モックセンター のブログ

携帯電話スマートフォンのモックアップを販売しているモックセンターの中の人のブログです。中の人はTVチャンピオンケータイ通選手権の出場者でもあります。最低週に1度は更新したいと思います。弊社の業務に関するお問合わせは弊社ホームページのお問い合わせフォームや電話窓口にお寄せ下さい。

やまなし子ども食堂グループの皆様に野菜収穫体験をして頂きました

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 私は山梨に来て一人で耕作放棄地の活用に取り組んでいるわけですが、そうした活動の中で理解ある方から私に託して頂けた耕作放棄地の一角に野菜畑を作りまして、この週末にやまなし子ども食堂グループの皆様に野菜収穫体験をして頂きました。


 私の考えは慈善事業のような志の高いものではなく、高さ3メートルの雑草がセンチ単位でビッシリ植わって誰も得しない状況で放っておくよりは、もう少し有効な活用方法を模索した方が良いという、非常に軽いものであったのですが、こうして皆様をお招きして子供たちがキャーキャー言いながら芋掘りしているのを眺めておりまして、「これはアリだな!」と、今後の一つの方向性を見出した、という感じでしょうか。



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 今回お越し頂いた団体の方や親御さん方からのお話を伺いながら、色々な面において私が従前に想像していたのと現状がだいぶ違うという風に実感しました。


 山梨というのは自然が豊かだから子供たちは草花や昆虫にある程度慣れていると思いきや、土に触れる機会もなく、小さなクモやミミズや幼虫を見つけては驚いたり「これは何だ」と大はしゃぎしたりしていて、こういった自然に触れる経験に乏しかったという点が特に意外に思われました。


 私の地元の川崎のような自然のしの字も無いような地域の子供たちならともかく、せっかく周囲に自然が多い環境にいるのに、なんともったいないと感じました。


 もっとも、山梨と言っても甲府周辺の市街化されたエリアは案外自然に乏しかったりもしますし、親御さんが忙しく自然の多い場所を連れて歩くこともままならない現状がそこにあるというのを当事者の皆様から伺って、ハッとさせられたのでありました。



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 子供たちは最初はおっかなびっくり、恐る恐るじゃがいも掘りからスタートしたのですが、すぐにコツを掴んでからは凄まじい体力で収穫を行い、じゃがいも掘りが全て完了する頃になると私の方にそれとなく「次はまだか?」という雰囲気の視線を送ってくるようになりまして、次は大根掘りにチャレンジしてもらいました。


 子供というのはとにかく物事を習得するのが早いのです。大根掘りもすぐにマスターして、各自でターゲットを定めて、次から次へと収穫してくれます。本数的には100本あったかどうかくらいだと思いますが、用意した畑を全て収穫し尽くし、それでもまだ体力が有り余っているかに見えましたので、密かに奥の方に用意していた第二の大根畑に誘導して、チャレンジしてもらいました。

 「また大根かよ」と言われないか心配していたものの、それも杞憂でした。嬉々として取り組んでくれて胸をなでおろしました。


 最初の大根は少し小ぶりで比較的引き抜きやすい品種でしたが、今度はスーパーマーケットで売られているような大きな品種で、さすがの子供達も最初は悪戦苦闘の様子でした。

 しかし一度闘志に火がついた子供たちです。すぐに攻略法を自ら編み出して、再び怒涛の勢いでたくさんの大根を収穫してくれました。


 あまりの量に団体の会長さんから「これ以上積めないからストップ!」とブレーキがかかるほどでした。


 それにしても子供たちが自分の頭で考えて壁を乗り越えていく姿は素晴らしいものがあると、感動させられました。



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 私は志高く慈善事業に邁進するような方向の人間ではないと今でも考えております。


 むしろこの機会を踏まえ、団体や親子の皆さん達に金銭的な負担を全くかけずに、他方でこの地域の経済活動に寄与するような仕組み作りをしようと考えました。


 ひとまず、私に託されたいまある耕作放棄地のうち、当面3000平方メートルほどを開墾して、野菜畑にしようと考えました。


 そして、私の地元である川崎を始めとした都市部で公営の市民農園を利用する権利を求める抽選にヤキモキしているような方々に月に1回とか週に1回とか、なるべく定期的に足を運んで、この畑の運営に協力してもらおうと考えました。


 ここに観光的な要素も付随する事で山梨の観光業の方々に僅かばかりではありますが寄与出来れば、と考えています。


 広い畑で野菜を作ればたくさん採れますから、たくさん採れた野菜は山梨のほか、協力してくださった皆様の地域の子ども食堂グループなどへご提供するようにして、皆様の活躍を地域に活かせるようにしていきたいと思います。



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 私は山梨で野菜をメインに作っているわけでは全く無く


hodogayamockcenter.hatenablog.com



 この時の志を今でも貫徹して、もみの木が現在40本ほど、イタリアカサマツが120本ほど、その他トウヒ類が4本、それぞれ栽培し続けております。


 本物のクリスマスツリーをたくさん育てて、楽しい街にしたいと考えています。



 もちろんモックセンターの仕事も一切手を抜かずに頑張りますので、引き続きご愛顧のほどお願い申し上げます。



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