モックセンター のブログ

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甲斐大和の潜在成長力について

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 弊社はJR中央線甲斐大和駅から徒歩1分の場所にあります。


 「中央線の駅から徒歩1分」だけを切り抜いてご説明するとなんだかそれなりに見栄えのする、それなりの家賃を支払える体力のある会社という風に見えなくもありませんが、実際には標高が600メートル以上もあり、近くのコンビニでは遊漁券が絶賛発売中で、クマの目撃注意情報が防災無線で呼びかけられるような、風光明媚な場所であります。


 そしてこの一帯は、日本の歴史上においてもターニングポイントとなるような出来事が2度もあった場所でありまして、1つ目は武田信玄の後継者である武田勝頼織田信長徳川家康の連合軍に追い詰められて最後に自害し、武田家が滅亡した場所であり、2つ目は、幕末の戊辰戦争において新政府軍と幕府軍が「甲州勝沼の戦い」を行った地点から4~5キロほどの場所でもあります。


 そういった観光資源めいたものがポツポツと見受けられ、さらに登山愛好家の皆様がたにそれなりに良い評判を得ているらしい「大菩薩嶺」という山の最寄り駅でもあります。


 私は昨秋から今春にかけて、腐葉土をたくさん作るための落ち葉拾いをしたり、木の苗を作るための種の採集をする目的で大菩薩嶺方面をたびたび訪れていたのですが、いつ行っても結構な数の登山客を見かけて、そんなに人気の場所なのかと驚かされました。

 今年のお正月などは山中にある廃村の林道で黙々と落ち葉拾いをしていると、突然山の上から私の目の前に外国人男性の登山客の方がひとりで降りてこられ、満面の笑顔で「オハヨウゴザイマース!」と挨拶されて面食らったりも致しました。


 そのように、それなりに人を呼ぶ力のある観光資源がまぁまぁあって、東京都心から日帰りで遊びに来られるような場所がこの甲斐大和なのでありますが、残念ながらそういった魅力を経済に活用しようという機運が皆無に等しく、実にもったいない、機会損失をしているなぁと、私は残念に感じているのであります。



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 冒頭でご紹介申し上げたJR甲斐大和駅は1日平均の乗降客数が150人前後しか無いらしく、そのため、ただでさえ無人駅だというのに、昨年末にはとうとう自動券売機すら撤去されて、この駅で電車に乗りましたと証明する紙を取って電車に乗るシステムに格下げされてしまいました。

 私はSuicaをチャージする為にたまにこの駅を訪れていたのですが、とうとうSuicaのチャージも出来なくなってしまいました。

 コロナ禍が収束したら電車での移動を積極的に利用しようと昨年秋に試しに甲府まで電車で行って片道510円もかかるのかと驚いたりしてみたりしたのに、等とも思いました。


 もちろん電車に乗ったり降りたりという基本的な事はこれまで通りできる訳ですけれども、なにかこう、危機感のようなものを覚えずにはいられませんでした。



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 私は今から2週間くらい前にこのようなものを作ってみました。


www.facebook.com


 これはレモンユーカリの苗を新たな収益源としようという目論見でもありますが、これを取っ掛かりとして、甲斐大和の潜在成長力みたいなものを切り開いていく端緒としようという思惑も含んだものでありました。


 まだ売上の方はさっぱり上がっておりませんが、スタートはこのようなものだろうと織り込み済みで、これからインターネットでの苗の販売を始め、そこから認知度の向上であるとか、登山やフルーツ狩りでご来訪された皆様に対するご対応の検討、その他諸々の事を考えたり動かしたりして、ただモノを売るだけで終わらない、創造的な何かをやっていきたいという風に考えている所です。


 山梨に移転して丸3年が経ちましたし、防戦一方というのも辛いものですから、もうそろそろ何か前向きな事をやっていきたいと考えておりますので、皆様にも引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げたいと思います。



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