モックセンター のブログ

携帯電話スマートフォンのモックアップを販売しているモックセンターの中の人のブログです。中の人はTVチャンピオンケータイ通選手権の出場者でもあります。最低週に1度は更新したいと思います。弊社の業務に関するお問合わせは弊社ホームページのお問い合わせフォームや電話窓口にお寄せ下さい。

どのような人がどのような目的でモックを買うのか

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 週末にインターネット上で少し話題になっていたこの件について、触れないわけにはいかないような気がしてまいりました。


togetter.com



 この話題について私は、口を出さずに単なるギャラリーの1人として眺めておりました。


 学生さんが学校で云々という部分に口を挟むと色々揉めそうなので言及するのは避けますが、この一連の話題の中でどうしても腑に落ちないと言いましょうか、やや不満を覚える意見、言い方をする人がおりまして、そこで私は一言申し上げるべく、この記事をしたためた次第であります。



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 どのような点に引っ掛かったのかと言いますと、おおまかに言えば、モックアップを「そんなもの」呼ばわりする人がいる事に苛立ちを覚えた、というわけです。


 私が11年続けてきた商売の肝の部分を「そんなもの」扱いされるのは、もちろん私個人を蔑む意図は無いにしても、決して気分の良いものでは有りません。


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 世の中には、自分にとって重要で無いものや興味が無いものを安易に中傷するような人が一定程度存在するのは認識しております。


 明治時代末期に新渡戸稲造さんが展開した「野球害毒論」などがなかなか有名な事例で、野球に親でも殺されたんですか?的な執拗な野球disをかなり長きに渡って続けておられて、これを「武士道」の著者がやっているから後年に渡っても武士道気質な人が○○disをやってしまったりもするのではないかと、思ったり思わなかったりする毎日です。


 いくら武士道であろうとなかろうと、気分が悪いものは悪いですから、軽口で人の心を傷つけないよう、異議を呈したく存じます。



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 モックを「そんなもの」扱いする人に向かって「気分が悪い!」と意見表明するだけではダメだ、とも思いました。


 モックはこんなにも幅広い方々にご愛用いただいているのだ!貴方はそんな事も想像できないのか!と言わんばかりに畳み掛けて、「そんなもの」呼ばわりした事を後悔させなければならない、と思いました。


hodogayamockcenter.hatenablog.com



 私は4年前にも今と似たような感情を持ち、その答えとして上記のブログエントリーをしたためました。


 わかろうとしてくれない人にいくら訴えても結局わかってもらえないのが世の常ですが、それでも訴えない事には気が済みませんので、またこうして4年ぶりに、しかも当時と比べてより幅広くなったユーザー様の傾向についてご説明申し上げたいと思います。



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 4年前のブログエントリーでは主に


スマホアクセサリーの製作・販売会社様
・電機メーカー様
・TV、映画、CM、舞台の小道具として
・キャリア、販売店


 と4方向のユーザー層をご説明申し上げました。


 この4つのユーザー層はパーセンテージの上下はあるものの依然としてご活用いただけております。


 その他、近年新たにご注文を多々頂戴頂けるようになった業種を挙げますと


■住宅、住宅設備展示場関連

 そのものズバリで展示でご活用頂いているというお話をお電話で伺っております。
 やはりそういった業種の方々は細かなディテールも大切にされているようで、それで時折お電話でご質問を賜ったりしているわけです。

 こういった業種の企業様からは携帯・スマホ以外のデジタルデバイスや電気機器の展示品類の取り扱いを所望されておりまして、近々このご要望に応えるべく、弊社の在庫保管場所の大幅拡充や事務所の移転の準備を進めている所であります。



■ビジネスショー関連

 大切なお客様情報ですから具体的な事は書けませんが、日夜様々な場所で催されるBtoB分野のビジネスショーなどでご活用頂く機会が増えてまいりました。

 こういった分野における需要はタブレット型端末に集中する傾向があり、最近は新型コロナの影響で需要が落ち込んでいるものの、コロナ前はタブレット型端末のモックがことごとく売り切れるという状況で、お客様に御迷惑をおかけしてしまうような事にも繋がったものと思います。

 きっとまた新型コロナが収束すれば需要が戻るでしょうから、今はとにかくその時の為に出来る限り在庫を溜め込もうとしている所であります。





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 ここ3年ほどは農業関係にも手を広げておりますが、こうして自分の行動範囲や視野を広げてみますと、毎日が新鮮で楽しく過ごすことが出来ます。


 2年前に山梨に引っ越してきた時は「なんで山梨なんかに?」と言っていた人が今ではコロナが心配なあまり「山梨が羨ましい」と手のひらを返してくるようになり、人間の価値観が案外脆いものだという風にも感じています。


 だからこそ、今現在自分の目で見えているものだけを見て、見えないものは無いもの同然に扱うというような小さな視点、小さな視界を改める必要があるように思います。


 今まで知らなかった事は素直に受け止め、決して否定せず、前向きにその事柄を知る努力をする事で、人生に潤いをもたらしましょう。


 というわけで、これまで「モックなんか」と言っていた皆々様には、どうかその考えを捨てて、弊社モックセンターでなにか一つ試しにポチってみてはいかがでしょうか。


 きっと自分の中の新しい扉が開かれるに違い有りません。




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