モックセンター のブログ

携帯電話スマートフォンのモックアップを販売しているモックセンターの中の人のブログです。中の人はTVチャンピオンケータイ通選手権の出場者でもあります。最低週に1度は更新したいと思います。弊社の業務に関するお問合わせは弊社ホームページのお問い合わせフォームや電話窓口にお寄せ下さい。

折りたたみ式ケータイの写真は内側をメインとすべきか、それとも外側をメインとすべきか

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 私めがフリーライターの辰井裕紀(Twitter:@pega3)さんにインタビューして頂いた記事を先月23日より、格安シムキャリアのマイネオさんのウェブサイトに掲載して頂いております。


king.mineo.jp


 その記事に寄せられた様々なコメントも拝読させて頂きました。

 中には「行ってみたい!」と仰って下さっている方もおられましたが、記事中にもあるように弊社は既にネットショップ専業にしておりますので、万が一間違えて山梨市駅にお越しになってしまった場合は、ちょうど昨日Twitterのトレンドワードに挙がっていたほったらかし温泉にでも行って頂ければ、わざわざ山梨市まで来た労力を無駄にせずに済むのではないだろうか、などと余計なお世話を思いついたりもしつつ、深く感謝を申し上げる次第であります。


                   ■


 私はこの記事が公開される前に辰井さんから記事の完成形を見せて頂いておりまして、その記事を読んだ時から「後で言及してやろう!」と内心に秘めていた事柄がありました。


 それは、なぜメディアの方は折りたたみ式ケータイの写真を撮る時に内側の写真をメインに持ってくるのだろうか?という事です。


f:id:hodogayamockcenter:20200206232734j:plain


 つまりこちら側を見せている、という事です。


f:id:hodogayamockcenter:20200206233019j:plain 


 外側、つまりこちら側を見せた方が、これが何の機種なのか見分けやすくないですか?と私はかねてから考えておりまして、それが弊社ホームページの写真の並べ方にも反映されているのであります。


 例えばこの機種↓

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f:id:hodogayamockcenter:20200206233330j:plain


 どちらがどちらなのか、非常にわかりにくいです。


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 しかし外側であれば、まだギリギリ見分けが付きそうな、そんな気がしませんでしょうか。


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 こちらもかなり見分けにくいと思いますが


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 外側なら違う機種だと見分けられるのではないでしょうか。




              ■


 折りたたみ式ケータイは基本的にボタンを押すことで操作しますので、ボタンの配置をあちこち変更するとユーザーの利便性を損ねてしまいます。
 そのため2000年以降くらいに発売された折りたたみ式ケータイは、だいたいの場合どこのメーカーの折りたたみ式ケータイも基本的にボタンの配置がほとんど同じとなっており、それゆえケータイの内側のデザインは他社や他機種とほとんど差別化出来ません。

 ですから、個性に乏しい内側の写真をメインに持ってくるのは、私は違うのではないかと提唱したいのであります。


              ■


 ネットオークションに載せる写真も、やはりメインは折りたたんだ状態の外側が良いのではないでしょうか。

 それを業界の統一ルールとしたい、というくらいの熱量で、私はこの問題を幅広く世間にお訴えできれば、と、そのように考える次第であります。







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なぜ海外の端末メーカーは日本進出を目指すのか

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 2018年に日本初進出を果たしたOPPOに続き、昨年末にはシャオミが日本初進出を致しました。

 中国メーカーでは2007年以降にファーウェイ、ZTE、ロングチアなどの先行グループが日本進出を果たしてからも日本市場を目指す企業が続き、その中にはファーウェイのように日本メーカーのシェアを奪い取るくらい強大になった会社もあれば、近年はめっきりご無沙汰の会社もあるなど悲喜こもごもではあるものの、我が国は依然として何かしらの魅力を感じさせる市場であるらしい、という雰囲気が伝わってまいります。


 また、中国以外でもアジア系の端末メーカーが日本市場を目指す事例が非常に多く、韓国からは今はなきパンテックが2005年、サムスンとLGが2006年に日本進出を果たし、台湾からはHTCが2006年、インベンテック(英業達)が2010年、ASUSが2014年にそれぞれ進出しております。


