モックセンター のブログ

携帯電話スマートフォンのモックアップを販売しているモックセンターの中の人のブログです。中の人はTVチャンピオンケータイ通選手権の出場者でもあります。最低週に1度は更新したいと思います。弊社の業務に関するお問合わせは弊社ホームページのお問い合わせフォームや電話窓口にお寄せ下さい。

新型コロナウイルス(covid-19)による影響は

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 世界中で感染拡大が続く新型コロナウイルス(covid-19)により、非常に多くの方が健康を損ねられております事を大変気の毒に感じ、お見舞い申し上げる次第でございます。

 また、本件に関して非常に残念な事に大切なお命を失われた方も世界中に大勢いらっしゃる事態となっており、我が事のように悲しみを覚えます。お悔やみを申し上げたく存じます。

 一刻も早い収束を願うばかりでございます。


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 本件に関連して、弊社の業務への支障は現時点(3月2日)で起きておらず、ご注文商品の出荷業務も通常通り実施しております。

 また、これまでのところ運送に利用している日本郵便さんの業務に影響が出ているという情報もありません。

 現時点で山梨県内に感染者が出ておりませんが、まかり間違って私が感染すれば業務への甚大な影響が免れませんので、より一層注意を払って活動してまいりたいと考えております。



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 さて、弊社の業務運営に影響が出ていない事をお伝えいたしましたが、しかしながら、弊社の売上については甚大な影響が出ており、特に2月の中旬以降に関しては極めて悲惨な状況を呈しております。

 例年だと2月は比較的売上が良く、貯金をしておかなければならない時期となります。それがこの調子では、売上の落ち込みが避けられない見通しの東京オリンピック前後の期間に息絶える可能性が、ままあります。

 
 弊社の商品をお買い上げ下さるお客様は法人様が主力となっており、業界としては「電機」「アパレル」「広告」「放送」の順にウエートが構成されていくわけですが、このうち「電機」と「アパレル」に関して言えば、恐らく中国国内の新型コロナウイルスの影響が相当数出ていると見え、動きが芳しくありません。

 また、「広告」「放送」セグメントについては国内の出勤自粛要請や自粛ムードなどが今後どの程度まで深刻度を増していくのかによって予断を許さない、と私は考えております。


 弊社は経営再建を目的に山梨に移転して1年半が経ち、特に大きなショックが無ければ、まだなんとか持ちこたえられそうだという経営状態にあります。

 この「なんとか持ちこたえられそう」といううちに新規事業の農業分野の商用化を実現しようと、目下、来年秋の商用化を目標として頑張ってきたわけですが、そこへきての新型コロナウイルスの影響が避けられないとなりますと、これは由々しき事態であります。



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 農業分野では植木農業として、主に業務用途で用いられるような樹高の大きめな木の生産、栽培を行っております。大きく育てようとしているだけあって、それなりに時間がかかります。

 少ない手元資金で最大限のリターンが見込めそうだという理由でこれをやっているわけですが、しかしながら、商用化を実現する前にモックセンターがギブアップする事態も想定に入れ、それ以外のいくつかのプラン、プランBとプランCを既に実行しております。

 そのうち、早ければ今年の夏にも商用化できそうなプラン、その名もプランCがありますので、もしもモックセンターが新型コロナウイルスの影響を数ヶ月受け続ける状況であるならば、モックセンターの営業を現状の週5日(月~金)から週3日(月~水)にまで絞り、浮いた時間をプランCに回すという選択肢を考えております。



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 今の所、弊社以外で携帯・スマホモックアップを手広く販売している業者さんは見当たりません。

 ですから、せっかく業務や趣味でモックをお役立て頂いている皆様方に今後も引き続きご活用し続けて頂くためには、私が続けるより他にないという、妙な使命感を持っております。

 なんとか続けようともがいております。

 本来ならモック販売だけでそれなりの収支を立ててサービスの拡充に邁進していく方が良いのですが、11年続けてみた感想としては、それはどうやら無理そうだという結論に至りました。


 ですから私は、まずは農業分野で安定した収益基盤を構築し、その収益基盤に寄りかかりながら、ある意味、道楽みたいな境地でモック販売や、それ以外の携帯電話事業を模索していこうと考えております。

 恐らく、農業の収益基盤で携帯電話事業を再び上昇気流に乗せられるようになったとしても、まだ少なくとも3年はかかるだろうと予想しております。
 弊社の農地で栽培中の樹木のうち、数百本の小さな苗木たちが大きく育ってお客様の元に旅立てるようになるのが、それくらいの時期になるだろうというのがその根拠となります。


 という塩梅で実に気の長い経営計画ではありますが、なんとか死の淵に落っこちないように粘り続けたいと考えておりますので、引き続きご愛顧賜れますよう、宜しくお願い申し上げます。



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