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皆様メリークリスマスでございます。
弊社では2017年の秋より甲州市塩山の耕作放棄地を開墾してクリスマスツリーの木を育てております。
つまり現在は4年目を迎えたというわけですが、ようやく安定して栽培出来るようになりました。
1年目は80%枯らし、2年目は30%枯らし、3年目に枯らしたのは5%と、ほぼ許せる範囲に収められるようになりました。
土壌が粘土質で水はけが悪く、長雨が降ると木が根腐れを起こして枯れてしまうため、徹底的に水はけの改良に務めました。
何かの害虫に取り憑かれて枯れる木の原因を究明して、それが恐らく「マツクイムシ」の仕業であると突き止めて、防虫出来るようになりました。
こうして栽培技術に自信を深めたのもあって、3年目の後半には農地を1000平方メートル拡大して合計2000平方メートルとし、木の本数も大幅に増やしました。
主にウラジロモミとイタリアカサマツという種類の針葉樹を育てていまして、この他にドイツトウヒという木も少しだけ植え、もう少し増やす方法についても検討を重ねている現状です。
私は若い頃に3年半ほどケーキ屋さんに勤めておりまして、その時の経験からクリスマスの商業イベントとしての強さを実感しております。
それらの経験を踏まえた私のプランとして、この山梨県の甲府盆地で夏は最高40度、冬は最低マイナス7度の過酷な環境に耐える丈夫なクリスマスツリーを育てて、主にテーマパークや商業施設の緑化樹木として販売していこうと考えております。
それなりに実を結び収益化できるのは早くてもあと2年くらい先になると思いますが、しっかりとした収益源として育て、明日をもしれぬ携帯電話業界にしがみつき続けられる経営体力をつけていきたいと考えております。
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さて、年の瀬を迎えました。
今年はコロナ禍という事で国や東京都の方で「年末年始のお休みは分散して」だの「1月11日まで休んで」だのとなんだかよくわからない情報発信が繰り返し呼びかけられ、果たしてどのような休業設定をすれば良いのか、非常に悩ましい状況です。
そのため、今の今までお知らせらしいお知らせを出さずにじっと黙っていたのですが、さすがに12月21日になってもいつから年末年始の休業に入るのかお知らせを出さないのも不味いかと思い、本年から来年にかけての年末年始の休業を以下のように設定させて頂くことと致しました。
仕事納め(最後の営業日):12月29日(火)
仕事初め(最初の営業日):01月07日(木)
12月30日~1月6日までお休み
弊社は基本的に業務用のお客様が主でいらっしゃる関係上、土日祝日は平日の1/6程度しか売上がありません。
そのため、稼働率の低い時間帯や曜日を先述した農業の方へ振り向けるというスタイルで営業しております。
今回の年末年始は皆様がどのように動かれるのかなかなか読みにくく、ですので、なるべくご迷惑をおかけしないように、休みを短めの設定とする事に致しました。
なんとかモックセンターと農業を両立させて参りますので、ご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。
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