ソフトバンクとワイモバイルが近々発売するスマートフォンのモックを入荷できました。
おかげさまで多くのお客様にすぐにお買い求め頂け、心より感謝しております。
さて、今回の入荷商品を弊社のネットショップに登録するにあたり、いつものように各モデルのキャリアの型番（A402SO Xperia10Ⅵなど）を調べていたのですが、入荷できた４機種のうち、シャープのシンプルスマホ７とモトローラのｇ６４ｙのキャリアの型番を見つける事ができませんでした。
ほぼ同じ時期に発売されるソニーのXperia10ⅥにはA402SOという型番がつけられていますし、シャープが７月中旬以降に発売する予定のAQUOS R9にもA401SHという型番がついておりますので、それよりも前に発売されるシンプルスマホ7にA403SHあたりの型番があっても不思議ではないと思うのですが、いくら検索しても情報が出てきません。
果たしてどこへ行ってしまったでしょうか。
もっとも、私が気になるのは、総務省が推し進める端末と回線の分離政策と型番の兼ね合いであります。
端末と回線の分離というのは、要するに通信キャリアと端末メーカーはそれぞれ別々に動きなさい、開発しなさいというのが眼目ですので、通信キャリアがメーカーの作った端末に型番を割り振るというこれまでの商慣行も、おいおい否定されかねないと私は思っているのです。まさに端末と回線が一蓮托生であるという何よりの証左であるからです。
私としてはそもそも端末と回線の分離政策そのものに反対の考えを持っているというのと、キャリアが端末の型番を名付けるという商慣行に25年どっぷり漬かっているので今更違う事をやれといわれるのに拒否反応があるというのもありまして、このソフトバンクモバイルとワイモバイルの型番の状況がどうにも気掛かりになってしまうわけです。
ソフトバンクモバイル/ワイモバイルはドコモやａｕと比べてそれほど型番を目立たせない傾向がありますので、キャリア自身が型番という商慣行をそれほど重要視していないのは傍目から見てもわかるのですが、ただただ、不便だから止めるなら止めるでハッキリさせて欲しいと、私は思っています。
スマートフォンのペットネームの基本形がiPhone13とかGALAXY S22のような「名前＋数字」というのがスタンダードとなって久しいわけですが、「Xperia10V」が新しい機種なのか古い機種なのかいまいちピンと来ず覚えにくいので、どうか型番の商慣行は残して欲しいものであります。
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