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まったくもって私事で恐縮ですが、あと数日で３０歳代に終わりを告げ、四十路の仲間入りをしなければなりません。
私はあまり細かいことを気にしない性格なのですが、ただし年齢、若さといった面についてだけは結構神経質な所がありまして、今からちょうど１０年前の三十路の仲間入りを果たした前後の時期には本当に鬱屈とした気分に陥り、ありとあらゆるモチベーションを失ってしまったりもしたほどでした。
そしてその性質は今でも変わらず、髪の毛に白髪を見つけてはため息をつき、髪染めをして、なんとか若さを維持したいという、無駄な悪あがきに奔走しております。
周りからどのように見られているのかという点でもビクビクしており、昨年の親戚一堂で集まった時には、同い年のイトコと２人で並び、小さな子供たち１人１人に「どっちの方が若く見える？」と聞いて回りまして、全員が全員「イトコの方が若く見える」と忖度なしに答えてくれまして、それを今になってもウジウジと気にしている、という有様でございます。
というわけで来るべき四十路の仲間入りが今から憂鬱で仕方がない、今日此の頃を過ごしております。
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３０歳になって２ヶ月と少々で立ち上げた弊社平間通信株式会社も、もうすぐ１０周年を迎えます。企業の１０年生存率が１０％とか２０％という非常に狭き門という中で、低空飛行ではありつつも、その門をくぐれそうだというのは非常に喜ばしい事で、これもひとえにご愛顧くださったお客様のおかげでございますので、深く感謝申し上げます。
この平間通信株式会社の創業からしばらくの時期は、容赦のない社会の洗礼を浴び続けてすぐに潰れかかり、なんとかオープンした携帯ショップも１年保たずに廃業したりと、非常に苦しい時期を過ごしておりました。
会社の経営はうまく行かず、雇っていた従業員との一悶着があったり、私自身も重い病気を患ったりもしましたから、この３０歳代というのは率直な所あまり良い思い出が残っていないのですけれども、四十路になるのを一つに奇貨として、久しぶりにリア充になりたいと思いまして、会社の経営を本格的に上向かせるためのプランをひそかに温め、少しづつ孵化させていこうと考えております。
具体的には、ホットモックの仕入れ強化、そして画面が真っ黒のオフスクリーンモックの品揃え大幅拡大と独自の販売戦略展開、そして保土ヶ谷モックセンター以外では山梨の畑でもみの木を１本でも多く育てるべく、これまで扱ってこなかった外来種のモミの生育にも挑戦していこうと考えております。
そして個人的には婚活もしようと、そんな風に考えております。
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とにかく四十路になるのが憂鬱で仕方がありませんので、頭の中を切り替えるべく、経営の事をあれこれ前向きに考えて、要するに自分自身をうまく誤魔化しながら頑張ってまいりますので、今後ともご贔屓のほど宜しくお願い申し上げます。
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