 ノキアモトローラのように前世紀の第一世代の端末やインフラから日本に進出していた会社はともかく、ここ十数年あまりで市場も成熟して、場合によっては旨味に乏しいように見えなくもない我が国市場をわざわざ目指す意図はどこにあるのか?を考えてみたいと思います。


                ■


 海外の端末メーカーが日本でスマートフォンを売る上において障壁となるポイントは、「MNOキャリア」と「日本語」の2つに要約されるのでは、と私は考えます。

www.itmedia.co.jp
 

 こちらの記事によれば、我が国のスマートフォン市場におけるSIMフリー機の割合は10.7%でしかなく、前年同期比もわずか1%の伸びに留まっております。

 とするとやはり日本である程度の台数を捌こうとすればドコモauソフトバンクのMNOキャリアに取り扱ってもらうのが常道となるわけですが、MNOにはMNOでiPhoneをたくさん売り捌かなければならない課題があり、そのせいかアップル以外のメーカーをこれ以上増やすことにそれほど強い意欲があるようには感じられません。

 ただし、KDDIにおけるUQモバイルソフトバンクにおけるワイモバイルのようなサブブランドにおいてこれらのメーカーが食い込む余地はわずかながら残されていて、UQがAlcatelやOPPOを取り扱ったような事例を参考に、そこを目指していくという方向性もあるにはあるでしょうが、いかんせんパイがMNO3社と比べて小さいため、せっかく頑張ってその座を掴んだ所で、果たしてどれほどのメリットがあるのか?という問題もあろうかと思います。


 言語の問題は端末そのものの対応に関してはソフトウェアレベルで解決出来るのでそれほど重大ではないでしょうが、課題はアフターサービスです。コールセンターや販売チャネルの管理をやるための仕組みを日本独自に構築しなければならず、このコストが馬鹿になりません。
 これが英語圏に物を売るのであれば英語圏のどこか1カ国でまとめて対応する事も出来るでしょうが、日本語を公用語としているのは日本だけですから、なかなか大変です。

 ですから日本に総代理店でも設けて、自らは日本支社を置かずに自国で遠隔的に見守るというやり方を取るのが最も無難に思えるのですが、OPPOにしてもシャオミにしても日本にきちんと支社と人材を置いてリスクを取りに行く姿勢ですから、これはなかなかのものです。一体彼らは何を求めているのでしょうか。


 2019年度トータルのスマートフォン出荷台数は恐らく2500万台前後に留まり、なおかつシムフリーはその10%しか無いので全メーカーを合わせても250万台程度で、MNOキャリアに取り扱ってもらえる可能性も低いとなれば、じゃあなんでそこまでして日本を目指すのか?という疑問に結びつくのが当然の帰結ではないでしょうか。



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 これはとあるアジア系端末メーカーの中の人から直接聞いた話ですが、そのメーカーが日本市場に進出した理由は2つあって、1つは、日本人は黄色人種のトレンドリーダー的な存在であるからという概念的な問題で、もう1つは、過去に携帯電話の世界に起きたブレイクスルー的な出来事の多くが日本発祥だから、というものでした。


 最初に触れた黄色人種のトレンドリーダー的云々というのは、日本市場で認められる事が、しいては中国や韓国や台湾の人々にとってある種のブランドになる、という趣旨で、近年巷に溢れかえっている「日本スゴイ!」的な事を私が個人的に言いたいわけではもちろん無く、とにかくそういうムードがあるという事だそうでした。

 私は日本人で、目下のところ外国人との関わりが非常に少ない環境におりますので、率直な感想としては中国や台湾や韓国の人々が日本をそのように見ていると言われてもピンと来ないのですが、携帯電話の利活用について言えば多少進んでいたのは事実ですので、「まぁそういう事なんですかね?」という結論に落ち着きました。


