今年は苗木を3000本作るのを目標に、1月から屋内で植物工場を始め、3月から屋外でも種蒔きを始めました。
植物工場ではカラマツとレモンユーカリが次々と発芽してくれて、この2種については極めて順調です。
↑カラマツ
↑レモンユーカリ
ウラジロモミ(もみの木)とカラマツの種は山の原生林で採取したものを3000粒、1000粒程度で投入し、レモンユーカリとヨーロッパトウヒの種を500粒づつ業者さんから購入したものを投入しています。
ウラジロモミの種は昨年と比べて非常に粒立ちの良い充実したものをたくさん集められたものの、今のところ植物工場では1つも発芽してくれずヤキモキしています。
カラマツの種は種を沢山残している松ぼっくりの見極め方を独自に編み出す事が出来、該当する松ぼっくりだけを採取して持ち帰えり、松ぼっくりを分解して種を取っています。松ぼっくり1つに5~8粒ほどの種が取れ、発芽率は想像以上に良好です。
種蒔きが一段落つきましたので、これからはイタリアカサマツの挿し木に挑戦してみたいと考えています。
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今年はゴールデンウィーク前を目標に無人直売所を設けて自家生産したこれらの樹種の苗木を販売するとともに、近隣の耕作放棄地をお借りして開墾し、苗木を植えて大きく育てていきたいと考えています。
世の中ではSDGsや地球環境保護に関して、とりわけ植林植樹への注目度が高まり続けていますので、弊社もそういった方向への努力を一層強めていきたいと考えております。
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