モックセンター のブログ

携帯電話スマートフォンのモックアップを販売しているモックセンターの中の人のブログです。中の人はTVチャンピオンケータイ通選手権の出場者でもあります。最低週に1度は更新したいと思います。弊社の業務に関するお問合わせは弊社ホームページのお問い合わせフォームや電話窓口にお寄せ下さい。

シニア向けのスマートフォンを様々なメーカーがリリースするようになった事について


 先週とある携帯ショップで従業員の方とPixel9aのモックアップについてやり取りさせて頂いた際に、それと一緒に「KYG04」と書かれた製品を見せて頂き、少し面食らってしまいました。


 というのも、私はこの新製品の存在を全く知らなかったですし、そもそも京セラは日本国内のスマートフォン事業をTORQUEシリーズや業務用端末を除いてクローズする筈だったのでは?と思っていたものですから、一体なんだこれは!と驚いてしまったわけです。


 そしてそれが冒頭の写真に載せました、auのシニア向けのシリーズである「BASIO」の新モデルだったというわけでした。


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www.nikkei.com



 最近はシャープやZTEやFCNTといった各メーカーがこぞってシニア向けのAndroidスマートフォンをリリースするようになってまいりました。


 携帯ショップの店頭でも比較的お客様からのお問い合わせの多い部類なのだそうで、あまり明るい話題が多くない携帯業界にあって非常にありがたい前向きなトピックであると、私は受け止めております。


 ただし他方で、各メーカーが競い合うようにして独自仕様が乱れ飛ぶような事態になるのが、心配な部分でもあります。


 シニア向けのスマートフォンを使用するユーザーは、その多くが知識に自信が無い方々です。だからこの方々は、お子さんや身の回りに居る若い世代に対して使い方を尋ねるシチュエーションが非常に多いわけですけれども、尋ねられる側にとってこの独自仕様のスマートフォンをどう理解すれば良いのか、それが難しいのであります。


 普段はiOSにせよAndroidにせよ全く操作性を意識する事もなくサクサク使えている世代でも、シニア向けのスマートフォンに特有の独自の仕様には全くの不慣れで、それゆえ使い方を聞かれても、「なにこれ。。。」と戸惑ってしまう事態が、結構よくある話なのであります。


 ですからシニア向けのスマートフォンをリリースするメーカーの皆様におかれましては、使い方を聞かれて戸惑っている現役世代や若者世代の声にも耳を傾けて欲しいと思いますし、そして三々五々に独自過ぎるものを作って現役世代をこれ以上困らせないで欲しいとも思うわけであります。



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 シニア向けのスマートフォンが日本のみならずこれから市場拡大が期待できるという読みは先程の日経新聞の記事の中でも書かれていて、私もそう感じています。日本と韓国と中国は文化的背景も似ていますから、日本の事例がそれぞれの国に応用出来ると考えています。


 しかし、やはり各メーカーがバラバラなものを作っているようではメリットよりデメリット(教えにくいetc)の方がクローズアップされて市場を萎ませかねないですから、各メーカーでコンソーシアム的なものを作って、共通UIなどを作って、その上でデザインやカメラ性能などで差別化をはかっていくのが良いのではと私は考えます。


 それから、日本市場では総務省の意向で回線と端末の分離が強いられている現状ですが、そうはいってもシニア世代の方々に対するアナログなフォローアップは不可欠でありますので、出来れば携帯キャリアと紐づく形でのフォローアップ体制をなんとか維持出来ないものか、政治家も交えて議論していく必要があるのではと思います。



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 シニア向けスマートフォンについてはただ端末を作って売るだけに留まらず、例えば見守り系のIOT機器と組み合わせたソリューションや、防犯関係の企業とのコラボなど、色々と社会課題への対応や収益性向上を狙っていける、業界的にも非常に良い方向性だと考えておりますので、今後とも各企業の皆様に頑張っていただきたいと願ってやみません。





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