


ここ1ヶ月ほどに渡り、弊社のお問い合わせフォームに営業勧誘的な内容のメッセージが日に数件入力される状況が続いておりました。


入力された時間が午前2時台や午前6時台などの普通のオフィスワーカーが就業する時間とは思えないものも多々見られた事から、これらはbotのようなツールで一斉送信されているのでは?と私は当初推測しました。
そしてそれに煩わしさを感じたため対策を講じようと考えたのですが、まず非常に単純ですぐに講じられるようなアナログ的な対策を数分で作った所、驚くべき成果が挙がりました。

お問い合わせフォームの冒頭の設問に必須項目として「営業勧誘的なメッセージを送ったら社名と担当者名をブログに晒しますよ」という脅し文句を設けてみた所、これまで少なくとも5件/日は届いていたこの手のメッセージがピタリと止んだのであります。完全にゼロ、パーフェクトに抑え込めるようになったのであります。
つまりこの事から、私が当初推測していた、botのようなツールで一斉送信されていたわけではなく、人間が深夜2時台や早朝6時台にぽちぽちと営業勧誘のメッセージを入力し続けているらしい事がわかりました。
なぜなら、botならこの手の脅しをスルーしてそのまま入力してしまう筈だからです。でも相手が人間なら、リスクを踏まえて入力を止める筈です。
なんというアナログさ、と私は驚きました。
弊社やその他多数の企業に向けてITソリューションを売り込んでいる人達が、それを寝る間も惜しんで人力でぽちぽちやっていたのです。
最終学歴工業高校(当時の偏差値38)の私が言えた義理ではないのを重々承知の上で申し上げれば、あまり賢い人達では無いな、と感じました。
手掛けているサービスの中身はそれぞれ違うでしょうし、将来性の有無も違うでしょうが、この不味い売り方をしているようではその時点でこれらの会社の将来性に疑問符がつくのは言うまでもないと思いました。
この不味い売り方で人間が短期間のうちに消耗しきってしまうからです。
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IT関連の事業はその他の事業と比べて設備投資が大幅に少なく済み、成功した場合のリターンが非常に大きいですから、だからこの分野で起業したがる人がとても多い現状があります。
ですが、いくら良いITソリューションを作れたとしても、それを人に使ってもらったり買ってもらったりするには買う側のリテラシーがある程度求められますし、そのリテラシーのある人が損益分岐点以上いないと、その事業は失敗に終わってしまいます。
で、人に使ってもらったり買って貰うためのマーケティングの手法に、あまり現代的とは言えないアナログで人間を過剰に消耗させるような仕組みに頼り切っているようなこれらの会社には、将来性が見込めないわけです。
私はその点、そういったITソリューションを生み出す能力が1ミリも備わっておりませんので傍観者としてそのあり様を見ているだけですが、なんだかとても気の毒に思われて仕方がないのです。
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世の中には色々な新しいものが生み出されては市場に投下されていくわけですが、それを普通の人びとに使ってもらったり買ってもらったりする、要するにマーケティングというのはいつの時代も難しいものだなぁと、改めて感じる一連の出来事でありました。
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