 もう1つの携帯電話の世界に起きたブレイクスルー云々に関しては、これは確かにそうだと感じました。

 
 大きなトピックで言えばiモードや着信メロディ、待ち受け画面、写メールなどの携帯電話の歴史を大きく動かした出来事は、ほぼ日本発祥であります。

 携帯電話にブラウザを載せる発想は世界にもあってWAPという共通規格も作られたものの、しかしドコモは独自に始めたiモードにおいてWAPとは全く異なるコンパクトHTMLという仕組みで暴走して、結局こちらがデファクトスタンダードになってしまったわけです。
 いまだかつて日本が世界の共通規格をちゃぶ台返しにして自らデファクトスタンダードにのし上がった事例など存在するでしょうか。この強烈なパワーは日本の携帯電話業界ならではのもので、だからこの日本市場で新たなブレイクスルーを共に起こそうとして海外の端末メーカーが日本を目指しているんだと言われますと、それはそれはとてもエキサイティングですし、なるほどと頷かされたのでありました。



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 今のスマートフォンの原型はほとんどiPhoneといって差し支えないと思いますが、そのiPhoneは第2世代(2G)のGSMのインフラで動かす事が前提で作られたものが最初で、その後に3Gや4G、そして今度は5Gだぞとインフラがどんどん更新されて高機能化していったわけですが、しかしながら、2Gで動かす為に作られた頃のiPhoneと比べて、使い道に大した進歩が見られないという風に私は感じております。

 インフラが高機能になった恩恵で写真も動画もアプリも大容量化している事は確かですが、ただ大きくなっただけで、ブレイクスルーが無いじゃないか、と感じております。


 そしてそのブレイクスルーが無い手詰まり感みたいなものを海外の端末メーカーも薄々感じていて、そのブレイクスルーを得るためのキッカケとして、わざわざ儲からない日本市場に参入してきているのではないか?という事を、当初に私が感じた疑問に対する現段階の結論として提示したいと思います。


 日本市場には売上だけでは推し量れない何かがある。

 だから海外メーカーは日本を目指しているのではないでしょうか。


 ではその海外メーカーを迎え入れる我らが日本市場は、世界にどのような答えを出せるでしょうか。どのようなブレイクスルーを提示できるでしょうか。


 日本市場の復権は、まさにそこに懸かっていると申し上げたいと思います。




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ガラケーユーザーにスマホをゴリ押しするのは如何なものでしょうか

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 最初に宣伝させていただきますと、本日1月23日に格安SIMMVNO)キャリアのマイネオさんが運営しているマイネ王(※)のサイト上で弊社代表末田、つまり私のインタビュー記事が掲載される事になっております。


 インタビュアーはデイリーポータルZやねとらぼでご活躍中の人気フリーライターの辰井裕紀さん(Twitter:@pega3)に担当して頂き、JR山梨市駅目の前の「街の駅山梨」において、私自身について、モックアップについて、携帯電話業界について、山梨についてetc、コーヒーを飲み干して喉がからからになるまで喋らせて頂きました。

 私の言動はともかく、たびたび記事をバズらせている人気フリーライターの辰井さんの手腕で大変面白い記事に仕上がっておりますので、どうか皆様もご笑覧いただけますと幸いに存じます。


※ マイネ王 王国通信
https://king.mineo.jp/magazines/special


【注】このマイネ王さんの記事は、いわゆる広告記事ではありません。昨秋に依頼があり、それをお受けしたものとなります。よって[PR]のような注意喚起をする性質のものではありません。




  それでは本編へ。



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 NTTドコモが3G端末の巻き取りにかこつけて、ガラケーユーザーに対しスマートフォンを使用させようという動きを強めており、私はその様子を大変懸念しております。


www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com


 ここ1ヶ月前後の間にドコモがリリースしたCMやプロモーションムービーの類で既にこれだけの量があり、ドコモの熱量が充分過ぎるほど伝わってくるのでは、と思います。


 ドコモはガラケーユーザーがこれまでと近い感覚で携帯電話を使い続けられるようにガラホ製品も複数用意しているわけですが、それにも関わらず遮二無二スマホへの移行を促そうとする理由は非常にハッキリしており、それすなわちARPUを向上させたいからに他なりません。


