モックセンター のブログ

携帯電話スマートフォンのモックアップを販売しているモックセンターの中の人のブログです。中の人はTVチャンピオンケータイ通選手権の出場者でもあります。最低週に1度は更新したいと思います。弊社の業務に関するお問合わせは弊社ホームページのお問い合わせフォームや電話窓口にお寄せ下さい。

こんなVRを使ってみたい

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 携帯電話のインフラが3Gから4Gにステップアップした事によって得られた感動は、私にとってはほとんどありませんでした。


 確かに通信速度は速くなりましたしキレイな動画を見られるようになりましたが、その一方で「パケホーダイ」や「ダブル定額」で当たり前だった使い放題が失われて、「ギガが減る」のを気にしなければならなくなったのは、やや時代が逆戻りした感さえありました。


 ですから、近々やってくる5Gには大きな期待を寄せています。4Gから5Gにステップアップするからには、今度こそ手応えのある変化を噛み締めたいものであります。


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 私が5Gの導入期に最も期待している5GならではのコンテンツはVRです。


 VR自体は4Gの現在既に様々なものが立ち上がってきていますが、まだ黎明期であります。どっぷりと深みにハマるためには、4Gではまだ実力不足といった感じがしますので、それが5Gでどのように進化を遂げるのか?という所に期待を寄せているのです。


 で、では具体的にどういうVRをやってみたいかという事について言いますと、ここは仮にも企業の公式ブログを名乗っている以上アダルト方面は頭の中にまるっきり存在しないものとして横に置いておき、それ以外にいくつか箇条書きしていきたいと思います。


■海外旅行疑似体験VR

 私は日本語しか喋れないくせに外国人とコミュニケーションを取るとテンションが上がる、という特徴のようなものがあります。
 古くは中学生時代に川崎市姉妹都市であるボルチモアから交換教師として私の母校にやってきたダット先生との交流から、高校時代は中国返還前の香港で一人フラフラと買い物をした経験から、携帯電話屋さん時代は大勢の外国人留学生の携帯電話申し込みを受け付けた経験からetc、いくつも楽しい記憶が蘇ってまいります。


 それならそれで素直に海外旅行にでも行け!とお叱りを受けそうなものですが、予算的なものとか日程的なものとか諸々事情があって簡単には問屋がおろさないものですから、VRでそういう疑似体験が出来るようになったら楽しいのになと考えております。

 もちろん、風景をそのまま垂れ流すだけのVRであれば今すぐにでも実現できると思いますが、やはり5Gならではという機能で、街を歩く人々や商店で接客をする人と会話が出来るくらいで無ければなりません。


 それで外国語学習もしたいですし、現地の風習みたいなものも味わえたらなお良いと思います。今から11年前に北京を訪れた時には、現地にいる日本人の知人が案内してくれたマーケットで買い物をするたびに値切り交渉をするのに驚いた覚えがあるのですが、そういう現地っぽい体験も出来たら良いと思います。



■コンサート体験VR

 昨年大ヒットした映画「ボヘミアン・ラプソディ」を私も見に行きまして、ストーリーに感動したというのももちろんあるのですが、特に印象深かったのが、まるで映画を見ている自分がコンサートのステージに立って演奏しているかのような、そういう演出と言いますか、カメラワークと言いますか、それが強く脳裏に刻まれました。ライブエイドのシーンなど、まさに鳥肌が立つような感覚を覚えたものでした。


 そして、あの映画は二度三度と繰り返し見に行くコアな観客も少なくないと言いますが、その要因の一つとして考えられるのが、あのステージに上った時の陶酔感にあるのではないでしょうか。

 だからこそそういったVRが登場したら、大勢の人々を魅了出来るのではないかと考えました。


 カラオケボックスでいまいち盛り上がりに欠ける知人友人たちを前に歌うくらいならVRで盛大に歌いたい。そういう人も多いのではないでしょうか。


 「VR矢沢永吉」とか「VR純烈」とかだと、ちょっとネーミングを変えないとパチンコっぽいので注意が必要ですね。



■野球VR

 私が性根を入れて野球に取り組んだのは中学生までですが、そんな私にとって未だに密かに妄想してやまないのが、プロ野球の球場でホームランを打って恍惚の表情を浮かべながらダイヤモンドを一周する場面、であります。

 ある時は川崎球場村田兆治さんから弾丸ライナーでレフトスタンドへ一発。またある時は横浜スタジアムで巨人の菅野選手からセンターバックスクリーンに一発。41歳となった今なお、そんな途方もない妄想をしております。特に最近は連日の畑仕事で過去最高に体が鍛えられておりますので、強い打球を飛ばせるのではないかと妄想をたくましくしております。


 バッティングセンターで現役プロ野球選手の投球フォームに合わせてボールが飛んでくる仕掛けというのは昔からよくあって神宮球場に行く時には近くのバッティングセンターでそれに興じたりもするのですが、やはりバッティングセンターのアレではダメで、VRで徹底的にリアリティを追求したいと願っております。



ドラえもんVR

 「もしも自分の家にドラえもんが現れたら」という例え話をよく聞きますね。


 もしも私の家にドラえもんが現れたならば、まずはドラえもんの背後に回ってしっぽのスイッチを引っ張ってドラえもんの電源を切り、ドラえもんが動かなくなったのを確認してから四次元ポケットの中身を好き放題にする、というのが私の考えです。

 
 そしてその私の考えをぜひとも実現したいからこそ、そういうVRが出てきて欲しいと願ってやみません。


 ちなみに、ドラえもんの道具で著名な「もしもボックス」は、「もしも~なら」と話しかける事で願いが実現するというシステムですが、しかしそれは現実とは別にパラレルワールドを作ってそこで願いを疑似体験する、というものなんですね。だからいくらもしもボックスに「5000兆円手に入ったら」と言ってみたところで現実世界で5000兆円手に入るというわけでは無いそうです。

 こういった所が実にVRっぽいので、「VRもしもボックス」でいかがでしょうか。