モックセンター のブログ

携帯電話スマートフォンのモックアップを販売しているモックセンターの中の人のブログです。中の人はTVチャンピオンケータイ通選手権の出場者でもあります。最低週に1度は更新したいと思います。弊社の業務に関するお問合わせは弊社ホームページのお問い合わせフォームや電話窓口にお寄せ下さい。

詐欺通販サイトを野放しにしたままで良いのか


 最近になってZTEのモックが急に売れるようになりまして、何かあったのか知ろうとネットで検索をしてみました。


 すると、出るわ出るわ、詐欺通販サイトによる激安販売ページの情報がとても多く引っかかるのに驚かされました。


 新品未開封品のフリマサイトの価格相場と比べて30~50%ほどのつい手を伸ばしたくなるような値段を提示しており、サイトの作りも、一見しただけでは詐欺サイトとは思えないしっかりしたものが非常に多いのにも驚かされました。

 特商法の表示に日本の住所と日本人名の責任者の名前が書かれていて、サイトの下部には支払い方法が豊富に選べるような案内まで作り込まれています。


 一昔前の詐欺サイトにありがちだった怪しい日本語もそれほど見当たらず、日本人が作っているのか外国人が作っているのかももう少し深掘りして調べないとわかりにくい、実に恐ろしいものであると感じました。



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newsedtech.co.jp


 中古端末の売買を手掛けておられるこちらの企業さんも自社の名前を騙る偽サイトに注意を促す告知を昨夏に出されているようですが、偽サイトの方は相変わらず元気に展開しているようで、まるで歯止めがかかっていないのが見て取れます。


 つまりは、現状では野放しになっていると言っても過言ではありません。


 少なく見積もっても全く無関係の会社を名乗って通販サイトを展開している点で日本の法律に触れているのは間違いないわけで、これについて日本の警察や消費者行政が特段目立つ動きを見せていないのも、非常に解せません。


 ニューズドテックさんのリリースに載っているだけで13個もの詐欺サイトがあるのは、彼らが既にそれだけ利益を挙げているから「もっと儲けられる」と踏んでサイトを増やしたと推測出来ますし、それはそれだけ被害者が出ている裏返しでもありますので、決して傍観して良いものでは無いはずだと私は思うのですが、果たしていかがなものでしょうか。


 ひとまず今後は、いくつかの新聞社で調査報道のネタを公募しているようですから、そういった所に話を投げて、せめて注意喚起でもしてもらえればと考えています。


 もともと我が国は詐欺に甘い風土があるように思います。戦後すぐの頃から始まって未だに被害者が出ているというM資金詐欺もありますし、振り込め詐欺の被害もあれだけしつこく注意喚起しても今でも絶えません。

 まぁですから仕方がありませんなどといって放置していて良いとは決して思えませんから、私にできることはないものか、少し考えてみたいと思います。


 ちなみに、ZTEのモックが売れだした理由は今のところ不明なままです。



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