 多数のガラホユーザーが実質的に通話とメールにしか利用しないためにARPUが低く、ここにユーザーを集めてもドコモの収益力アップに繋がりません。

 ですからあの手この手でスマートフォンを使わせて、国から命令された値下げによる減収を補いたいという意図があるわけです。


               ■


 ドコモも営利企業であり、まして上場企業ですから、株主利益の追求が至上命題であります。なんとか売上と利益を増やさなければなりません。


 さはさりながら、公共インフラを担う企業として、「ガラケーを使い続けたい」というユーザーの強い意思を捻じ曲げてまで利益を追求する事は、果たして許されるのでしょうか。


 かつてのドコモには公共インフラを担う企業としてのプライドがあって、それがらくらくホンハーティ割引、イマドコサーチのような社会的弱者に寄り添うサービスの開発に繋がっていったと私は評価しているのですが、今のドコモにはそのような気風が完全に消え失せて、それこそただの守銭奴に成り下がってしまったのではと、大変残念に感じているのであります。



              ■


 私がモック屋さんを始めてから既に11年の歳月が経ちましたが、この11年でもっとも多く受けたお問い合わせの内容は「モックの電池カバー(リアカバー)を本物の携帯電話に流用できないか?」という趣旨のものです。
 この趣旨のお問い合わせが全体の9割近くを占めております。


 この種のお問い合わせがあまりに多いのでヤフオクの商品説明にも複数箇所で「答えられない」と書いているのですが、それでもなお圧倒的な割合でこのお問い合わせが寄せられますし、電話での問い合わせもかなりの数にのぼります。


 また、ヤフオクなどのフォーム上からのお問い合わせについては申し訳ありませんが全て予め用意してあるコピペで瞬時に返答するようにしているわけですが、さすがにお電話で寄せられたお問い合わせにコピペで自動音声を流すわけにはまいりませんので、なるべくお声を傾聴するようにしております。


 そのお声を一つ一つ伺って感じるのが、ガラケーからスマホへ移行する以前の問題として、機種そのものを変える事への強い抵抗感を持っておられる方が殊の外多い、という感想です。


 今のガラケーを購入した時に使い方を習得するのに大変苦労されたと記憶されている方々は、もう二度とあのような苦労を繰り返したくない為に、今のガラケーに不具合が生じてもなんとか修理してでも使い続けようと思われるのです。

 それでキャリアショップに修理を依頼しても、もう部品の保管期限が過ぎているから修理ができませんとけんもほろろに断られて、それでわたくしどもが販売しているモックアップに着目した、という経緯の方が、それはそれはとても多くいらっしゃったのです。


             ■ 

 
 そういったお話を一つ一つ伺っていて、そういえば私が携帯屋さんでお客様の接客にあたっていた時にも、とにかく使い方が変わることに強い抵抗感をお持ちのお客様が少なからず存在していたのを思い出しました。


 ヒンジやリアカバーが割れたり欠けたり、もしくは電池が劣化し、ご家族に「新しいのに替えたら?」と促されてしぶしぶ携帯屋の門を叩いてみたものの、やはり新しい携帯電話に尻込みをしてしまうというのです。


 それで私が主に使っていた提案は、同じメーカーの同じ形状のモデルを提案する事でした。


 これまでドコモのパナソニック製折りたたみモデルをご使用になっていたお客様には同じくパナソニック製の折りたたみモデルをお見せし、「どうですか?使い方は変わりそうですか?」とご意見を聞き、ボタンの配置などに特に変化がなく、電話帳データの移行さえこちらで処理すれば、そのまま使い続けられそうだと心が前に傾く様子を見て、それでご提案を進めたものでした。


 とにかく「環境を維持する」事が重要なテーマというお客様が、非常に多くいらっしゃるのです。



 これは携帯電話の問題に限りません。


 例えば東日本大震災の発災後に、被災された方がお住いになる仮設住宅がご近所さんとバラバラになってしまったり、故郷からあまりに遠ざかったりしてしまった事が原因で、せっかく震災から生き延びてこられたのに、その後に心を崩されてお亡くなりなってしまう方も少なくありませんでした。

