいこうと考えておりますし、考えて楽しくお仕事をさせて頂きたいと思いますので、今後とも保土ヶ谷モックセンターを宜しくお願い申し上げます。






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