モックセンター のブログ

携帯電話スマートフォンのモックアップを販売しているモックセンターの中の人のブログです。中の人はTVチャンピオンケータイ通選手権の出場者でもあります。最低週に1度は更新したいと思います。弊社の業務に関するお問合わせは弊社ホームページのお問い合わせフォームや電話窓口にお寄せ下さい。

お客様対応をしながら感じた事など

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 弊社では営業日の10時から13時までの3時間に限って、お電話でのお問い合わせ対応を承っております。
 電話番号は「0553-34-9192」でございます。


 ネットショップは電話での問い合わせ対応をあまり積極的に行わない傾向がありますし、弊社もそれほど積極的にやっているわけでもありませんが、しかし必要だとおっしゃるお声が根強くあるのもまた事実ですので、3時間という最小限の時間ではありますが、承っております。


 今日はそのお問い合わせ対応について、感じた事などをいくつかまとめてみたいと考えました。



■まだ山梨に移転しているのを周知しきれていない現状


 弊社は2018年6月、事務所を横浜市保土ケ谷区から山梨県へ移転致しました。以降、お客様対応も在庫の保管も全て山梨県内で行っております。

 しかしながら、もうすぐ移転3周年という現在においても「急いでいるので取りに行っても良いですか?」というお電話でのお問い合わせを週に1度か2度、お受けしております。

 そして私が「山梨まで来られるのでしょうか?」とお答えすると「え?山梨なんですか…じゃあいいです」という風にクロージングされております。


 このように、「今すぐ必要!」という需要は主に放送関係や広告関係の企業様から、多い時期で週に3~4回程度ありましたので、それで2013年から2018年にかけて保土ケ谷区西谷町の当時の事務所でお引渡しなどを行っておりました。

 が、弊社の力不足や市場環境等の影響で売上が大きく落ち込んで、もはや業務合理化は避けて通れない事態に追い詰められ、それでこうして山梨に移転して細々と生き長らえながら、植木農業を並行して進める日々を送っているという現状に至ります。


 問い合わせ電話番号が「0553」の市外局番から始まりますので、それで察して頂けるだろうという風に当初は考えていたのですが、若い方の場合は固定電話の電話番号にそのような意味が込められているのを知る由もない、という背景もあるらしいというのが、ジェネレーションギャップとして、なんとなく感じつつあるわけでもあります。


 ホームページの雰囲気にもう少し山梨感を打ち出して「山梨の会社だよ!」というアピールでもしたほうが良いのかもしれませんが、しかし別に山梨県の特産品を売っているわけでもないのに、かえって誤解を招きかねないという風にも思うわけでして、手をこまねき続ける、そんな近頃であります。



■「メールが届きません」というお問い合わせ


 注文したのにメールが届きません、というお問い合わせが時折寄せられます。

 大体の場合それは携帯電話キャリアのキャリアメールをご登録頂いたお客様であります。

 キャリアメールの場合は迷惑メール対策で届かない可能性があるという風に喧伝されるようになって十数年が経ったかと思いますが、それはともかく、そのようなお問い合わせをホームページの問い合わせフォームにて、くだんのキャリアメールを返信先アドレスに登録してお寄せ下さるというような事が多いわけでして、よって、ご注文関連のメールもお問い合わせ対応のメールも全て届かず、電話で「どうなってますか?」というご一報を頂く、という風な、お問い合わせ電話が無かったら延々に終わりの見えない対応になる的な、そういう事がしばしば起きております。

 そのような不毛な時間とエネルギーを空費するのは芳しくありませんので、主に携帯電話キャリアのキャリアメールをご使用なさるお客様におかれましては、「@hodogaya-mock.ocnk.net」を受信可能なドメインとして指定登録して頂くか、キャリアメールを諦めてGoogleなりヤフーなりアップルのEメールサービスをご使用頂けますと宜しいかと、お願い申し上げる次第であります。



■種類がたくさんある事について


 私がモック販売を生業とするにあたって考えたのは、とにかく品揃えを充実させる事であります。

 集められる種類は全部集めるという心意気で、一度でも入荷した実績のある機種のバリエーションは2000種類以上に到達致しました。私がまだ初々しい高校生だった筈の1994年に発売された機種から2021年に発売された機種まで、種類を増やす事に血道を上げ、さらに国際化に向けて外国のウェブサイトも暇さえあれば探している今日を過ごしております。


 そうしてやみくもに種類を増やして業務にあたりつつ時々感じるのは、種類の多さをあまり好意的に感じないお客様もおられる、という事です。

 業務で使われるモックで機種に思い入れも強い要望も無いというお客様も中にはおられまして、そういったお客様からすればどれを選べば良いかわからなくなって困る、というニュアンスのお声を頂戴する事があるのであります。


 よくよく考えてみますと、キャリアが良かれと思って携帯電話の料金プランを幅広く展開しても、それがかえって「わかりにくい」という批判を浴びる羽目になる事態が現実としてあったわけでして、選択肢が多い事が必ずしも最良の結果に繋がるとも言えない難しさがあるのだと、痛感をしたのであります。


 しかしだからといって種類を減らすというのでは意味が大きくズレていくという風にも思うわけでして、その絶妙な落とし所はどのあたりにあるだろうか、という事を主に最近になって考えるようになってまいりました。


 自分でサービスを展開するのは色々と悩みを抱えるのと同時に、自分で答えを出せるという醍醐味もあります。

 自分で出した答えがお客様にどのように受け止めて頂けるのか、ヤキモキしながらも、今後も考え続けて参りたいと思います。












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