 
 世の中にはそういう人もいるのであって、そういう人のご意思も最大限尊重されなければならないのではないでしょうか。
 
 さすがに3Gを停波させずにそのまま使い続けてもらうのは無理だとしても、ガラホという便利なものがあるのですから、LINEのプッシュ通知はもうすぐ使えなくなってしまうのですが、そもそもこれまでのガラケーにもそんな機能無かったわけですから、これでいかがでしょうか?と、お客様に寄り添った提案をやっていくべきなのではないでしょうか。


                ■



 ドコモはガラケーユーザーにスマホ移行を勧める中で、ご不明な点はドコモショップにお任せください!という風なセールストークを使っているわけですが、しかし実際に困ってドコモショップに行ってみれば「予約のない急な来店は2時間待ち」だの、果てはドコモ直営店をバッサリ閉鎖するなど、そのセールストークを本当に守る気があるのか、本当はすぐに梯子を外すつもりなのでは?と、疑わしい部分も少なくありません。


www.docomo-cs-tohoku.co.jp


 なんとドコモ東北は直営6店舗のうち実に5店舗を2月末に一気に閉鎖するというではありませんか。

 代理店が運営している店舗が経営難で閉めるならともかく、経営を維持する資金力が充分ある筈のドコモ直営店がこの有様では、代理店経営のドコモショップが今後どうなるのか、ますます雲行きが怪しいと言わざるを得ません。

 このような状況下で情報力の弱いユーザーに対して軽々にドコモショップに任せろ等と宣伝するのはあまりに無責任です。


                ■


 川崎市南部で育って今は山梨県の果樹園の目の前に住んでいる私からしますと、スマートフォンというのは便利な都会暮らしで、ガラケーは牧歌的な田舎暮らしというような対比が出来るのではないかと感じております。


 確かに都会は便利です。私の地元川崎市中原区は武蔵小杉ブームの恩恵で実に様々な商業施設が揃い、24時間365日いつお腹が空いても食べに行けるファストフード店が徒歩3分圏内に複数あり、コンビニも複数からよりどりみどりであります。

 それと比べて山梨の今の環境は最寄りのコンビニまで2キロも離れていて、夜に食べに行ける場所が限られているのはもちろん、夕方にお腹が空いても夕食の時間になるまでご飯屋さんが開いていないからコンビニに頼るしか無いという、川崎と比べると不便極まりないのですが、しかしこれといった騒音がなくとても静かで、夜は必ず星空が見え、夏は日が沈めばクーラーのいらない気温までしっかり下がってくれる、人間的でのどかな日々が味わえる良さもあるわけです。


 結局都会が良いのか田舎が良いのかの二項対立と同じで、スマートフォンが良いのかガラケーが良いのかの二項対立も、それぞれ尊重し合うことが必要なのではないかと私は思うのです。



                ■


 近年の携帯電話業界は経営的な意味においても精神的な意味においても、とにかく余裕がありません。

 そしてその余裕の無さが、情報力の弱い、本来であれば保護されて然るべき弱者に一気にしわ寄せがいっている感じがありまして、由々しき事態であります。


 こういう時にこそ資金力に余裕のあるMNOキャリアが音頭を取って環境の維持に努めるべきであり、ドコモにはそのあたりの自覚を強く促していきたいものだと考えております。
 



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 この度、格安SIMキャリアのマイネオさんが運営しているネットメディア「マイネ王(※)」より
弊社モックセンターと代表末田を取材して頂き、その内容が記事として1月23日にマイネ王さんの
ウェブサイトにて公開される運びとなりました。
 当記事の取材には「デイリーポータルZ」などのネットメディアで人気のフリーライター辰井裕紀さん(Twitter:@pega3)に
ご担当頂き、とても面白い内容に仕上げて頂けたと思います。

 記事は1月23日公開予定(時間未定)となっておりますので、ぜひご覧いただけましたら幸いに存じます。

※ マイネ王 王国通信
https://king.mineo.jp/magazines/special


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NTTドコモ Google Pixel3XL モックアップ
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NTTドコモ BlackBerryBold9900 モックアップ
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au SHV45 AQUOS sense3 モックアップ
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au HWV32 HUAWEI P20 lite モックアップ 3色セット
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au KYX31 design project INFOBAR xv モックアップ 3色セット
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