皆様あけましておめでとうございます。本年もモックセンターを宜しくお願い申し上げます。
さて、普通は新年最初に明るい話題やポジティブな目標について所信表明するのが我が国の習わしみたいな所があるかと思いますけれども、それとは真逆に非常に厳しい見通しに触れない訳にはいかないと、のっけから申し上げたく思います。
と言いますのも、2024年は日本の携帯電話業界にとってどう転んでも良い方へは向きようが無い、極めて厳しい情勢になると私が思っているからであります。
日本の携帯電話業界はもうかれこれ10年以上に渡って総務省のあの手この手の規制にがんじがらめにされながら、モノが売れず、メーカーの撤退が相次ぎ、ショップの閉店が繰り返される毎日が繰り返されております。
そうした悪代官(総務省)による悪政のツケが溜まってメーカーが倒産したり通信品質の大幅な悪化が起きたり、一般消費者にも伝わるくらい悪い方へ向かっているのがハッキリしてきた2023年でありましたが、その悪代官の悪政は2024年もどうやら続くらしいですから、果たしてこの時勢に国産メーカー最後の砦のソニーは持ち堪えられるのか、家電量販店は携帯売り場を維持し続けてくれるのか、そしてモックセンターの経営が風前の灯ではないか、という事を言わずにはいられないのであります。
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ひとまず、モックセンターの2024年は「力を込めず、潰れないようにボチボチやる」というスタンスで行くことと決めました。
これまで何度と無く盛り返すための工夫を重ねてまいりましたが、もはや不可能だという境地に達しました。
携帯ショップがどんどん閉店していきますから弊社に供給されるモックも減るに決まっていますし、その少なくなったモックの中でも売れるものと売れないものの差の乖離が著しく、これではどうにもなりません。
しかしながら、外国からのインバウンド需要のようなものが昨年からある程度掴めるようになり、古めのモックで食い繋いでいけそうではありますので、そのあたりを丁寧にケアすることでモックセンターに継続性をもたらしていこうと考えております。
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2024年から弊社は植木農業と地方創生を主力とした会社に生まれ変わります。
それによってお金を稼ぎ、それを財源に2025年以降に携帯電話関連のテコ入れを図っていくという風に考えております。
ですから今年は、「潰れないために」をモットーに、しかし不誠実な真似だけは絶対行わないように頑張って参りますので、ご支援のほどお願い申し上げます。
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