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3Gが停波されたらガラケー利用者も強制的にスマホへ移行させられるかのような、ある種のデマのようなものを広める人達がおります。
近い将来に3G回線のサービスが終わるとき、菅首相や二階幹事長といった政界のこだわり派もスマホに切り替えるのだろうか。そのあたりも気になるところだ。
こういう塩梅であります。
むろん、この文春さんの記事は正確さを欠いていると言わざるを得ません。携帯スマホにお詳しい当ブログの読者の皆々様方におかれましては、ガラホという立派な後継者が既に存在している事を熟知しておられるでしょう。
そうです。3Gが停波されようとも、ほぼほぼガラケーと使い勝手の変わらないガラホというものがあるのです。
ですから、ガラケーを愛用されている方々に対してあたかもガラケーがこの世から追放されて、スマホを強制されるかのような、そのような不安を煽る事は、非常に悪趣味と言えるのではないかと、私は思うのです。
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少し前に弊社にこのようなお問い合わせがございました。
お問い合わせ内容に「購入した」とありますが、正確にはご注文は成されたものの、お支払いをなさる前でしたので、したがって何ら経済的な不利益を生ずる事無くトラブルシューティング出来ております。
ただまぁ、ガラケーに関してこのようなお問い合わせは結構出ておりまして、お電話を頂く場合などになんとなく感じる事としては、現在使用しているガラケーが故障したものの、修理も出来ず、ショップへ行けばスマホを勧められるという事で、そんな事ならと焦ってネットで同じモデルのガラケーを探し求めておられる方が結構おられるという事実に、今更ながら気付かされるのであります。
先述した文春の記事もそうですが、ガラケーを使う方々を馬鹿にするような態度を取る人は世の中には相当多いようで、ですから窮地に立たされたガラケーユーザーの方々が心を開いて相談できる先が、ご家族を含めて本当に数少ない現状があるようで、非常に心苦しく思っている所です。
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ガラケーやガラホという製品は政府が推進している回線と端末の分離政策といささか相性が宜しくないように思えるのが将来的に気がかりな要素ではあるものの、あちこちで迫害されて心を閉ざしているガラケーユーザーの皆様に、ガラホの存在をもっと正しく、幅広くご理解頂き、スマホ使用が強制されないから大丈夫ですよと、安心感をお届け出来る世の中になって欲しいものだと、願ってやみません。
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